車格がインフレし過ぎてると何故気が付かない
日産は低所得者層を切り捨て過ぎ
軽自動車が売れている意味を理解していない
普通にマーチやキューブ系の普及価格帯の小型車出せば
販売店にそれなりに客が集まり
高級車の宣伝にもなるのに
高級車ばかりの販売店に
現状の日本の経済状況では人は集まらんでしょうに・・・
新型「エルグランド」「パトロール」国内投入の真意。復活の青写真は? エスピノーサCEOがメディアに語った日産の未来
12/10(水) 12:40配信
「日産を再び強くする」エスピノーサCEOが語った2大モデルの役割
10月30日から11月9日まで開催された「ジャパンモビリティショー2025」。「ワクワクする未来を、探しに行こう!」をコンセプトに、各社が様々なコンセプトカーや最新モデル・技術を展示し、101万人もの来場者を楽しませた。
赤字転落、工場閉鎖、リストラなど、苦しいニュースが続いていた日産も、新型「エルグランド」や「パトロール」といった日本向け最新モデルを多数展示した。ショー直前に行われた社長兼CEO、イヴァン・エスピノーサ氏への意見交換会におけるその言葉から、日産の未来を紐解いていく。
まずエスピノーサ氏は新型エルグランドを「多くの人たちが待ち望んでいたエルグランドは、30年近くもブランドを牽引してきた日産が誇るスター」と表現。そして、「新しいアーキテクチャのもと、第三世代となる最新の『e-POWER』や『e4ORCE』を標準で搭載し、一度乗ると好きになってしまうくらいドライバビリティが高い。マーケットのほかのモデルと全く異なる走り」と期待をかける。
パトロールの日本導入も、エルグランドと並ぶショーのもう1つのハイライトだ。
エスピノーサ氏は「70年以上の歴史を持つビッグネームで、CEO就任の数ヶ月前、多くの人に『なぜこれを導入しないのか?』と言われた経緯があるが、やっとそのチャンスが巡ってきた。日産の誇る技術を搭載し、ドライバビリティもインテリアの質感も非常に高い。本当に偉大なクルマ」と述べる。
日産が苦境に陥った原因
日産が苦境に陥った原因は何か。もちろん様々な理由が重なった結果ではあるが、端的に言えば、各市場へ効果的なモデルをタイムリーに投入できなかったことに尽きる。高級ミニバンの元祖であるエルグランドが、15年もの間フルモデルチェンジを行わなかったのは、ある意味1つの象徴だろう。
ようやく日産は新型エルグランドと、中東を中心に海外で高い人気を誇るパトロールという2台の「ハートビートモデル」を相次いで国内に導入する。エスピノーサ氏は「ハートビートモデルは必ずしもスポーツカーである必要はない」と前置きしつつ、次のように続ける。
「ハートビートモデルは、日産ブランドを体現するモデルだ。エルグランドはe-POWERやe4ORCEを標準で搭載し、ロールやピッチングを抑えた安定感のある最高の運転体験を提供してくれる。シャシーコントロールに長けた“技術の日産”の象徴となる。
パトロールも、オフロードSUVとして日産の技術力を体現する1台。オンロードでは快適で、オフロード能力も高い。V6ターボエンジンはパワフルでカメラなどの先進技術も多数搭載している。このような日産のアイデンティティとなるハートビートモデルを、できるだけ多くの市場に投入していきたい」(エスピノーサ氏)
日本視点で見ると、海外に魅力的なモデルを多数抱えながら「なぜ日本に導入されないの?」と思うモデルが、日産は特に多い。世界でビジネスを展開する同社ではあるが、日本人にとって、国内ラインアップの脆弱性は早急に改善してほしい点であろう。
エスピノーサ氏は、トランプ関税に絡むアメリカからの逆輸入にも言及。セダンの「アルティマ」、ミドルSUV「ムラーノ」、大型SUVの「パスファインダー」、ピックアップトラック「フロンティア」を候補として挙げた。
エスピノーサ氏は「あくまでアイディアで、検討中の段階」としつつ、「ムラーノは日本でも馴染みのあるモデルで受け入れられやすい土壌がある。インフィニティ『QX60』なども導入の可能性はある」と話す。その一方で導入にあたり「ユーザーニーズを考える必要はある。お客さまが困らないよう右ハンドル化なども考える必要がある」と付け加えた。
市場規模の大きいSUVマーケットにおいて、BEVの「アリア」、e-POWERのみの「エクストレイル」、登場から時間の経った「キックス」という布陣は手薄だ。ムラーノの国内導入は、ラインアップの補完という意味で一定の効果がありそうだ。
現場を大切にする若きカーガイ社長
コンパクトカーも、こちらもe-POWERのみが設定された「ノート/ノートオーラ」の一本足打法となっている。その点についてエスピノーサ氏は、「モデル数を増やすだけでなく、1つのモデルを強くすることも大切」と話す。
「ノートはe-POWERだけだが、ライバルはガソリンモデルも設定している。ノートは日本専売だが、逆に海外でも売れるようにするなどいくつか改善点がある」(エスピノーサ氏)
今後は、「ディーラーアドバイザリーボード」を設置し、販売現場の声を吸い上げる必要性にも言及した。実際にアメリカや中国ではすでに同様の取り組みが行われており、日本では12月半ばに会議が行われるそうだ。
なお、意見交換会は英語だったが、エスピノーサ氏は「GENBA」とわざわざ日本語で“現場”に言及するなど、現場を大切にする姿勢には好感を持てた。販社とメーカーが一体となって、日産を強くしていく必要性への意識が垣間見えた。
そのほかにも、高コスト構造を改善するために、リストラや工場閉鎖といった痛みを伴う構造改革を「ファースト・ギア」と表現し、いまは未来に向けた「セカンド・ギア」に移行しているとエスピノーサ氏は話す。
今回のインタビューのように、エスピノーサ氏は多忙の合間を縫って積極的に自らの言葉で想いを発信するシーンが目立つ。それは就任当初、一部のメディアが赤字やリストラなどネガティブな数値ばかりを取り上げ、その裏にある背景をおざなりにされた苦い経験があるからだそうだ。
中国勢の台頭、トランプ関税など、市場はかつてないほど逆風に見舞われているが、ルノー、三菱、ホンダといったパートナーシップも強化しつつ、魅力的なハートビートモデルを多数取り揃えることで、この荒波を乗り越えていく算段だ。
電動化や先進運転支援技術などに代表されるように、その高い技術力はいまだ健在。エスピノーサ氏も「日産の描く未来は、インテリジェント・モビリティ」と話す。
大事なのは、その高い技術力を、魅力的なクルマとしてマーケットにタイムリーに投入できるかどうか。自ら「フェアレディZ」を乗り回す46歳の若き“カーガイ社長”の言葉の節々には、改革への情熱と日産への愛がにじみ出ていた。
最終更新:12/10(水) 12:40
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