臭気対策コンサルテーション | 臭気判定士の激闘

臭気判定士の激闘

国家資格:臭気判定士がお送りする、消臭と脱臭対策について。悪臭苦情との闘いの日々。
キレイな空を目指して、株式会社カルモアの全コンサルタントが執筆しています。

製鐵所の臭気対策コンサルテーションに3日間。

製鉄所内には臭気を出すプラントが約70ヶ所ぐらい存在する。

コークス炉を筆頭に、ガス精製から、排水関係など色々とある。

で、悪臭苦情が出ると、どこが原因なのかがわかりにくい。

担当者がコークス炉なんじゃないかと思って何億円という費用を掛けて対策をしても、悪臭苦情が止まらないとそれは大変なことになる。

そこで70ヶ所あるプラントを全て臭気調査し、順位付けを行い、臭気対策の必要性の検討、対策を行う上での順番を決めていく。もちろんどうやったら対策ができるかのアドバイス付きだ。

総額300万円近くになるこの作業、どうやるかは企業秘密だけど、我が社の多岐にわたる臭気ビジネスの中で、顧客満足度が最も高い。

その作業は大変だが、これも臭気判定士の中のエキスパートしかできない作業であり、業界最多の臭気判定士在籍数を誇る我が社でもたった2人しかできない。

なぜか、最近は製鐵所が環境意識が高まっていて、(JFEの未処理排水問題と神戸製鋼の煤塵データ改ざん問題が大きいのはもちろん知ってるが)、大手製鐵所からひっきりなしに臭気対策コンサルの依頼が来る。

受注しているものだけで、なんと2ヶ月待ちの状態である。

まさにニンテンドーDSみたいな状態であるが、先に注文をくれたお客さんから確実に仕上げるのが我が社のモットーだ。

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空が黒くなる製鐵所のある街


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臭気は拡散しないもの。何km離れたって必ず捕まえる。





臭気判定士の激闘-未設定住宅地で苦情に悩まされている住民を想う。

 

何とかしてあげたいと思う時、何とかできるのは、技術と経験と知識を持った、ほんの一握りの人間だけである事を知る。それがこの仕事の誇りだ。

 

個人的には製鐵所のある街の風情やにおいは大好きである。

悪臭苦情が出る人は、どんな思いで苦情を出すのだろうか。

ふとそんなことも考えながら、街を回っている。