ゴム工業 加硫工程の臭気対策 | 臭気判定士の激闘

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国家資格:臭気判定士がお送りする、消臭と脱臭対策について。悪臭苦情との闘いの日々。
キレイな空を目指して、株式会社カルモアの全コンサルタントが執筆しています。

今回はゴム工業のお話。

我が社の数千社というクライアントのうち、もしかしたら最もお得意様なのが、ゴム業界かもしれません。

ゴムは練りと加硫の工程で、何ともいえない臭気が発生します。

練りはゴムの材質によって臭気の発生が変わりますし、加硫もどの製品をどのように作るかで、様々な臭気が発生します。

今回のお仕事は加硫工程の臭気対策。

120度の高温スチームと共に、臭気指数50を超える強烈な臭気が排出されます。

加硫工程の脱臭対策には、RTO(蓄熱燃焼脱臭装置)活性炭脱臭装置スクラバー脱臭装置など色々とありますが、今回は高温高湿度の排気なので、活性炭とスクラバーは向いていません。

臭気の強さから考えて、本来であればRTOを設置すべきなんですが、この工場では地上が狭くてもう場所がない。工場の屋上もRTOの重量に耐えられないということで、マイクロゲル消臭剤スプレー脱臭装置が検討されることになりました。

 

突然噴出する排気に警戒しつつ、工事を進めていきます。

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伸ばしたダクトの長さ、およそ40m。

吸引ラインと希釈ゾーンと、消臭剤反応ゾーンがあります。

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排気を導入後、消臭剤と反応可能な温度まで降下させるために外気との希釈混合倍率を調整していきます。

 

今回は5倍希釈で挑戦することに。

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反応薬剤はもちろん産業用消臭剤マイクロゲル

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出口排気は驚くほど消臭効果が出まして、最高93.5%の脱臭効率を発揮。

消臭剤スプレー装置は、昔はマスキング剤などでごまかす程度の効果しかありませんでしたが、近年は脱臭技術の一ジャンルを担うほど、その脱臭効果が高まっております。

ご興味のある方は一度お問い合わせくださいませ。