India Arie「Video」: tomokito
デビューアルバム「acoustic guitar」の代表曲。有名だから知ってる人もいるかな。
タイトルの「Video」は、彼女自身の出自でもあるブラック・カルチャーに根ざした「ミュージック・ビデオ」のこと。どこのカルチャーでも多かれ少なかれそうなんだけど、ミュージック・ビデオの中で、ものすごく細くて色っぽさを強調している女性(複数の場合も多い)が男性を取り巻いてるイメージってあるよね。スラっとしていて色っぽい女性こそがステキ、って価値観がそこにはある。
Indiaは「私は違う」って歌ってる。
Indiaの歌うサビはこんな風。
「私はビデオに出てくる平均的な女の子じゃない。
スーパーモデルみたいにはできてない。
でも、私は無条件に自分を好き。
だって、私はクイーンだもの。
私はビデオに出てくる平均的な女の子じゃない。
洋服の値段で、私の価値は決まらないの。
『インディア・アリー』、それでいいの。」
ここも大好き。
「鏡をのぞくと、そこに映ってるのは私だけ。
そばかすの位置も全部そのままでいいの。
私を創った神様は何も間違えてない。
私の足、太もも、唇、眼、
鏡に映ってる私そのものが大好き。」
しかも彼女がかっこいいなと私が思うのは、いわゆる「VIDEO」って言葉に象徴されてる女性のイメージを「否定」するんじゃなくて、「私は違う」って言ってるところ。しかも、これは私の意見であって、ああしろこうしろって押し付けるつもりはないのよ、なんてこともサラッと歌にしちゃってる。自分なりの価値観があるのよ、っていう歌いっぷりに脱帽。
★India Arie公式サイト:http://www.indiaarie.com/
このサイト内の「Testimony」コーナーでは、新曲「I am not your hair」に関する特集が。そこでは、「自分の髪、体、鼻の形、友達、肌の色、、、そんなもので自分の価値を決めてない、決めない、っていう気持ちを投稿して!自分をありのまんま愛そうよ!」っていうIndiaからのメッセージが♪