スメルキラーの公取委排除命令について | 臭気判定士の激闘

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国家資格:臭気判定士がお送りする、消臭と脱臭対策について。悪臭苦情との闘いの日々。
キレイな空を目指して、株式会社カルモアの全コンサルタントが執筆しています。

5年ほど前から盛んに宣伝され、東急ハンズを筆頭とするほとんどの雑貨屋さんで販売されていたスメルキラー。

とうとう、というかやっと排除命令が出ました。

http://www.jc-press.com/news/200702/020504.htm

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年柄年中、世界中の臭気対策をやっている僕から見れば、こんなんでにおいが取れたら何の苦労もしないわけで、予想通りというか、遅すぎですというか。

それにしてもこの商品、公取委排除命令が出るまでにとばかりに多額の広告費が掛けられ、相当な売上高があったはずです。

それに騙されて買った何も知らない庶民の事を思うと、やるせない気持ちと少々の怒りが込み上げてきます。

だけど、面白いモノで、スメルキラーで検索してみると、購入してすっかり部屋の臭いが無くなった、というブログや日記も多いのです。

これは実際は効いているのではなく、いかに人間の嗅覚は主観的かという証拠だと思います。

実際に僕も、何の臭気もないおばあちゃんの家で、無い臭いに悩んでいるおばあちゃんを救うために、無い臭いを消臭したことがあります。

大がかりな装置を持ち込んで、運転する。

それだけでおばあちゃんは大喜びしてました。

においが無くなったと涙を流したのです。

僕には全く臭いが感じられませんでしたので、少し心配になって、何人かの部下や上司にも来てもらって臭気の嗅覚検査を行いましたが、においは感じられませんでした。

だけど、おばあちゃんが喜んでくれるのであれば、いい仕事だったのだと思うのです。

こういうケースは実はすごく多く、社内ではそれを

心の脱臭

と呼んで、各担当者の一人前になる試練のような位置づけをしています。

無い臭いも取れたら一人前、すなわちコンサルタントとして一人前。

でもそういう方の家にはスメルキラーがしっかりあるものなのです。