
いつもプロパンガスをご利用頂き誠にありがとうございます。
ガスの利便性や消費者向けに行われている合併統合が来年から始まります。当協会としては非常に注目しているのですが、果たして実態はどうなんでしょうか…
コスモ石油株式会社と昭和シェル石油株式会社と住友商事株式会社は昨年12月にLPガスの国内における小売販売事業の統合に関する検討を開始し、事業統合に向けた協議を行っていました。
3社は、2015年4月1日付で統合小売会社を発足する旨の統合契約を締結を決定したと発表されました。
事業統合の目的
(1)お客様との関係を強化し、ホームソリューションビジネスを積極的に展開します
(2)お客様への保安体制の強化をはかり、経営品質を向上します
(3)東北地区販売会社の再編による経営効率化を進めます
事業統合の方法
・東北コスモガス株式会社(コスモ石油ガス100%出資、以下「東北コスモ」)
・総合エネルギー株式会社(コスモ 99.9%出資、以下「総合エネルギー」)のLPガス小売事業
・株式会社エネサンスホールディングス(昭和シェル51%、住友商事49%出資)のLPガス小売事業
統合の方法
東北コスモを株式交換完全子会社とする株式交換にて事業統合し、
エネサンスに対する出資比率は、昭和シェル47.7%、住友商事45.9%、コスモ6.4%となるようです。
統合小売会社の概要(予定)
(1) 商号 株式会社エネサンスホールディングス
(2) 資本金 115.8百万円
(3) 販売数量 約22万t
(4) 売上高 約630億円
(5) 直売軒数 約25万軒
(6) 決算期 12月
(7) 従業員数 1,500名程度
(8) 本社所在地 東京都港区
(9) 販売子会社 北海道、東北、新潟、関東、中部、九州
これらの動きにより、本当の意味で消費者目線での考えた主導の下、
しっかりとした価格調整が行われる事に期待しています。
これまでプロパンガス業界では様々な合併や販売ルートの確立や統合により価格引き下げの対策を行ってきました。
ただ、全国的にほとんどのガス会社は価格を下げる事なく、ただただ利幅を増やし肥えてきた業界といえます。
合併する事で様々な利便性や価格の引き下げが行われるとより良いガス業界に躍進する事となりますが、
今までの流れを踏まえて考えると、消費者までその波が来るのは非常に難しいように思います。
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