Project For Flat MIKAです。
幼き頃今は亡き祖母と
近所にある神社へとお参りに行く。
手を繋ぎ他愛ない会話と共に。
鳥居をくぐり参道を歩く。
足裏に砂利の感触を得たくて
わざと参道を外れる。
ジャリジャリと音をたてつつ
神殿に辿り着く。
静寂。
祖母とともにお賽銭を投げ入れる。
お賽銭を投げ入れるとき
聞こえるお金の音が心地よく
何度もせがんだ。
今思えばお賽銭の響き。
それは今
大好きな祖母がいるであろう
浄土へ響く音、だったのかもしれない…。
神殿の御神体、鏡。
『神の顔はどんな顔?』
覗く鏡に映る我の顔。
【ががみ】の【が=我】を取ると
そこに映る我が顔は【かみ=神】となる。
浄土に響く賽銭の
音に連れられ覗き見る
我(われ)を取り去り神となる。
我(が)あってこその人。
ならば取り去りし【我】を
自らの前におき
『我は神なり愛と光なり』
ありがとうございました。
Twin's Love For You
