人は様々な形で仲間を必要とする。
その仲間が実は世界を狭くする。
よく知った顔だけ見て、
その外にいる未知の人々にまで
視線はなかなか届かない。
未知の他人との関係は
あまり問題にされない。
人数ははるかに多いのに
まるで存在していないみたいだ。
地球上で57億人が暮らす、
その中で知り合う人の数は
生涯に何百、多くて何千人の範囲か。
共存とは、未知の人々の事を
時々考えてみることである。
目の前に問題が有っても無関心でいれば
しばらくは、それが存在しないのと同じだ。
だが、
大概の問題はいつかは我が身に降りかかる。
ボスニアを遠くするのは無関心の仕業で
物理的な距離の為ではない。
関心が無ければ、
日本で起きているあれもこれも
ボスニアの様に遠くなる。
他人を我が身に擬えてみる。
共存の時代に必要なのは、想像力だ。