カビのニュース | 臭気判定士の激闘

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こんにちは。斎藤です。
最近、事故米のニュースが世を駆け回ってますね。
先日下のようなニュースを見ました。

【事故米不正転売】農薬とカビ毒は検出されず
2008.9.22 20:54


 鹿児島県は22日、三笠フーズ(大阪市)のグループ会社から
 こうじ用のコメを仕入れていた田苑酒造(薩摩川内市)の焼酎
について、検査の結果、残留農薬のメタミドホスやアセタミプリド、
カビ毒のアフラトキシンは検出されなかったと発表した。

 田苑酒造によると、平成18年の6月から9月に納入されたコメ
約97トンの一部に水ぬれによるカビ米が混入していた。
同社は芋焼酎約38万リットルを自主回収している。県は、
田苑酒造がサンプルとして保管していた焼酎を検査した。




上記記事のカビ毒ってなにか知ってますか?
ここでは、アフラトキシンの検査を行っておりますが、
まず、アフラトキシンについてご説明しましょう。

アフラトキシン (aflatoxin) カビ毒(マイコトキシン)の一種。
熱帯から亜熱帯地域にかけて生息するアスペルギルス・フラバス
Aspergillus flavusや A.parasiticus , A.nomius などのカビにより
生成されます。
毒性は、地上最強の天然発癌物質とされ、その毒性はダイオキシンの
10倍以上といわれており、主に肝細胞癌を引き起こす原因物質として
知られています。
少なくとも13種類(代表的なものはB1, B2, G1, G2, M1の5種類)に分か
れていますが、毒性はB1が最も強いです。
調理では分解せず食品中に残る事がしられています。


つまり、カビ毒は、食べてはいけないものなのです。
昔はカビが多少生えていてもちょっと削ってしまえば、食べられるだろうと思って
いた方が多かったのではないかと思います。
しかし、上の文章でもある通り、地上最強の天然発癌物質は、調理では分解されず
に残りますので、カビが発生した食べ物はなるべく食べない方が良いでしょう。
ここで勘違いしてはいけないのは、すべてのカビが危険か?ということです。
日本人はカビを発酵菌としてうまく利用してきました。
醤油も、酒もカビの発酵により作られますよね。
あくまで、カビを食べてはいけないのではなく、ある種類のカビが生成するカビ毒
を食べてはいけないという事です。
ですから、お店で購入した食品にカビが発生していたら、
カビ毒を生成するカビかもしれませんので、なるべく食べないようにする事をお勧め
します。