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今日はローソンの過去出店数と現在出店数を比較してみます。

経年比較を試みたのですが、10年を超える期間をおさえているデータというのはCVSでさえほとんど存在せず、1999年との単年比較とします。

※現在は2014年3月末、1999年は同年12月31日


1999年当時のローソンの状況は、その2年前に青森・秋田・高知そして最後に沖縄と4空白県への出店を一挙に進め47都道府県への出店を完了させた一方で、親会社ダイエーの経営不振がいよいよ予断を許さない状況になり、単独での東証・大証への上場でダイエーからの独立性を担保したり、後に三菱商事が筆頭株主になるきっかけとなる広範な業務提携などの動き(いずれも2000年)がある頃になります。


その間、全国店舗数は、1999年7378店舗→2014年11716店舗と、4338店舗増加(37.0%増)となっています。

後日記す予定のセブンイレブンには遠く及びませんが、業界2位で約280店舗/年を純増させているというのは、驚嘆です。

(閉鎖店舗を考慮するとほぼ毎日どこかしかで店舗が開業していることになります。)



そんな状況ではありますが、それでも各都道府県別の店舗増減の傾向をみると単純増ではないことがうかがえます。


まず、長野・奈良・高知の3県。

この3県については、この15年間で店舗数が純減をしており、業界第2位で店舗数を大きく増やしているローソンでも多産多死の段階に入っていることがみてとれます。

(なお、奈良に関しては、サンクスからローソンへの転換店舗が14年4月に多く発生しています。)


一方、15年間で40%以上店舗を増加させた都県をみていくと、実に21都県が対象になるのですが、もののみごとに1999年段階でセブンイレブン未出店県+首都圏1都3県にあてはまります。(例外は熊本のみ)


語弊のある言い方ですが、首都圏を除いては、物理的にセブンイレブンを出店できないエリアで店舗数を稼いでいたということもでき、11716店舗を擁しながら、対セブンイレブンでは競争回避型の戦略をとっていたとも言えます。

セブンイレブンと競合する首都圏では、加盟開発がネックとなるため、セブンイレブンが加盟を認めていない独身者にもFC加盟店の門戸を広げたりロイヤルティを下げたりして店舗数を増加させたりしています。

(セブンイレブンは企業または個人で夫婦揃っての加盟、世帯を共にする兄弟姉妹の加盟しか認めとらず、結婚できないから加盟店になれない人が相当数おられます。)


2019年には、セブンイレブンが47都道府県への出店を達成する予定であり、ローソンの基盤の厚い関西を営業エリアに持つJR西日本との提携もされていることから、ここ5年で業界地図はもちろん上位2者に限っても大きく絵が書き変わりそうです。