部下は上司を選べない、好きであなたの部下になったんじゃありません | 部下との人間関係が劇的に変わる箱の法則

部下は上司を選べない、好きであなたの部下になったんじゃありません

仕事にはいろいろな工程がありますよね。


ひとりで一気通貫する場合もあれば、それぞれの担当でリレーしていく場合もあります。


あるデーターを提供したAさん、


「データー取るだけで苦労したんだから、
 あとは後ろがなんとかしてくれるだろ……」


そのデーターを受け取ったBさん、


「なんだよ、このデーター、バラバラじゃん!
 これじゃ分析するどころか、その前に余計な仕事が増えちゃうよ」


それぞれの受け止め方が違うようです。


とにかくあるデーターがBさんに引き継がれた後、こんな会話が聞こえてきました。


「データーの分析、まだ?
 早く欲しんだけど」


「そんなこと言われても……
 あのデーターじゃ分析する前にいろいろと処理が必要で……」


「なに、こちらのデーターが悪いっていうわけ?」


「いいえ、そういうわけではなくちょっと時間がかかると……」


「それをなんとかするのがあなたがたの仕事でしょ?」


「はぁ……」


「他にも代わりはいるんだからさ!
 あー、もっとできるやつに頼めばよかったな」


「そんな……」


「とにかくこっちはその分金払って頼んでるんだから早くしてよ!」


「……」


まっ、ここまで露骨ではないかもしれませんが、ありがちなやり取り。


あなたの職場でも似たようなことが起こっていませんか?


ここで一つうかがいたいんですが、はたしてBさんはAさんのために心から頑張って仕事をしようと思うでしょうか?


愚問でしたね。


仕事だから、とにかく作業は進めるでしょうけど……心からAさんのお役に立ちたいとは思えませんよね。


そして心の中でこんなことをつぶやいているかもしれません。


「他にも代わりはいるだと?
 ふざけんな、こっちだって願い下げだよ。
 いつもグチグチ言いやがって……」


とかね。


もうこうなったらお互いに楽しんで仕事をするなんて考えられない。


これに似たことが上司と部下の間で起きたりもします。


上司からは


「仕事があるだけありがたいと思え!」


とか


「オレが仕事をあてがってあげてるんだぞ!」


みたいな。


いや、口には出さなくてもそういう雰囲気が出ていると、部下は感じ取ります。


で、部下はこう思うんです。


「こっちは上司を選べないからやっているだけで、
 好きであなたの部下になったんじゃありませんから!」


ってね。


何度も書いていますが、「箱」に入ると


・相手の悪いところばかりが目につきます
・自分が被害者になっていきます
・物事を大げさにあげつらっていきます
・自分中心の考えになります


そして


・自分はよくやっている


と自分を守りに入ります。


そして立場や役割、状況によって入りやすい「箱」もあるんです。


例えばこんな感じです。


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