書店めぐりは楽しいなって思った。②
“うっかり”チームが“うっかり”自分の本を買ってた頃、“ひょっこり”チームは…
新橋に到着した“ひょっこり”チーム。
ミウラ「昨日、寝てないから、効率を考えて、少しだけマンキツで寝よう」
サイトー「いや、わかんねーけど、さすがに、1軒もいかないうちからそれはないべ」
ミウラ「そうか」
サイトー「おお」
ミウラ「じゃあ、とりあえず、ナオミの作った書店リストで一番近いところに行こう。に、してもさすがナオミだな」
サイトー「おお。どっちだ」
ミウラ「地図を読むとか細かいことは苦手だ」
サイトー「おお、じゃあオレやるわ」
数分後。
サイトー「あれだ。『奥へ』って看板あっぞ」
ミウラ「看板汚いな」
サイトー「おお、汚ねーな」
ミウラ「行くか」
サイトー「おお、行くか」
そして、狭い路地を抜け、書店にたどり着く“ひょっこり”チーム。
サイトー「わかんねーけど、ここエロ本多いな」
ミウラ「まさか、オレたちの本、“アダルト”に分類されてないよね。そこまで大人向けに書いた覚えはないんだが・・・」
サイトー「わかんねーけど、ここエロ本しかねくねーか?」
ミウラ「だはっ!そういえば」
サイトー「たぶんだけど、ここエロ本屋じゃね?」
ミウラ「表は普通の書籍が置いてあったぞ」
サイトー「わかんねーけど、なんらかの事情でエロ本をカムフラージュしてんじゃねーか?」
ミウラ「そうなのか?」
サイトー「たぶん、わかんねーけど」
ミウラ「全体数からみても、ここはエロ本屋だ!!」
とりあえず一番近い書店を目指した“うっかり”チームは、“うっかり”エロ本屋に入ってしまった。果たしてふたりの命運はいかに。
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