Buy 4, Get 2 FREEーアメリカの無駄 | Mladiesのブログ

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最近、ダイニングテーブル用の椅子を買った。

こちらに来てしばらくは、パナソニックの大型テレビの箱がダイニングテーブルだったので、(桃も一緒にこれで食べたね)ダイニングテーブルで食事をするのはなんだか人間らしい生活に格上げされたような感じ。ダイニングテーブルは取り壊された家屋などの木材で家具を作るCisco Brothersで購入。椅子はDesign Within Reach で気に入った椅子を購入。

さて、このダイニング椅子。お店で購入して、2週間後、留守中に届いたらしく、玄関の前にドン!と大きな箱が2つおいてある。指定していた時間外だったのでびっくりだったけれど、嬉しくて早速箱をあけて、椅子を取り出す。買ったダイニングテーブルにぴったりードキドキ嬉しくて次の椅子を取り出すと。。あれ?椅子のシートが椅子のフレームについてないじゃん!セールで買ったとはいえ,一脚350ドルとか出して買ってるんだから!!パンチ!とすぐにカスタマーサービスへ電話。すると、そのくっついていない椅子を引き替えに、新しい椅子を送ってくれるという。数日後,外出から帰ってくると、また大きな箱が玄関の前に。返す椅子はどうすればいいのよむっ、と思いつつ、箱をあけてみる。すると、またフレームとシートがくっついてない椅子が!!ウソでしょ~!!叫びあきれてカスタマーサービスに再び電話。すると、もう一脚、送ってくるので、欠陥の2脚はその際引き取るとの事。こちらもヒマではないのでよろしく頼みますよ、と念を押し、数日後。またもや留守中に来たらしく、玄関にドンとおいてある。おそるおそる開けてみると今度はちゃんとした椅子が。ほっ。しかし見回してみると家にはこれで6脚の椅子が。後日とりに来るのかと待てど暮らせど来ないまま、未完成の2脚もすっかり我が家が気に入ってしまったようなのでこちらからは特に何も言っていない。シートとフレームがくっついていないだけなので、シートをはめれば普通に使えちゃうしシラー。こうして西坂家では「Buy 4 Get 2 Freeセール」でダイニングチェアーを購入したのでした。

この未完成の2脚の椅子への対価は?一回で済んだはずの配送費、そして二酸化炭素の排出のコストは?インベントリーの管理は?カスタマーサービスのフォロー体制は?そもそも商品を発送する前に点検のプロセスはないの?様々な疑問が浮かぶ。

日本ではまずこんな事態は考えられないと思う。完璧な椅子を、指定した時間内にきちんと届ける。「ありがとうございました」のお手紙までついてくるかもしれない。万が一完成されてない椅子があったとしたら、すぐに完璧な椅子を届けにくるだろう。菓子折りでも持ってくる勢いで。

小さな例だけれど、アメリカ社会の無駄をよく表した例だと思う。アメリカは本当に無駄な事が多い。作り方が甘いからよく物が壊れる。直してもらったとしても直し方が甘いからまた壊れる。ロスのマンションでは毎日修理屋さんが何かしら修理している。買い物へ行っても、レジの人たちはずーっとおしゃべりしながら、適当にレジを打っている。どんなに長蛇の列があろうと、ペースはまったく変わらない。アメリカ車の無駄な大きさ&燃費の悪さは言うまでもない。

その点、日本の商品、サービス、仕組み等の効率性・耐久性・デザイン性は世界に類をみないほど優れている。ちょっとした工夫で無駄をなくす知恵が長い日本の歴史の中、蓄えられている。桃の投稿にも関連しているけれど、そんな知恵を世界にもっと発信して、共有できたら、経済的な無駄を省くだけでなく、地球温暖化防止等にも大きな意味を持つと思う。

Mina