あれっ!登っているのは女の子だ!ここは恵比寿(東京)の一角に設けられた ロッククライミングの人工施設。 登っているのは小学校低学年の子供たちばかりだ そして、順番待ちをして、次から次へと 頂上目指して登るのは、ほぼ女の子 男の子がほとんどいないのだ このロッククライミングは、体力と気力と知力が 求められるという。 男の子には、これらのパワーがないのであろうか トライしようとさえ、しないのである この日は、この名状しがたい現実に、 「男の子よ奮起せよ」と、 私の心の中の応援団旗を、めいいっぱい振っていた