セブン。
今さらながら、日経ビジネス140626号に掲載されたものです。
(正確にはドラッグストアをはさんで隣の隣。)
実際にはカニバリ(自業態競合)と思しき超近接出店は、ローソン・ファミリーマートの方に多いのですが、
セブンイレブンがコンビニ適地の物件が上がってきたら、他店にとられるくらいなら、売上・利益を「守る」ためにと近隣のオーナーで複数店運営を行う資格を有する店舗に声をかけて出店をしていっています。
私がS.O.を行っていた某店でも同じようなことがありましたが(上述の事例ほど近接はしていませんが徒歩2分圏内です)、自店中心5分圏内にセブンが6店舗あるところ。オーナーは、どうせカニバリは起こしているし、既存店より立地条件が劣るのであれば、今の店舗の商圏とかぶらないところにのりこむ立場で複数出店するというタフながら懸命な判断に落ち着かれました。
ちなみに他オーナー運営で新店ができた後も、そのお店を管轄するエリアのFC店トップ常連の状況は変わりませんでした。
とはいうものの、前述の事例までのように、あいだ1件で新設物件の方が条件がいいとなると、同一オーナーが運営をしないと既存店が立ち行かなくなる可能性は多分にあり、一定の商圏保護がなされていないことは、つい先日最高裁判例の出た見切販売以上に問題化するでしょう。
(ただし、法令は価格決定権と異なり、こうした事態を想定さえしていないので、方向性が定まる頃にはまだ時間を要すると思われます。)
もっとも、この問題はいまに始まったことではなく、「ローソン」の隣に「セブンイレブン」があり、その隣に「ローソン」があるという、もっととんでもない事例も京都(堀川御池)に存在していました。
※現在はセブンイレブンのみ現存。