大型倉庫の「におい」 | 臭気判定士の激闘

臭気判定士の激闘

国家資格:臭気判定士がお送りする、消臭と脱臭対策について。悪臭苦情との闘いの日々。
キレイな空を目指して、株式会社カルモアの全コンサルタントが執筆しています。

みなさん、お久しぶりです。
荒川です。


さて、本日は、大型倉庫の臭気の話し。

保管物には、様々な「におい」を放つ物があります。

タイヤの様なゴム臭を放つ物、魚の様な生臭いにおいを放つ物。

不快な臭気だけではなく、石鹸や洗剤、香辛料等のにおいもあります。

これらの「におい」が、長期にわたり、倉庫内部のコンクリート等に

染み込んでいきます。

そして、新たな入庫物に染みこんだにおいが移ってしまうのです。

特に、ダンボール。素材の特性により、「におい」がとても染み込み

やすいのです。

コンクリート等に染み込んだ「におい」が、ダンボールに染み込み、

入庫していた商品から「におい」が発生するというクレームが荷主から入る

可能性があります。




倉庫の脱臭

タイヤを入庫していた大型倉庫。タイヤの臭気が庫内に残ってしまい、

次の保管予定の電機製品が入庫できない状態に。

においが残った状態で、換気でにおいの対策を行おうとしても、

数ヶ月~1年以上かかってしまうことがあります。

そこで効果的なのが酸化性のガス。密閉した倉庫内にガスを充満させ、

その酸化力を利用して、付着・染み込んでいる「におい」を完全に分解・除去

します。酸化性のガスは、コンクリート等の建材の隙間にも入り込み、

多孔質部分に染み込んでいる臭気物質をも、分解・除去します。

さらに、酸化性のガスで分解しにくい「におい」には、過去のノウハウより開発

した数十種類の薬液を「におい」の質に応じてカスタマイズ。

専用薬剤を「におい」の感じられる所に、満遍なく噴霧し、徹底的に低減化

を図ります。

結果、10,000立米の倉庫は、10日間の脱臭作業で無臭となりました。



「におい」の評価

脱臭作業後、臭気判定士による臭気調査を実施し、

嗅覚及び、においセンサーを用いて、倉庫内のにおいを判定します。

新たな保管物ににおい移りが考えられるレベルであれば、再度脱臭

作業
を行います。経験豊富な臭気判定士だからこそ嗅ぎ分けられる微量な臭気も

逃しません。

目に見えない「におい」を嗅覚とセンサーで数値化。

これで、荷主さんも安心ですe04ffa6f.jpg1dc0791e.jpg
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