ある日、担当先で、マンモ撮影をしていた時のこと。
手押し車を押した高齢の患者さんがいらっしゃったのですが、腰が痛いので毎年憂鬱だと仰っていました
私は、その方のペースに合わせて、カセッテを入れ替える少しの間も、側に置いた手押し車に掴まったり座ったりしてもらいながら、撮影しました。
終わると患者さんはホッとした様子で、帰り際、『今日は、苦痛なくできました。来年もあなたにお願いすることはできますか?』と嬉しいお言葉をいただきました
気持ちよく検査をしていただくことの大切さを改めて感じた出来事でした
同じ撮影法でも、患者さんによって、ポジショニングはそれぞれですから、いつも勉強になります
どんな撮影の際にも、この気持ちを忘れないよう心がけていきたいと思います