川越城

【別名】
初雁城、霧隠城

【所在地】
埼玉県川越市郭町2-13-1(初雁公園)

【城主】
太田道真、道灌、北条綱成、大道寺政繁、松平信綱、柳沢吉保

【遺構】
曲輪、土塁、空堀、富士見櫓、本丸御殿

【城郭形態】
平城

【駐車場】
あり

【歴史】
古河公方(足利成氏)の抑えとして扇谷上杉持朝が太田道真・道灌親子に命じて築城。
朝定の時、北条氏綱に攻略され後北条氏の城になった。城将・北条綱成が守る川越城に両上杉、足利晴氏連合軍8万の軍勢が襲来した『河越夜戦』は有名です。大軍により油断した連合軍は北条氏康の援軍8000によって蹴散らされた。
『小田原の役』では前田利家軍により落城。
徳川入府後は松平信綱や柳沢吉保など老中、大老クラスの譜代大名が入城した



本丸御殿

石碑

縄張り図

天神曲輪の土塁

富士見櫓




田曲輪と外郭堀

中ノ門跡の空堀

三芳野神社
童謡「とおりゃんせ」発祥の地です。


三芳野神社と氷川神社の御朱印

霧吹きの井戸
いつもは井戸に蓋をしていますが敵が攻めて来て城が危ないという時には井戸の蓋を取りました。
すると井戸の中より霧が吹き出して辺り一面にたち込め、城の回りを濃霧が包んで城を隠してしまい敵軍は仕方なく引き上げて行き去った後は霧が晴れたと言われています。
こうした事から川越城の事を『霧隠城』とも呼んだと言われています。


太田道灌公像