こんにちは。
臭気の調査から分析まで一貫して行っているプロサービスチームです。
業務上、国家資格である臭気判定士を保有し、日々現場で臭気調査を行っておりますが、
実際、この臭気判定士とは何ぞや?とよく言われます。
意外とマニアックであり、知らない方も多いので、今回はそれについてお話しさせて頂きます。
臭気判定士とは、昭和46年に制定された悪臭防止法の中で、
「嗅覚測定を行う為の資格であり、
パネルの選定、試料の採取、試験の実施、結果算出まで
全てを統括管理出来る臭気環境分野で初めての国家資格」と定められています。
全国で約2万件以上も発生している悪臭苦情を解決させる為に、
工場や事業場からのにおいを測定するのが主業務で、
自治体からの依頼を受ける為に必要な資格であります。
こうやって書くと、要は臭気の測定屋さんというイメージが強いですね。
確かにその通りなのですが…
そもそも、何故この臭気判定士が必要なのかと申しますと、
悪臭防止法の目的として、
「工場その他の事業場における事業活動に伴つて発生する悪臭について必要な規制を行い、
その他悪臭防止対策を推進することにより、生活環境を保全し、
国民の健康の保護に資することを目的とする」となっております。
つまり、皆様の健康的でノンストレスな生活を保全する為に、我々は存在し、
悪臭を出している事業場に対し、整合性のある評価を第3者として行う、
いわば、臭気分野の監視者みたいなものなのです!
あれ?
そうなるとカルモアでやっている業務は少し違うのでは?
という疑問が必ずと言って良いほど出ます。
しかし、実はこの悪臭防止法は何度か改正を行っており、
平成12年に国会で行われた国土・環境委員会により附帯決議として、
「臭気判定士を積極的に活用し、専門性を活かした苦情処理の相談や処理の援助」が新たに組み込まれました。
そうです。
当社が提供する業務はこちらがメインとなります。
この附帯決議は、悪臭防止法では対応出来ない臭気問題や異臭発生も多く、その解決の為に、
臭気判定士が持つ高い知識で改善への役に立つ事を目的としてます。
平成26年3月現在、全国で約3000人の臭気判定士がおります。
その中で、従事者の多くが、臭気判定士の主目的である悪臭の測定に従事、もしくは悪臭を排出する可能性のある事業場に従事していると言われており、
カルモアのような附帯決議を強く押し進め、専門的に取り扱っている臭気判定士はおそらく100名はいないと思われます。
何故、増えないのか?
答えは、
「臭気問題は簡単ではなく、多くの専門知識と豊富な経験が必要である」
と言ったところでしょうか。
臭気判定士を管轄する「公益社団法人におい・かおり環境協会」には、臭気判定士の有資格者に対し、
さらにその上位資格である臭気対策アドバイザーを認定する制度があります。
現時点で、何名の方が認定されているかは知りませんが、人数としてはかなり少ないと思われます。
また、お会いした事のある臭気対策アドバイザーは、やはりそれだけの知識と経験を持っております。
ちなみに当社の会長も臭気対策アドバイザーに認定されております。
では、実際どのような知識が必要なのか?
この詳細については、次回の記事にてお伝え致します。
→「臭気判定士の凄さとは2」
キーワード:臭気判定士、臭気、調査、コンサルタント、異臭
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