#2394 贈与 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

ジャイアンの言う「のび太のものはオレのもの」はもちろんムチャだけど、「オレのものはオレのもの」はあたりまえの理屈。


自分のモノやカネをどう使うかは、基本的に自由なはず。


それが、財産権。


なので、『贈与税』なんてものはいらない。


あげた側じゃなくてもらった側が収めるものだけど、贈与税なんて制度があると、やっぱりあげる側のモチベーションも下がる。


なので、法律的、あるいは税制的には当然だとしても、鳩山由紀夫とかいう人がママからもらったおカネの半分近くを贈与税で取られたのは、心情的にはかわいそうだと想う。


贈与税なんて、なくしちまえ。


その上で。


財産権があるのは、存続している法人とか、生存している自然人だけ。


解散してしまった法人には財産権はないし、亡くなった人にも財産権はない。


だから、亡くなってしまった人の財産は、社会全体(=国家)のものになる。


故人の財産の中には想い出の品(生前に住んでいた家屋とか)なんかもあるだろうから、その場合は相当金額を収めれば、遺族が優先的に買い取れるってことでいい。


ただ、あくまでも原則は、遺産相続制度の廃止。


死んだら、国に返す。(ついでに言えば、国はそうやって得た税収を、徹底的に教育予算に注ぎ込む、つまり班田収授法の復活)


相続税の圧倒的強化と贈与税の廃止、今年もこれは僕にとっての最重要課題。




以下は、継続検討項目。


・ (世代間相続ではない)配偶者相続の相続税大幅減免

・ 未成年の子や心身にハンディキャップのある人が遺族にいる場合の特例措置

・ 贈与税ゼロを消費相当額(教育費を含む)に限定、他用途は低率課税

・ 贈与税ゼロ適用の受贈者年齢を消費世代(20~60歳)に限定、他世代は低率課税

・ 相続税の遺言式ふるさと納税化(当然、地方税化)

・ 贈与税のない加・豪、きわめて緩い英の事例の研究