東京の夏は猛暑続きだが、バンクーバーの夏は涼しい
平均気温は25度前後で、夜も17度ぐらいである
国際結婚した友人に招かれたのであるが
「バンクーバーは世界で一番住みたい都市№1」
と評価されているところに一度は訪れたいと思っていたので、
すぐに行くことにした
心に焼きついたシーンはたくさんあるが
特にイングリッシュベイのサンセットは
感動的で言葉も出ない
夜9時でもまだ明るいのだ
夕陽が波静かな海面にコラボしてつくる
光のゴールデンロードと散策している人たちのつくる
シルエットの美しさは例えようがない
そして、バンクーバーの友人が所有しているヨットで
セーリングを楽しんだ
これは初体験である
帆を立てゆっくりセーリングしていると
頬に爽やかな風を感じ、
波の音が静かに耳元にささやいてくる
怖いほどの静寂さである
それは、大海原の自然と人間の一緒感に溢れた
夢のような世界であり、一方、自分の皮膚感覚が息づく
リアルな現実の世界でもある
バンクーバーの夏は一週間ほどではあったが
自然な自分に戻って自遊に人生をエンジョイできた
バンクーバーは、妙になつかしさを感じさせる街でもある