(最近行って面白かった六本木の本屋『文喫』。1500円で図書館みたいに本との出会いを楽しめるがコンセプト)
お疲れ様です。
毎日コロナウィルス情報が溢れる中、店舗で最大限の頑張りとお客様対応を発揮してくれてる皆に改めて感謝です!
会社でも情報収集・対応・今後の予測を立てながら、少しでも安心安全な営業ができるように尽力中です。
それにしても、「まさか」日本が新型ウィルスに大打撃を受けるとは全く予想してなかったですよね。
ただ、よくよく考えてみると、「まさか」な事は大なり小なり一年中起こっています。
今日はそんな、予想外のことが起きたときに、私がどんな風に考えているかについて。
物事には常に「2つの側面」があります。
例えば今回のコロナウィルス。
会社・お店としては、第一に「守」。
関わる人の身の安全、商品や店舗の安心安全の確保。
ブランドイメージ、飲食業へのリスクを予測すること。
売上への打撃リスクを考えること。などなど。
でも同時に、「攻」はないのか?と考える。
こんな時だからこそ、来てくれたお客様にできる最高のサービスって何?
スマタピだったら、ウーバーイーツだったら、外出時間を最小化できるってもっとPRできない?
ていうかほかに、カフェだからこそ、タピオカだからこそ社会を元気にできることって何かない?
ウィルスが治まってお客様が外出を増やした瞬間を全力でとらえるには今何しとくといい?
2つの側面を考えると、ネガティブなことが起きてもポジティブな面があることに気づく。
ウィルス騒動は本当に大変ですが、
「あれ、今儲かっているのって何だろう?」って考える。
ネットショッピング、デリバリー、ドラッグストア、ヘルスケアメーカー、etc…
それと今の仕事の関わりってなんだろう?
みたいなことをよく考えてます。
なんでかっていうと、大体なんでも、
いい時があれば、悪い時もあるから。
ある人にとってネガティブに見えることも、ほかの人にとって見ればポジティブな面があったりする。
私は社会人になって17年なんですが、就職氷河期、ITバブル崩壊(2000年)、SARS(2002年~)、リーマンショック(2008年)、東日本大震災(2011年)って、わりともう、5年を待たずに色々起こるわけです。しかもこれ、平和な日本の話であって、世界中ではもういろんなことが起こってる。
東京オリンピック後は不況になると言われてたけど、周期的にもそういう時期。
ネガティブなことを話したいのではなくて、
「世の中では予測不可能なことが起こる」
「世の中は変動する」
ってわかってれば、気が楽ってことです。
その変動を早く読むこと、早く対応できること。
ストレス耐性があること。
基礎研でもやると思うけど、良い出来事は予測できるが、不幸はたいてい、予測できない。だからそれを乗り越えられる力を常日頃からつけていくことは、超大事。
加えて今日書いた、「2つの側面を考えること」。
逆説的思考とも言います。
この、逆が考えられると、まず、現状に必要以上に踊らされたり、落ち込んだりしなくなる。
そして、あえてほかの人はやらないアイディア、気づきが出たりする。
ウィルス影響で予約ががらがらの人気レストラン、温泉宿、今なら予約取れるかな、とか。
ウィルス影響で自宅にこもると、みんな、ストレス解消に料理しだすんじゃないか?とか。
オアシスサミット中止になってとても残念ですが、
代わりに、おもしろいLIVE中継の方法とか、
ある程度ういた予算で、賞を豪華にできないか考えてみるとかね。
昔のエントリー 『良い時こそ良いことを忘れて』も、同じこと言ってます。
一見、いいことが起こったら、次に来る反動に備えて準備を始める。
いいことの陰で日を浴びていないことは何か?考えてみる。
一見、悪いこともの場合も同じ。
私は今のブランドの立ち上げのために転職して給料が激減した時に、「あとで給料が戻ったら、武勇伝として自慢できるな、しめしめ」ってホントに思ってました(笑
例えば皆さんは、店舗のPTさんが春に卒業で減っていきますよね?
その時、残りのメンバーが30人いるとして、「30人"しか"いない」のをピンチだと捉えるのか、何らかのチャンスだと捉えるのか。
または、「30人"も"いる」と捉えるのか。
それぞれの側面で出てくるアイディア、考えてみて。
そういえば、この前、
生まれて初めて白髪を発見してショックを受けてるうちの社員(20代女子)がいたので、
「ストレスは必ず体のどこかに出るから、それが白髪だったってことだよ。顔のシミ・しわに出るより良くない?」とアドバイス(?)しました。
これも逆説的思考です(笑
生き残るのは「変化に対応できた者」。
なので、目の前5メートルの世界だけじゃなくて、背中も空の上も含めて360度の世界をいつも見ていたいと思います。
まずは皆、自身と周囲の健康第一で。
そして、「攻」のアイディアもいつでもお待ちしてます!