昨日の、消化器科の外来で、肝臓の腫瘍については、のんびり、着実に検査をしましょうという方針になりました。もし確定診断になったら大ごとになるかもしれませんが、診断されるまでは、何かを準備できるとも思えないので、気持ちはしっかり保留ボタンを押すことにします♪(ってできるかな?)
とりあえず、身近に対応できるところから。
実は、10月の胃カメラのときに、昨年同様、十二指腸潰瘍と鳥肌胃炎が見つかっていました。ものの本によると、こういうものが見つかる場合、ピロリ菌がお腹に住んでいる可能性が非常に高いそうです(十二指腸潰瘍の85%に見つかり、正常な人は9%しか見つかっていないとか)。そして、この菌がいると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の再発率がすごーく高くなるのです(十二指腸潰瘍の場合、除菌しないと58%、除菌すると2.6%!)。
というわけで、先生に、「ピロリ菌の除菌って、どうなんですか?」と聞いてみました。
胃カメラの前に質問しなかったので、特にピロリ菌がいるかどうかの培養検査はしてないそうですが、確かに、潰瘍があれば除菌も保険適用されるから、採血で確認してくれることになりました。ステロイドじゃない消炎剤(NSAIDs)による潰瘍という可能性もあるけれど、このところ、ほとんどお腹にやさしいカロナールしか飲んでないし、菌がいそうな気がする。
わたし「胃カメラはキライなんですけど、除菌したら、胃カメラは毎年受けなくてもいいですか?」
先生 「いや~、鳥肌胃炎もあるから、毎年、受けておいた方が安心ですよ~。」
わたし「なら、わざわざ除菌しなくてもいいです?」
先生 「潰瘍の再発も減るから、除菌はやったらいいと思いますよ。」
ピロリ菌の検査は、お薬を飲んで横になったり体位を変えたりしながら、呼気を検査する、おもしろい検査をするのかと思ったら、採血で抗体検査ができるんですね。菌がいると、ピロリ抗体ができるんだそうです。しかも、このピロリ抗体検査は尿でも検査できるようになったらしいです。検査にかかる患者の負担はずいぶん軽くなります。いやはや、患者人口の多い病気は、発展が早い~!!とちょっと感動しました。
ちなみに、除菌というのは、2種類の抗生物質を1週間しっかり飲む(50錠くらい)ということ。ただ抗生物質の弊害のご多分に漏れず、2001年ごろから耐性菌が増えているのだとか。治療をしても20-30%では効果がでないようですから、適用は慎重にと言われています。
まあ、55歳以下でピロリ菌感染があるとより胃がんになりやすいとか、ピロリ菌が影響していると報告されている鳥肌胃炎(胃の出口あたりが鳥肌のようになるもの)がある場合は高い確率で胃ガンになると言うから、除菌した方がいいというのが基本的なガイドラインのようです。
わたしは、ピロリ菌がいるなら除菌した方がよさそう。
どこもここも…やがては、どこかにはガンができそうだな、わたし(笑)
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とりあえず、身近に対応できるところから。
実は、10月の胃カメラのときに、昨年同様、十二指腸潰瘍と鳥肌胃炎が見つかっていました。ものの本によると、こういうものが見つかる場合、ピロリ菌がお腹に住んでいる可能性が非常に高いそうです(十二指腸潰瘍の85%に見つかり、正常な人は9%しか見つかっていないとか)。そして、この菌がいると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の再発率がすごーく高くなるのです(十二指腸潰瘍の場合、除菌しないと58%、除菌すると2.6%!)。
というわけで、先生に、「ピロリ菌の除菌って、どうなんですか?」と聞いてみました。
胃カメラの前に質問しなかったので、特にピロリ菌がいるかどうかの培養検査はしてないそうですが、確かに、潰瘍があれば除菌も保険適用されるから、採血で確認してくれることになりました。ステロイドじゃない消炎剤(NSAIDs)による潰瘍という可能性もあるけれど、このところ、ほとんどお腹にやさしいカロナールしか飲んでないし、菌がいそうな気がする。
わたし「胃カメラはキライなんですけど、除菌したら、胃カメラは毎年受けなくてもいいですか?」
先生 「いや~、鳥肌胃炎もあるから、毎年、受けておいた方が安心ですよ~。」
わたし「なら、わざわざ除菌しなくてもいいです?」
先生 「潰瘍の再発も減るから、除菌はやったらいいと思いますよ。」
ピロリ菌の検査は、お薬を飲んで横になったり体位を変えたりしながら、呼気を検査する、おもしろい検査をするのかと思ったら、採血で抗体検査ができるんですね。菌がいると、ピロリ抗体ができるんだそうです。しかも、このピロリ抗体検査は尿でも検査できるようになったらしいです。検査にかかる患者の負担はずいぶん軽くなります。いやはや、患者人口の多い病気は、発展が早い~!!とちょっと感動しました。
ちなみに、除菌というのは、2種類の抗生物質を1週間しっかり飲む(50錠くらい)ということ。ただ抗生物質の弊害のご多分に漏れず、2001年ごろから耐性菌が増えているのだとか。治療をしても20-30%では効果がでないようですから、適用は慎重にと言われています。
まあ、55歳以下でピロリ菌感染があるとより胃がんになりやすいとか、ピロリ菌が影響していると報告されている鳥肌胃炎(胃の出口あたりが鳥肌のようになるもの)がある場合は高い確率で胃ガンになると言うから、除菌した方がいいというのが基本的なガイドラインのようです。
わたしは、ピロリ菌がいるなら除菌した方がよさそう。
どこもここも…やがては、どこかにはガンができそうだな、わたし(笑)