唐松城

『別名』
なし

『所在地』
秋田県大仙市協和境唐松岳44

『城主』
安東氏

『遺構』
曲輪、土塁、堀跡、水堀(復元)、主殿(復元)、能楽殿(復元)、櫓門(復元)、塀(復元)

『城郭形態』
山城

『駐車場』
あり

『歴史』  
唐松城は現地の伝説によると平安末期、陸奥の郡之司であった阿部貞任の弟・境講師官照が館を創建し、一帯を支配していましたが康平6(1063)に起きた『前九年の役』で源頼義・義家の攻撃に遭い落城したと伝えられています。

また、現地の解説板によると
中世末期この地は、安東・戸沢・小野寺の勢力が合い拮抗し、覇を競う事となるが淀川を挟んで秋田寄りの地帯は安東氏の勢力下にあったと推測される為、唐松城もある時期に於ては安東氏の最前線基地であったと考えられる。
そして天正15(1587)には、各勢力がこの地で激突し、世に言う『唐松野合戦』が起こりました。
この様な言い伝えや歴史を元にして此処に中世の館『唐松城』を建設した。
との事です。

まほろば唐松中世の館と復元水堀

登城口

本曲輪と土塁