映画をみる基準はなんですか?
出ている役者さんや監督、予告編など
情報に基づくことは多いかと思います
ついついキャストで見に行ってしまう
atakaです、こんにちは


さて、蚤とり侍公式サイト
評価は星2つ ★★(2/5)
前半は面白かったけど
後半の展開についていけず
消化不良な作品でした


時は田沼意次か権威をふるう
将軍徳川家治の御代

殿(松重豊)の不興をかって
猫の蚤取りになれ!っといわれてしまった
真面目な侍、寛之進(阿部寛)
猫の蚤取りとは表向き
実際は女性に春売るお仕事だった~!

と予告編通りにとんとん話は進み
蚤取り屋夫婦(風間杜夫、大竹しのぶ)に
あらぬ勘違いをされ
亡くした妻に面影のにている初のお客(寺島しのぶ)には
へたくそといわれ。。。
それでも成り行きで助けた町人(豊川悦司)に
秘め事の手練手管を学ぶ、真面目な元侍

豊川悦司が、かなりよかったです
色気満載で
図太くたくましく生きてる感じや
軽い感じのなかに情のある人柄が好演でした

阿部寛はあまりエロくないよなぁ
色気が少ないのかな


★★★以下、ネタバレ含みます★★★




後半、急展開についていけず。
お家騒動の話が突然出てきた印象でした

猫の蚤取りにさせた際に
殿はそんなこと考えていたのか?

暗躍していたという原因が
誰なのか見えないのもしっくりいかず
阿部寛演じる侍が有能である描写は
多少あるけれど
有能であるよりも
真面目で無骨の印象はあっても
忠臣なのか?といわれると
序盤にさくっと殿につっこめる態度から
しっくりこない

寛之進がお家騒動に気づいていたように
見えなかったのも要因かと。

侍に復帰するという形に持っていきたかったのだとは
思うのですが、後半の展開に感情はついていけず
また、田沼意次に説明させている感じも
分かりにくい一端であると思います

序盤に出ただけの殿もどのような
性格なのか描かれておらず
そのため、後半の改心(?)も
すんなりはいらなかったのかと。


後半に突然の詰め込みといった印象
猫の蚤取りという実際にあったこの職業に
フォーカスをあてたのならば
そこだけに注力すればよかったのではないか?

斎藤工は猫の蚤取りになるのかと思いきや
そんなこともなく
刀の話のための役とおもわれる
刀の話もお偉いかたは忠義をまともにうけず
ひどいことをなさるってことを言いたいのだとみてましたが
それと寛之進の話と繋がりを感じず。。。


あと
かわいくて食べたいほどのおなごの設定の
寺島しのぶさんですが
個人的にはどうかと。。。