私の大好きな花、ダリア。

それも赤が好き。もっと言うと、紅色が好き。


以前『黒蝶』という種類のダリアを育てていたのですが、

深い紅色が黒くも見えるほど重厚で、ベルベットの質感を思わせるほどの

上品で潤いに満ちた色合いでした。

たまらなくて衝動買いして、鉢を抱えて帰ったのを覚えています。


球根なので2期目も3期目も発芽させたけれど、どちらも花が咲く前に葉が伸びてくる時点で虫にやられてしまいました。

なので最後は球根を腐らせてしまって。


だから虹色BODYの壁掛け時計はダリアにしたんです。

大好きなダリアを毎日咲かせていたいから(*´ω`*)

昨日この子を花屋さんで選んでいるとき、

花屋のおじさんと「ダリアももうこれで最後だねぇ~~」なんて話しているその横を、中学生か高校生らしき男子が通り過ぎて行きました。

 「わっ!くっさーーーーーー!!」

その男子が通り過ぎ様に大きな声で言いました。

(え?なんだろう?なにが臭かったんだろう?)

見渡してすぐにわかりました。その男子は、菊の香りを「くさい」と表現したのです。


菊の香りは確かに強い。

でも、くさいかな?

今の都内の各家庭にはあまりお仏壇は無いのでしょうね。ましてや毎日菊を飾ったりはしませんしね。

【強い花の香り=刺激臭=くさい】、になってしまうのです。

おそらく、百合の花の香りも「くさい」と言うのでしょうね。


花屋さんの気持ちになってみましょう。

花を売って、くさいと言われるのです。

風情の無い、おかしな世の中になったものだと、私は悲しくなりました。


以前、森のアロマを「くさい」と表現する方々もいらっしゃいました。

それもおかしな話なのです。

檜や杉やクロモジといった、日本の森の木々の成分を「くさい」と感じる。。


現代人の自然離れ、植物離れも今はここまで来ています。

嗅覚だけが変化するわけはありません。味覚、聴覚、視覚、触覚にも必ず変化が起きているはずです。


男の子へ

菊は日本に古来からある伝統的で華やかなお花です。

くさいだなんて言わないで

菊以外にもお花はたくさんあるのよ。

いつかあなたは女性に美しい花をプレゼント出来るような、素敵な男性になってね。


皆さんの好きな花を教えてください。

「なんだろう?」と、わからない方は、是非お花屋さんや園芸ショップへGO!

色、香、思い出etc...

皆さんの好きな花を私に教えてください(^-^)


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