今日も、シアトルからお届けします。
Yukakoです。

 

今年の

  • グッドフライデー(4/19)と
  • アースデイ(Earth day 4/22)
    • アースデイとは地球環境について考える日

日にちが近かったので、

 

私が

会社の休み(コストコ本社はグッドフライデーが休み)

を使ってやったことは。。。。

 

 

WTA(Washington Trails Association)

の為に、

 

破損を受けたハイキング・トレイルの修復作業のボランティアをする!

 

でした。

 

 

だいぶ前の話ですが、

プープーポイントに毎週登っていたハイキング友達と、

一緒にWTAボランティアに行く話を長い間していましたが、彼はカリフォルニアに引っ越してしまい現実することはありませんでした。

 

 

一度やってみようと思ったことを実現しないのが嫌いな私、

その時からずっと頭から離れていなかったのでした。

 

 

 

私がサインアップしたプロジェクトは、

うちからそんなに遠くない

 

Pratt River Trail

 

 

色々直さないといけない箇所があるようで、

サインアップの用紙にはいくつもプロジェクトが書いてありました。

 

 

よく訳が分かっていなかった私は

プロジェクトD

にサインアップ。

 

なぜかと言うと、

  • あんまり長い距離ハイクしなくてもいい現場(1マイル強?)
  • すでにサインアップしてある人に”エリザベス(Elizabeth)"がいたこと

 

女性がサインアップしてるってことは

きっとそんなに大変じゃないんじゃないかなあ~

 

と言う甘い考えだけに基づく決断だったのですえーん

 

 

 

どこのプロジェクトに参加するにしても、

ボランティアの私に、

そんな大変な仕事させるはずないよね~。

 

。。。。って普通だったら思うよねはてなマークはてなマークはてなマーク

 

 

 

 

当日家を出る前から私の悲劇は始まっていました。。。

 

もちろん天気予報見て知ってはいたのですが、

今日に限って外は土砂降り雨雨雨雨

 

前日までてるてる坊主に祈る毎日でしたが、

こんな時に限って天気予報当たってるし。。。

 

どんなにキャンセルしようかとも思ったけど、

なんか天気予報が私に味方してくれるような気がしてポーン

 

当日になってました。。。うずまきうずまきうずまき

もう行きますって言っちゃってあるし。。。

 

 

こうなったら行くしかないと覚悟を決めて現場へ。

 

トレイルヘッドの駐車場には、土砂降りの中結構の人が。

 

合計で22人だったそうですが、

その他にも重たい荷物を運んでくれる役の馬も2匹。

 

 

みんな仕事する前からどろどろの作業服着てる中

いつものピンクのレインジャケットの私。。。

 

場違い。。。。汗汗汗

 

 

プロジェクトDのリーダー、ジェイさんに紹介してもらい、

エリザベス(見た感じ28歳くらい?)にも会いました。

 

 

このエリザベスちゃん、

どうも私の大勘違いで、

 

これから雨の中作業をするのを知っていて、

朝の4時半に起きてジムで運動してきたそうで、

 

それから、彼女がプロジェクトDにサインアップしたのは

リーダーのジェイさんと過去に何度も一緒に仕事をしていて

彼が素晴らしいリーダーで一緒に仕事したい為にこのプロジェクトにサインアップしたそう。

 

そして、

今回分かったのは、

WTAの常連ボランティア達は、自分達が何日間ボランティアしたかというのをみんな数えていて、その日数の多さでベテラン度がわかるというもの。

 

 

このエリザベスちゃんは今日が95日目目のWTAボランティアだったそうです。

 

 

 

私はグッドフライデーの日だけの仕事を探していたのですが、

 

このPratt River Trailプロジェクトは3日間続くそうで、

 

エリザベスちゃんは明日も明後日も戻って来て3日間連続でボランティアとしてここで働くそう。

 

 

彼女はちょっとやそこらの男性陣より全然力持ちでしかも働き者のスーパーガールだったのですラブラブラブ

 

 

プロジェクトDの話に戻りますが、

 

私達のチームがやるべきことは、

 

上矢印この黄色い部分がかなり柔らかくなってしまってこのままではくずれてしまって危ないので、石の壁を作って補強する。

 

でした。

 

 

まず課せられた仕事は、

”石を集める事”

 

 

小石とかじゃないですよ。。。

トレイルの補強になるような石ですよ。。。

 

 

しかも、

ここにあるのを運んできてください。。。じゃなくて、

 

トレイルにある石は動かしてはいけないので、

自分で坂の上を上がって(下がって)見つけてこないとだめ。

 

 

現場に近い所から石はなくなっていきますから

石を探しては現場まで持って行き、

それを何度も何度も繰り返す。。

 

 

土砂降りの中、これを2時間強ゲロー

 

 

道もどろどろ度がどんどん増してくるし、

もともと強くない私の腕がすでに限界近くに達している。

 

 

自分が見つけた石だけでなく、

男性陣が合同で掘り起こす、基盤になりそうな大きな石が掘り起こされると、

 

チーム全員が借りだされて、

全員で大きな網を使ってそれを現場まで動かす。

 

 

”お昼休憩お弁当を取りましょう~”

と言われても、

 

木の下でも完全に雨がしのげる訳じゃないし、

使ってたバケツをひっくり返して座ってもいいよと

言ってくれたんだけど、

そのバケツがあまりにもどろどろで座る気もなれない。

 

 

動いている間は良かったけど、10分休んだだけで体が寒くなって、

 

おにぎり🍙まで握ってきたのにそれも食べる気になれないガーン

 

 

それにトイレに行きたくなったらと思うと、

(トレイルの途中にトイレなんてないですから、その時は木の下でしないといけないしうんち

 

食欲も失せました。。。

 

 

エリザベスちゃんは美味しそうにサンドイッチ食べてたけどねポーン

 

 

休憩の後は、

 

今度は弱くなってるトレイルの部分をシャベルで崩して

そこに午前中集めた石で壁を作っていく。

 

その上から、

私達がまた別の場所から運んできた土をかけてそれを固める。

 

 

これの繰り返しで、

 

 

 

 

 

出来上がったのが。。。。下矢印これ

 

 

正直言って、

休憩後の私はすでに使い物にならない位

疲れ切っていて、

 

重たい物をこれ以上持てなくなっていた為、

 

 

みんなが運び込んできた土を器具を使って固める仕事役。

 

そんな私とは比べ物にならないスーパーマンのエリザベスちゃんは、

 

シャベルで土を掘り起こしてはそれをバケツに入れる仕事をしていました。

 

 

午後2時、

リーダーのジェイさんが

”今日はこれで終わりにしよう”

と言ってくれた時、彼が神様十字架に見えたのは私だけだったんだろうか?

 

 

本当の予定だったら3時半終了。

 

実際に3時半までやってたら、きっと私は途中でギブアップしてたと思うわゲッソリ

 

 

帰り道、

まだまだ働いてるプロジェクトを通り過ぎる。

 

 

こちらは

橋の横に倒れた大きな木を切っている途中

 

”手伝う?”

 

って、冗談で言ってるのかと思ったら、

 

なんと

エリザベスちゃんは自分のアイ・プロテクションを取り出してほんとにのこぎりの代わりを引き受けてやりだした。

凄いわ〜

 

 

こちらは

倒れた大きな木の根っこがトレイルに飛び出しているのを

切っているところ。

 

 

まだやってる仕事を手伝うのが本当だとは思いましたが、

もう私は体力的に無理ガーン

 

 

こんなに大変だとは思ってもみませんでした。。

はい、甘くみてました。。。

 

 

いつも私達が歩いてるトレイルをこうやって直してくれるWTAボランティアの皆様に感謝

 

 

リーダーのジェイさんは、

彼だってボランティアのはずなのに、

大した仕事もしてない私に

”どうもありがとう。本当に助かったよ~”

 

って。。。その言葉に私も救われました。グッ

 

 

最初の意気込みだけは立派だった私ですが、

帰ってきた後、

どろどろになった私のピンクのレインジャケットを水洗いするのがやっと。

 

その後ソファになだれ込んで

体中が痛くて一晩動けませんでした

 

 

 

WTAのボランティアに興味のある人は、

 

ちゃんとプロジェクトの内容を読んで、自分にできそうな仕事かどうかを把握してやるんだったら私みたいなことにならないんじゃないかしら。

 

 

 

ちょっと大変ではありましたが、こうして私の地球の為になりたい日は終わったのでした。

 

 

もっと天気が良くなったら、

もう一度この私達が修復した石の壁トレイルに戻ってその上を歩くのが今から楽しみです。

 

 

ハッピー・Earth day!