休日に東京・渋谷の文化村美術館(ミュージアム)で開催中の
藤田嗣治展を見に行った
その途中、突然土砂降りの雨である
すると、その時、御輿を担ぐ人たちの声が
次第にこちらに近づいてきた
御輿の上の鳳凰が大きく揺れている
実に威勢が良い
御輿を担ぐ男衆や女衆は、雨で身体がビショ濡れである
雨が強く降れば降るほど感情が高まり、
歩道の見物人も気持ちが高揚する
その後の御輿の担ぎ手は間延びしたように、
そして花がしぼむように、元気もしぼみ始めた
やはり、江戸の頃から水をかけられたり、雨に濡れたりしながら、
御輿を担いで街を練り歩くのが、
威勢が良く、しかも華がある