店舗の出店戦略立案や物件診断等、立地に特化したコンサルをしています。
今日は、今さら感はありますが、らんぷ亭の牛丼業態撤退について。
論調をみると、牛丼の収益性が悪いので家系ラーメンに転換というものが多いですが、実際には順番が逆の部分が大きいかと。
http://www.sankei.com/west/news/150814/wst1508140052-n1.html
らんぷ亭は、今年3月にマックグループ(三光から東京チカラメシの大半を買い取ったグループです。日本マクドナルドとは無関係です。)になっているのですが、この段階でハナから牛丼業態を続けるつもりなどなく、家系ラーメンに転換するのが目的のはず。
好立地の物件をてっとりばやく獲得するには、東京チカラメシしかり、神戸らんぷ亭しかり、業態力に難があるけれど、好物件を持っているところをおさえるのが1番ですからね。
手法自体は、そう目新しいものではありませんが、規模が大きいことや、新興勢力が勢いを伸ばしていることから、この地上げ(※)手法が注目をあびているのでしょう。
成否に注目です。
※地上げ
バブル期に負のイメージで使われることが多かったですが、本来は交渉で土地・建物の買収や権利関係の整理を行い、土地の利用価値を上げることを指しており、必ずしも負のイメージを持つものではありません。