戸村城


『別名』

なし


『所在地』

茨城県那珂市戸2839-1 


『城主』

佐竹氏、戸村氏


『遺構』

堀跡、土塁


『城郭形態』

平城


『駐車場』 

なし 


『歴史』

戸村城は永暦元(1160)に戸村能通によって築城されたと言われています。

建武3(1336)に戸村氏6代・戸村又五郎が那珂通辰と共に南朝方として北朝方・佐竹貞義の居城・金砂城を攻めましたが敗れ、敗走中に退路を断たれ那珂氏の一族と共に自刃した為、戸村氏は滅亡しました。

佐竹氏12代・佐竹義人(義憲)の子・義倭は、大掾姓を名乗っていましたが佐竹に復し、寛正元(1460)に戸村氏の古城・戸村城を修復し居城として戸村氏を称しました。

慶長7(1602)に佐竹氏が秋田へ転封になるとそれに従って移った為、戸村城は廃城となりました。


標柱と解説板

南城の土塁と南城と北城間の堀跡

南城 土塁

北城 土塁

北城 土塁と堀跡


北城と坊小屋間の堀跡