【「TRUMP」ありがとうございました その①】 の続きです
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・大澤えりな(アンジェリコ・フラ役)
なんと専門学校の同期。
家族よりも長い時を過ごした大好きなえりなちゃん。
自分が舞台を作るなら絶対に振り付けはえりなちゃんに頼みたいと考えていました。
えりなちゃんなら絶対に最高のものを作ってくれると信じていたけど
やっぱりやってくれました、大好評のOP、何も言わずとも全部私の思い、やりたい事をやってくれて、やっぱり家族だなぁと思いました。
同じ舞台に立ちたいという思いもかなえたくて出演してもらったけれど、大変な役で
でも沢山悩ませてしまって
でも結局嘘みたいなハマり役でした。なんで悩んでたの…?なんで…???
沢山助けてくれてありがとう
これからも一生よろしく!!愛してる!
(地味に好きなシーン:シーンじゃないけど調子がいいと関係ないところでコマみたいに突然回りだすところ)
・渚カオリ(ラファエロ・デリコ役)
まさかのバイト先のアフィリアの店舗友達。
出逢って何年経ったかは忘れたけど
なんか面白いことやりたいね〜と話しつつ遊び以外では一緒に何かやる機会がなくて
もうこうなったら私がオファーしようと誘いました。
過密なスケジュールで、役も殺陣が多く本当に大変な役で、でも弱音を吐かず、一言も言い訳せず
1時間でも2時間でも仕事の合間に稽古にきて膝にあざ作って、次の仕事に行き
一度もくよくよせず本当にプロでした。すごい、カオリ、すごいよ。
店舗でオラオラバブバブしてるのは幻覚だったのかと思いました。
本当にありがとう。
これからもずっとダチですが、またこうやって何か舞台とか遊び以外にも面白いこと一緒にできたら嬉しいなぁ。
(地味に好きなシーン:ダリ卿登場前の言い合うシーン、ミケの乱入で時々限界の顔をしてるところ)
・梅原サエリ(アレン・ストラウフ役)
去年朗読劇で共演。
サエリちゃんは見た目がこの世の物と思えないくらい透き通って天使みたいで
ミステリアスで何考えてるのかわからない雰囲気で、でもほっとけない
フワフワしてるのに意思がしっかりあって
本当に不思議です。
本当にアレンにぴったり。
クラウスのりんこさんが本当に保護者みたいでくっついているのをみて癒されてました。
ふら〜〜と消えたと思ったら歌い出したり、
私がいっぱいいっぱいの時は気にかけてくれたり、不思議だけどいいやつなんだなぁと今回本当に思った。
本番直前センターの舞台袖で毎回くっついてきて癒された。
物語の鍵になるアレンのイメージをちゃんとお客様に伝えてくれてありがとう…誘って本当によかったです。
これからも仲良くしておくれ…
(地味に好きなシーン:最初のピエトロに追いかけられるシーンの舞台袖で本当に楽しそうに追いかけっこしてるところ)
・夏陽りんこ(ティーチャークラウス役)
同じ朗読劇の別のお話に出ていて袖から見ていた(実質共演してない)のに
ずっと印象に残っていてDMで突然オファーしました。
クラウスは物語の中心で本当に難しい役
絶対に適当な人には出来ない役で、任せられる方…ずっと悩んで
思いついたのがりんこさんでした。
めちゃくちゃドキドキしてオファーしたのに8分でオッケーの返信がきて逆に不安になりました。
りんこさん絶対企画書見てなかったはず…。
だけど8分でオッケーしたとは思えないくらい悩ましい素晴らしいクラウスで、
原作のファンの方、初めて見る方両方のお客様から大好評で
私の感覚は間違っていなかったとなぜか私が誇らしかったです。
素晴らしい経験と技術を持ち
クールに見えて愛に溢れ、お茶目なりんこさんの大ファンです。
またご一緒できるように成長します。
(地味に好きなシーン:転び方を効果音で表すと「ベチョッ」なところ)
・栞菜(ソフィ・アンダーソン役)
頼れる座長、
今年の初めに共演してなぜか仲良くなりました。
第一印象は「大人しい人だな」
少し仲良くなった第二印象は「鬼」
そして今回の第三印象は「良い鬼」
でした。
しっかりしていて、プロで、真面目でなんでもできて、努力家なのにめちゃくちゃ男子小学生みたいに暴れ出す本当に変な栞菜ちゃん。
自分が一番大変なのに、嫌な顔せず…いや、
かなり嫌な顔はしてたけど、私に付き合ってくれて遅くまで一緒に悩んでくれたり
人を石にしそうな怖い目はするのに、誰のことも責めず悩んでる子を心配して
栞菜ちゃんはツンデレの最上級なのかもしれません。
栞菜ちゃん怖くないよ、怖い時もあるけど怖くないよ、と世間に言いたいです。
沢山苦労かけたのにずっと寄り添ってくれて、
これはもう「仕事だから」では片付けられないくらい色々サポートしてもらいました。
大人になって、しかもこんなに性格も立場も違って仕事で出会ってこんなにちゃんと友達になれることってあるんだなぁと思いました。
だって栞菜ちゃん、打ち上げで涙出てたんですよ!!!!こんなん書いて良いんかな!!!??
とにかく栞菜ちゃんって泣くんだ!!芝居以外の涙腺あるんだ!!!
と失礼なことも思った(し、言った)けど大切な友人の涙は心に響きました。
沢山心配をかけてしまったからいつか余裕でもてなせるくらいになりたいなぁ。
これからも宜しくね、
出演してくれて友達になってくれてありがとう。
(地味に好きなシーン:顔見たら笑っちゃうからと言われて途中から一度も目が合わせてくれなくなったOP。)
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最後に
大好きだけど、関わることはないと諦めていたTRUMPを上演できるという奇跡で立ち上げた今回のプロジェクトリコロ。
どうせやるなら出演者、スタッフさん全て大好きな人達でやりたいと声をかけみんなが協力してくれて、
お客様が見にきてくださり、全公演ほぼ満席で終える事ができ
人生に一度しかない、主宰団体の旗揚げ公演
絶対に忘れられないものになりました。
至らないことばかりで沢山のご迷惑かけ
でもそれを沢山の方々が支えてくださり
自分が今まで生きてきた人生が本当に人に恵まれた物だったのだと実感しました。
結果無事終えることが出来ましたが
手放しの自信にできるほど完璧だったとは言えません
大切な人達に沢山苦労をかけました。
沢山の学びがあり、もっと努力して、
プロジェクトリコロの旗揚げを観に行った事、関わった事を皆さんの誇れる思い出にできるよう必ず成長いたします。
来年、プロジェクトリコロでまた公演を行います。
今回の公演を終えてより強く思ったのが
今度は作品の力をおかりせず、自分の書いた脚本で、公演を行いたいということです。
今年一年、リコタ企画というだんしんぐ由衣との共同企画で2ヶ月に一本30分の短編新作を書いており(10/22にも本番ありますので是非…→【リコタ企画】)
いつか長編を書きたいと思っていたのですがなかなか勇気が出ませんでした。
ですが、今学んだ事を生かせる事タイミングで、
大好きなTRUMPに背中を押していただいたこの勢いで
プロジェクトリコロ 2歩目を歩き出します。
どうかその時はまた、お付き合い頂けますと幸いです。
プロジェクトリコロ主宰
こうのゆうか(ウル・デリコ役)
(撮影全て:chaos)