(今日の本たち。重いから早く読了したい、、)

 

 

お疲れ様です。猛暑日が続きますね!

国内はお盆休みですが、私は青山オフィスがわりと静かなので出勤したり、ミーティングが少ないので在宅でまとめて読みたかった本を片っ端から読んだりしてます。

今日は『本を読む理由』がテーマです。

 

ずっと仕事をしていると、やっぱり常に成長して、今よりもいいアウトプットを出し続けたい、って思います。

好きな事でもやってることがマンネリ化してくると人は飽きるもの。

成長の糧には、やっぱりいいインプットが必要です。

アウトプットの量・質・スピードともに最大にしたいと思ってるので(笑)、インプットせずにアウトプットだけし続けようと思うと、アイディアも知恵も枯渇する。天才でもない限り、“イノベーション”とは既存のアイディアのかけ合わせが9割5分なのだから。

 

なので、私は良質なインプットのために本をめっちゃ読みます。

多分、ざっと読むものも含めると月に10冊は読んでると思う。

 

もちろん、ニュースとか面白い記事もたくさんあるので、そういうのも日々チェックするし、自分で歩いて体験してモノを見て人と話してインプットすることも大事。

 

でもなぜそんなに『本』を読むかというと、その道のプロの知見が、質が良く、体系化してまとめられているものに出会える確率が高いからです。

ネットの記事は、速報性が大事だから必ずしも質がよくなかったり、不正確だったり、すごく表面的だったりするのと玉石混合なわけ。

だけど本は、通常、著者にとっては自分の専門分野をまとめた一世一代の『作品』なのです。

当然、正確性、独自性、体系化など、すごく考え抜かれて書かれている場合が多いです。だからクオリティが上がる。

 

私は料理が好きで料理アプリとか料理本をかなり見るんだけど、実はこれ、料理してて気づいたこと。

たしかにクックパッドとかのレシピアプリはすごい大量の情報もあるしランキングもあるけど(今でも有料会員だし)、でも、やっぱり素人が投稿しているので玉石混合だし、根本的な説明とか理論がわからない、表面的なレシピが多い。ある程度料理ができる人はそれでもいいけど、基礎がわかってないと、「え?〇〇切りって何?」とか、「適量って??」とか、書かれてない火加減とか、やっぱり勘所がわからない。

あと、レシピの出来具合がそこそこでも投稿できるから、「超美味しい」レシピと「ふつう」なレシピが一緒に並んでしまう。

 

一方、料理『本』になると、それぞれの著者はその本のレシピを確定するために、大抵、何度も試作を繰り返して、プロの彼らとしてもベストと思われるレシピを載せ、手順を分かりやすい言葉で説明してる。

あと、それぞれに基本とか理論とか何らかのテーマ性をもってるので、一冊ちゃんと読むと例えば和食の基本がつかめたり、調理温度についてわかったりする。

超余談ですが、私が信頼する料理人本シリーズは、定番の有本葉子さん、和食の野崎洋光さん、大原千鶴さんあたり。最近は肉の焼き方と低温調理の本にはまってます(笑

 

ということで、ここからは私なりに本を選ぶコツ。

もちろん、本でもわかりづらいものや、内容が薄いものもあります。

なので、自分が信頼してる人や面白いなあと思っている人がお勧めしている本をまず買います。

あとはアマゾンのレビューをざっと見る。

そして、何冊も本を出版している著者のものであれば、たいてい、一番最初に書いた本がベストなことが多いです。

出版というのは著者にとっても最初が一番大事なので、最も気合を入れて自分の知識のすべてをつぎ込んでいることが多いのです。何冊も出していると、一部の深堀りか、内容が薄くなっていくことが多い。たまーに、どんどん進化していく著者もいますが(作家など)、ビジネス書は私の知る限り、そうでもないかな。

なので私はだいたい、一冊目を買います。

 

あとは、面白くなければ無理して読みません。最近も哲学系のを読んでて全然面白くなくてブックオフに売ってしまった。

内容をちゃんと覚えてなくてもいいと思ってます。面白い・興味あるなら覚えてるから。忘れがちなので、メモしたり、ページの写真とっておくことはあります。

ただ、読んだ後に必ず、『自分にあてはめて考える』ことはします。自分自身、今やっている仕事、環境などに当てはめてどんな意味があるんだろう?って考えることで初めて、インプット→思考(深い理解)→アウトプット(アイディア)になる。

 

まあ、まずは読むことに慣れることが大事かな。

 

ついでに、最近うちの社内で聞かれて勧めた本を載せておきます。

※こういう分野でお勧めの本ありますか?ってのがあればいつでも聞いてください。プチブックコンシェルジュできます(笑

 

『フードテック革命 2020』

『自分のあたまで考えよう』

『さあ才能に目覚めよう』

『反応しない練習』

『大きな嘘の木の下で』

『天才を殺す凡人』

『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』

 

ちなみに、Kindleと紙の本両方読むので、紙が重いのがやはり辛い…。

でもメモしたい本とか読み返す本はやっぱり紙が便利なのでどうしても紙を買ってしまう。

今日も重いけど頑張って持ってます。

 

ではでは!