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「ホラー」


キャッチコピー
「にじり寄る恐怖!「ソレ」から逃れられない、永遠の隠れんぼ。子供の頃に見た悪夢が、現実になる時。ほら・・・あなたの背後にも・・・

 


題名「みぃつケタ」

これは、とある友人から聞いた話です。


友人は赤ん坊の頃から、何度も引越しをしていたそうです。
友人が覚えている最初の引っ越しの時、怪我をした彼の父親はこう言っていたそうです。

「また見つかってしまった」と・・・

その後も、怪我をした両親や兄が

「見つかった」

と言っては家族で引っ越しを繰り返していたそうです。
友人は子供で、自分の家族が何に見つかって、
『ソレ』から逃げているのかはわからなかったそうですが、
ある日を境に、『ソレ』を認識することになったそうです。


「ソレ」を認識したその日、彼は夢の中でかくれんぼをしていたそうです。

「もーいいかい?」「まーだだよ」「もーイイかい?」「もういいよー」
彼は一生懸命に隠れていたところ、木の影からこう言われたそうです。

「クケッ・・・クケケケケケケッ・・・ミぃつケタ」と。

木の影にいる『ソレ』を見ようとしたときに目が覚め、
不気味に思いながらも、夢で片づけていたそうなんですが、
次の日も、その不気味なかくれんぼの夢を見たそうです。

「みぃツケタ。クケケ・・・ミィツけたみィつけタ・・・ケヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ・・・」

次の日の夢も

「ミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタ・・・」

気味が悪く思いながらも、普段通り過ごしていると、
学校の階段から落ち、右手と左足を骨折してしまったそうです。
友人が言うには

「『ミィツケタッ!』という声と同時に、後ろから影のような黒い腕で押された」

というのですが、
その転落の瞬間を間近で見ていたいう彼のクラスメイトは、「転んデ落た」と話していたそうです。
友人は、この事故の後、入院とともに転校したそうです。

と、ここまでガその友人カら聞いた、彼の身に起コったという昔の話でシた。

「え?その友人は今、どウしてイるのかって?コの話をした3日後に引っ越シテいきシたよ。」
「まルデから逃げルヨウニ・・・・・・クケケケケッ
(おわり)



 

 

作品評価:85点
 

評価のポイント
恐怖の醸成: 繰り返される「見つかった」という言葉、不気味な笑い声、そして現実での怪我と転校。これらの要素が積み重なることで、読者に強い恐怖感を与えている。特に、夢の中の「かくれんぼ」は、子供の無邪気な遊びと対比され、より一層の不気味さを際立たせている。
謎の深化と読者の想像力への刺激: 「ソレ」の正体、家族が「見つかる」意味、そしてなぜ友人が何度も引っ越しを繰り返すのか。これらの謎が読者の興味を惹きつけ、物語への没入感を高めている。また、物語の途中で途切れることで、読者の想像力を刺激し、余韻を残す。
不気味な雰囲気: 「クケケケケケケ」という笑い声や、「黒い腕で押された」といった描写は、読者の背筋をゾクゾクさせる効果がある。また、クラスメイトの証言との食い違いや、不自然に挿入されるカタカナも、物語に不気味な雰囲気を漂わせている。
現実と非現実の境界線の曖昧さ: 夢と現実の境界線が曖昧な描写は、読者に不安感を与え、物語の不気味さを増幅させている。

総括:
この作品は、短いながらも読者の心に深く残る、優れたホラー作品。恐怖の演出、謎の深化、そして言葉の力が見事に融合されており、読者を恐怖の世界へと引き込んでいく。特に、夢と現実の境界線が曖昧な描写は、読者に不気味な体験を与え、長く記憶に残る作品となっている。(以上、AIによる評価と採点)





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