掛川城
『別名』
懸川城、懸河城、雲霧城、松尾城
『所在地』
静岡県掛川市掛川1138-24
『城主』
朝比奈氏、石川氏、山内氏、松平氏、北条氏、井伊氏、小笠原氏、太田氏
『遺構』
曲輪、土塁、堀跡、二ノ丸御殿(現存)、太鼓櫓(現存)、復元櫓門、復元天守
『城郭形態』
平山城
『駐車場』
あり(有料)
『歴史』
掛川城は文明年間(1469〜1486)頃に今川氏の家臣・朝比奈氏が掛川古城を築城した事に始まりました。
永正9(1512)に朝比奈泰能が現在の地に新城を築城し居城を移しました。
永禄10(1567) に武田信玄によって駿府城から追われた今川氏真を掛川城に迎えましたが、永禄11(1568)に徳川家康が今川氏真を攻め長期に渡る攻防戦の末、掛川城は開城しました。
天正18(1590) に豊臣秀吉は天下統一を成し遂げ徳川家康の領地を関東に移し掛川城には山内一豊を置きました。
その後、松平氏、太田氏等の徳川譜代大名の居城となり明治維新を迎えました。
明治元(1868)に大政奉還した徳川家達が駿府・遠江・三河(駿遠三)の国主となり駿府城に入城した為、太田資美は上総国松尾に転封となり掛川藩は廃藩となりました。
尚、上総国松尾へ移った太田資美ですが新たに松尾城の築城に取り掛かりましたが工事途中で明治7(1874) の廃藩置県を受けて築城が中止されました。
其の2へ続くヽ(=´▽`=)ノ