だれかに任せる | 部下との人間関係が劇的に変わる箱の法則

だれかに任せる

最近コーチングのセッションをスタートしたクライアントの話です。

「さとうさん、セッション遅れてすいません。本当に申し訳ない。私はスケジュール管理や何かを管理することがとても苦手なんです...。」

「今、どうしているんですか?」

「ほとんど90%は人に任せています。
なぜなら、労多くして効果がないからです。
そのくせ頭の中では気になってしまうんですよ。
だから私はその分、他の得意な領域に集中します。
それが一番いいと思って...。
今回は本当に申し訳ない...。」


このクライアントは自分の弱みをきちんと把握して、それを他の人にサポートしてもらっています。そしてその自分が苦手なことを何とかしようとするエネルギーは必要以上にかかる割に、人並にできないと自覚しているんです。

この日の予定はたまたまスケジュール管理を任せている人に伝えていなかったんだそうです。

「では、○○さん、構造化しちゃいましょうか?」

「そうですね。それができるとありがたいです。」

「○○さんはスケジュール管理を人に任せたほうがいいとはっきり自覚してますから、私がセッションのスケジュールについては管理をしてくれている人に直接連絡を入れるようにしましょう。」

「本当ですか!それがしていただけるととても助かります!よかったぁ。」


そして私がメールで連絡をするように決めました。

コーチングではクライアントが自主性を持って取り組むことが前提ですから、当然クライアントの責任でスケジュールも管理することになります。普通だったらコーチがここまでする必要はないでしょう。クライアントが日時を覚えていて、約束した時間になったら電話をかけてくるのが普通です。それがコミットメントの強さの表れであるかもしれません。

でも、このクライアントは自分の苦手なことをはっきりと自覚していますので、それを構造化するだけで本来取り組むべき課題に集中できると思ったのです。コーチの方々からは反論もあるかもしれませんが、私はこれもテーラーメードのひとつかと。


あなたがどんなことを人に任せると成果が増えますか?




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