これは一時は経営が傾いたものの見事に復活を遂げた某株式会社の創業者さんのエピソードから引用したものだそうです。
先日とある方から伺って知りました。とても興味を引いたので、内容をまとめさせていただきます。
経営難を抱えていた会社を復活させるために行った、新規職員の採用試験でのこと。
その創業者さんは面接に来た人に先の質問を投げかけたそうです。
そして「ツイていた」と答えた人を、積極的に採用していったのだとか。
理由は、「自分の人生をツイていたと思える人は、人に感謝する心を持つことができる」とのこと。
では、ツイている、ツイていないと思う人の、考えの分かれ目はどこか。
それは「視点」です。
不幸せな出来事にばかり目を向け、悲嘆にくれることが多いと「自分の人生はツイていなかった」と思う、
逆に、幸せだった出来事に目を向け、そのことに感謝することができれば「自分はツイていたと思う」と言える。
ほとんどの人が今までの人生でいいこと、悪いことを同じくらいに経験をしています。
中には、余程不幸に多く見舞われている人もいるとは思いますが・・・
それでも、人生を振り返ってみると、そこまで大きく差はないものです。
だから創業者さんは、その人の前向き思考に目をつけ、素直な心に価値を置き「ツイている」と答えた人たちを採用していったようです。
ツイている、ツイていない、もその人の見方次第。
幸せ、不幸せもその人の考え次第。
まさに「心こそ、大切なれ」です。
なるほどな、と思いました。
心が豊かであれば、人に感謝する心を持つことができる。
心に余裕があれば、より多くのことを受け入れることができる。
私は今の仕事をするにあたり、自身の心の健康が大事であると常々思っています。
今回伺ったこのお話、いい意味でちょっと考えさせられたのでご紹介させていただきました