今朝も外はとてもいい天気になった。

朝のうちはまだ涼しく、とても快適な朝だ。


でも、今日は少し気分が重い朝を迎えることになった。


今日、彼女への最後の手紙を書く。

たぶんこれで最後になるんだろう・・・

なんとも気の乗らない、切ない作業ではあるが、彼女のこれからの素晴らしい人生の為にも、

この手紙は書かなければならないだろう。


このブログへの書き込みもこれが最後。

見に来ることはあっても書き込むことはもうないだろう。

自分の気持ちを書き記す事はとても価値があることだと感じているから、

別な場所で再スタートを切ろうと思う。


今は好きな歌手の歌を流しながら、2人で撮った写真をまじまじと見ながらゆっくりしている。

思い返せば色々なことがあったもんだ・・・

一緒にどこかへ行った時間や、心が通じ合っていた時間はほとんど無かったが、本当に素晴らしい女性だった。

そして、たくさんのことを教えてもらうことができた。

寂しい気持ちと、大きな感謝の気持ち。


もう少しこの時間を楽しんでから、

手紙を書くことにしよう・・・

ボランティアから帰ってきて4日。

毎日蒸し暑い日が続いている。

と言うよりも、東北のカラッとした気候を体験してきたから蒸し暑く感じるだけだろうが・・・

そのうち慣れるだろう。


ここ数日やることが結構溜まっていたので、道具の片付けなどがあんまり進んでいなかった。

このブログにも活動記録を書き終わった事だし、少しずつ片付けていかなければならないとおもう。


ボランティア活動中、無心になって作業をしていると、

ふとした瞬間にどこからともなくコトバが降りてきていることに気が付くことがある。

無心だからこそ、頭の中では色々なことを自然に考えているのかもしれない。


今回降りてきたコトバは

『今の自分は、本当に相手が望んでいることを実行できているか?』

だった。

その事について、活動中や活動が終わってからの時間で色々と考え事をしてきた。


やはり自分は相手が望んでいることを充分に叶えてあげられていない。


彼女は今までの付き合いを諦め、新たな出発をしようとしている。

自分との関わりを絶とうとしている。

でも自分は、これからも彼女のことを愛し続ける決意を伝えている。

連絡は取らないようにしているが、彼女の中ではやはり気掛かりになっている部分があるかも知れない。

このような状態で彼女の望みを叶えられているかと考えると、やはり叶えてあげられていないと言う結論に行き着いた。


どうやらもう一通手紙を書かなくてはならないようだ。


文章は短く簡単に書き終わりそうだ。

でも、この手紙を書くのは自分にとってはかなり辛く悲しい。

でも、彼女のことを本当に思っているのであれば、彼女の為に書いてあげなければならない手紙のように感じる。


このブログも、彼女が見ようと思えば見れてしまう状態にある。

近々入れ替えて、彼女の心から自分が見えない状態にしてあげる必要があると思う。


最後にお別れをしてから彼女がどんな時間を過ごしているか・・・

今はまったく分からない。

でも、きっと素晴らしい人生に向かって突き進んで行ってくれていると思う。


ゆっくりと気持ちを整えた後、

1通の手紙を書こう。


それで初めて、彼女は彼女。自分は自分が選択した道を進んでいくことが出来るのだと思う。

7月1日 活動17日目


今日の起床は5時半。
昨夜は雨が少し強めに降っていたが、朝方までにはすっかり止んで、テントを開けると青空が広がっていた。
今日から7月。
素晴らしい朝を迎えることが出来た!
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校庭の端の緑地にテントを張っていたが、グラウンドの締まった土質なので水はけはあまりよくない。
所々に水溜りが出来て、雨に弱いテントには厳しいかもしれない。
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雨が降ったおかげで緑はいっそう濃くなって、空気もひんやりとしていて気持ちがいい。

一日だけで撤収しなければいけないので、早速テントの中を片付けてテントを干す。
出発までにはちゃんと乾いてくれた。

今日の朝食はパスタとトマトとフルーツ。
マンゴーがとっても美味しかった。
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余談だが、気仙沼に来てからの食費はほとんど青木さんが出してくれている(^_^;)
とても助かるがなんだか申し訳ない気も・・・

朝食を済ませると6時半から宿泊者全員で行う清掃活動がある。
たいした仕事ではないが、トイレなど、とてもキレイに保たれているのは毎日の清掃活動のおかげだろう。
コミュニケーションの場にもなっているのでとてもいい活動だと思った。

一日だけだがお世話になったお礼を込めて薪の準備とお風呂の脱衣場の棚のリフォームをしてあげた。
撒はマルノコで簡単にカット出来たが、脱衣場の棚はインパクトが必要。
インパクトは充電の為にボランティアセンターに預けて来てしまった・・・(-_-;)
仕方なく手回しのドライバーで作ったが時間がかかり、あまり立派なものにはならなかった(^_^;)
でも、これでかなり便利になったと思うので少しは貢献できた(^_^)v
奉仕活動を終えて片付けを済ませると出発の時間だ。

のどかな渓流沿いの道を街へと下り、コンビニで昼食の買い物をしてボランティアセンターへ。
今日は鮎釣り解禁日だった為、鮎釣り人の姿が多く見られた。

昨日と同じように長いオリエンテーションがあり、今日一緒に行けるボランティアさんと合流して、昨日活動した内の脇地区の前田さん宅へ出発した。
朝方はもの凄い青空でかなり過酷な一日になりそうだったが、出発する頃には雲が出てきて幾分涼しくなってくれた。
今日一緒に活動するボランティアさんは、名古屋から来た男性と釧路の消防士さん2名。
今日はそこまで力仕事はなく、残りの床はがしと泥だし。それから、内壁の汚れ落としと2階のシステムキッチンの清掃の仕事だ。
女性でも良かったが、マッチングの担当になっていた人の段取りが悪く、うまくマッチングできなかった。
掃除の仕事など、力自慢の消防士さんたちには少し物足りなかったかも知れない・・・

前田さんは今日も何度も顔を出してくれて冷たい物を持って来てくれた。
時間に余裕が有るので、休憩時間は前田さんから色々なお話を聞くことが出来た。
お昼休みは2階の部屋をお借りして、ハエの少ない場所で昼食を取ることが出来た。
辺りにほとんど家が無くなっているので風通しが良い・・・

それにしても、なんて風景だろう・・・
ちゃんと真っ直ぐ建っている建物はマンションなどの鉄筋コンクリートか鉄骨造の建物ばかり。
その他は基礎しか残っていない状態だったり、大きく傾いている家や移動して流れ着いた家ばかりだ。
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今も待ちの中を遺体の捜索活動をする人達が車の中を覗いて回っていたりする。
青木さんは昨日の早朝に一緒に気仙沼に来て、寝不足だと言うのに本当に良く頑張っている。
自分は年齢的にまだ無理が利くが、青木さんの年齢ではこのスケージュールと作業内容では大変だと思う。

ほとんど時間通りに作業終了。
無事、1件の家を完了できて良かった。
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依頼者の前田さんの奥さんとボランティアで記念撮影。
連絡先を手渡してくれたので帰ったら連絡しようと思う。
元気があって、本当に強い人だった。

今日は真っ直ぐボランティアセンター帰るのではなく、少し港町を見て回ってから帰ることにした。
まだまだガレキが覆いつくしているが、2ヶ月前にこの場所を走った時と比べれば格段にガレキの量は少なくなっている。
ちょうど満ち潮の時間だった為、海沿いの道は潮水が流れ込んで来ていて又しても潮水の中を走行することになってしまった・・・ごめんよボルボくん(-_-;)
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数日前に水揚げが再開された魚市場は満潮時に冠水してしまうので、鉄製の台を敷き詰めて仮設の岩壁が作られていた。
港には未だに黒焦げた大型漁船が接岸したままになっていた。
以前来たときと比べると、港に係留されている船の数がもの凄く多くなっている。
陸に上がっていた船がドンドン戻って来ているのかも知れない。
どの船にも人が居て、一生懸命船を修理していた。
本当に本当に人間は強い。
頑張って欲しいと応援している気持ちと、勇気付けられている気持ちが交錯する。

ボランティアセンターへ戻ってきて資材を洗浄し活動報告をする。
2日間のみの活動ではあったが、充実した時間だった。

この後陸前高田市へ移動してボランティアを行う松田さんを駅の方まで見送り、そのついでに市街地の被災した酒屋さんへ立ち寄り地酒を購入する。
そこから青木さんの知り合いが経営している紳士服店へ立ち寄る。
この社長さんはワインの輸入販売も行っていて、青木さんが2本プレゼントしてくれた!
ワインの貯蔵庫は津波にあってしまったらしい。
でも、津波に流されても生き残ったワインとして売り出したら以外にも良く売れているらしい(笑)
自分にとってももの凄い価値のあるワインだ。
ラベルが所々はがれて津波にあったワインっぽいのをチョイスしていただいた。
そこまで詳しくないが、どうやらかなり高価なワインをいただいたようだ・・・(^_^;)

そこから青木さんを石巻へ送る為、石巻に向かって南下する。
行きとは違い、海岸線の道を走り、途中南三陸町なども通って帰ってくる。
小さな漁村を通る度に津波に根こそぎ持って行かれている風景を目にする。
何度も何度も壊滅的な漁村を見ていると、段々精神状態がおかしくなってくる。
またあのルートを走って欲しいと言われても、出来れば通りたくないルートだと思った。
そのぐらい重く悲しい風景が広がっていた。
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一面ガレキ野原になっている風景・・・
家が上下さかさまになっている風景・・・
鉄道の高架橋の上に家が引っかかっている風景・・・
マンションの上に車が乗っかっている風景・・・

少しずつ片付けられている様だが、市街地と比べるとまだまだ手付かずな感じがする。
川を渡る橋は架設で交代通行になっている。
南三陸町の防災センターで町民の為に最後まで避難を呼びかけた女性が居た建物もそのままの状態で残っていた。
このガレキが全て片付くにはまだまだ時間が掛かりそうだ。

石巻へ帰る途中、青木さん達が良行っていると言う、追分温泉と言う温泉宿に立ち寄ることになった。
山間の一件宿で、情緒ある温泉宿だ。
オーナーが好きなのか、入り口にはクラシックカーが数台並んでいた。
その中でもヨタハチことトヨタスポーツ800が止まっていた!
丸っこい真っ赤なボディ・・・生まれて初めて生で見たが、なんとも魅力的な名車だった。
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こんなところでヨタハチと出会えるとは!

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温泉は情緒たっぷりでとってもリラックスして入る事が出来た。
思えば一番最初にボランティアへ来たときはお風呂に入れるかさえも分からずに来た。
でも実際のところは自衛隊の風呂もあり、道の駅の温泉もあり、撒きで沸かした手作り露天風呂もあり、情緒たっぷりの温泉宿も有り・・・
日本人ならやはりお風呂には入りたいもの。
当初の創造とはまったく逆な入浴ライフを送っている(笑)

追分温泉から少し走ると北上川沿いの以前ボランティア活動をしていた集落に着く。
百々さんのお宅へ少し立ち寄ったが、庭が完璧に片付いていて驚いた!
さすがアモールの力!

そして石巻の専修大学へ到着。

石巻で活動しているみんなが暖かく迎え入れてくれて一緒に夕食をいただく事になった。
一時は雨が降っていたが、いつの間にやら星空になっていた。
小中お父さん、くまちゃん、長澤くん、薄谷さん夫妻、山口さんはお友達と参加らしく、少しして帰っていった。

久々の再開と懐かしい賑やかな空間。
楽しい時間を満喫し、今回も22時頃石巻を出発して帰宅の途に着く。
今回も高速は工事で通行止め。
しかも仙台まで通行止めのため一般道を走ることになってしまった・・・
映画を見ながらぶっ飛ばして帰ってきたが、4時間半くらい掛かってしまった。

家に戻ったら明日の仕事の為にさっとベットに入って体を休めることに。
今回も充実した時間だった。
次に行くとしたら8月かも知れない。
それまでしっかりと身の回りのことをがんばって、8月末くらいまでには新たな道しるべが出来てきている状態にしていたいと思う。