お疲れ様です!
快晴と嵐ライブ最終日というダブルの恩恵に恵まれ、ついに春水堂東京ドームシティラクーア店がグランドオープン!
続々と集まるお客様、途切れない行列で嬉しいスタートとなりました。
大行列。。。
さて今日はオープニングのお話を少々。
まず1つは出店地を決めることついて。
今回の東京ドームシティは、とても人気があり集客力の高い商業施設です。平日は足元の文京区周辺の住民やワーカーさんが超ヘビーユースするデイリーの場所であり、休日は後楽園遊園地やラクーアスパを抱える観光地であり、毎日の東京ドームのイベントに全国から人が集まる場所。
こんな素晴らしい場所になぜ春水堂がオープンできたのか?
それは、簡単に言うと、今まで既存店が頑張ってきた成果です。
前回の『全員ファン』の回でも書きましたが、
既存店舗がずっと人気でリピーターさんも多く、訪れた東京ドームシティの担当者さんまでファンになってしまうようなお店だったからこそ、ぜひ誘致したい、と思ってもらえたのです。
みんなも、
『誰もが知っているような場所にお店を出したい』
『自分の地元に出店したい』
と思うことがあると思いますが(勿論私も同じ!)、
そのために日々できる一番のことは、
『この店に出店して欲しい』と多くのお客様や商業施設の方が思えるように、
既存店を日々、ぴっかぴかに磨き上げること、です。
逆に、お客様をがっかりさせてしまったり、飽きられてしまったりすれば、
例えそれが1度だったとしても、どこかで、自分たちのチャンスを奪うことになるかもしれません。
もちろん、私の仕事でもある魅力的なブランドのプレゼンも交渉も大事ですが、
何よりもこれが本質。シンプルで、ハッタリはききません。
頑張ろうね。
もう1つは出店が決まってからオープニングまでのこと。
店舗のオープンはパズルのピースをひとつひとつはめていくような仕事。
デザイン設計施工から物品調達、資金調達に採用、新商品開発に販促、教育、オペレーションチェックに台湾からの輸入etc…
無数のピースがあり、本社の全部門、外部の多数の協力会社、社内の相当数のメンバーの力がなければ、期日までにオープンを迎えることはできません。
ただ、最近変わってきたな~と思うのは、関わってくれる人の広がりです。
最初の数店舗は、OTLの人数も少なく、ノウハウもなかったので、数人で徹夜しながらとにかく何とかして店を出す、っていう感じでした。私も連日深夜残業してたし、発注もやったし、当日に足りないモノ買い出しに行ったりとか、ほぼ現場スタッフ兼務でした。
飯田橋店オープン時にスタッフ不足でヘルプに行ったものの、現場スキルがないので制服着て半日洗い物してたのが懐かしいです(笑
要は、巨大で複雑なパズルをたった数人で、ぎりぎりのスケジュールではめて、なんとか店を開けてた感じ。当日、ピースが全部埋まってなくてもとりあえず開けるぞ!ぐらいで。
でも2ブランド合わせて16店舗目となる今は、出店決定の直後から、本社や協力会社はじめ多数の人がスケジュールを立ててそれぞれ動き出し、司令塔のSV店長、メンバーが決まり、効率的な採用から教育スケジュールが他店舗のサポートも借りて実行され、制作物が用意され、PRされ、、と、ほんっとうにこまごましたピースの最後までがめちゃくちゃ沢山の人によって、順番に、効率的に、はめ込まれていきます。
ほら、パズルやるときに最初は枠の部分を作ると思うんだけど、ちゃんとそれもやってる。
(昔はそんなこと考える暇なく、目の前にあることからひたすら着手だった。。)
オペレーションテストと新卒研修を組み合わせる余裕もできたり、
新商品のレシピチェックもやってる暇もある。
これって、自動的にできるようになったわけじゃなくて、
今まで出店を経験してきたメンバーが必死で仕組化を考えた結果。
仕組化というと、なんか機械的なイメージがあるかもしれないけど、実はその逆。
少数の人の頭の中のノウハウでしか作れなかったパズルが
多数の、より専門的なスキルや強みをもつ、信頼できるメンバーでより効率よく分担して作れるようになる。
そうすると、今度はもっと巨大で複雑なパズルにも挑めるようになる。
オープン前日のプレがフル業務できちんと回っていたのをみて、
オープン当日30分前にすべての準備が整っていたのをみて、
たくさんのメンバーでパズルをくみ上げられるようになった嬉しさを実感しました。
オープン前朝礼で既に感激の竹田店長↑
そしてオープン前夜に台湾からこの日のために制作し空輸されたアート額が壁にかかったところを見て、最後のピースがはまったな~と。
関わってくださった人みんなの店ですね。
連日全力で考え動いてくれたラクーアチームはじめ、全ての関わってくださった方に感謝です。
ここから、全力でお客様に愛されるお店にしていきましょう!
そして、これからも皆で更に巨大で複雑なプロジェクトを完成させる楽しさを体験しよう。