別冊「プロジェクトPARTY」

別冊「プロジェクトPARTY」

[プロジェクトPARTYとは]
埼玉大学演劇サークルPetit French Kiss 2018年むつめ祭公演にて、『硝煙の霧は宵闇の終に』を上演する一団です。脚本・演出の中山裕也を筆頭に、9人のメンバーで構成。
稽古日記などを掲載。

【HP】https://projectparty18.wixsite.com/home

Amebaでブログを始めよう!

改めまして『硝煙の霧は宵闇の終に』をご覧くださった方、ありがとうございました!

お待たせいたしました、役者・スタッフによる終演コメントになります。

みんな、思いのままに綴ってくれたので少々長いですが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

 

 

 

【東雲 皐月 役:中澤 小夏】

硝煙の霧は宵闇の終に、終演しました。みにきてくださったかた、みたいとおもってくださったかた、ブログを読んでくださったかた、ホームページをみてくださったかた、ツイッターをみてくださったかた、この公演に協力していただいたかた、みなさんありがとうございました。
終わった後に何を書いたらいいのか全然わかんなかったので、参加メンバーに伝えたいことを書いてみました。

いぶきたん
こなつは2年前の中山さんの脚本で初めて音響オペをやって、音ゲーじゃん、ってくらいしんどかったから、今回も大変だったんだろうなって思います。おつかれさまでした。ありがとう。
いぶきたんとはおうちが近いのもあってとっても仲良くしてくれるけれど、おんなじ舞台で会話したことない気がするから、いつか共演したいなあ。
あくまちゃんとこれからもなかよくね!

しゃみさん
さいきんたくさん可愛がってくださって嬉しいです。秋公演で初めて共演して、またむつめ祭でも一緒に出来ることを知った時とても嬉しかったです!これからもっとなかよくなりたいです。うたプリも布教してください笑
本番前、とても体調を崩されていたのでとても心配でした。それなのに当日は神がかった照明操作で舞台を照らしてくださって、やっぱりすごいなぁと思いました。おつかれさまでした。ありがとうございました。
マーガレットはうちにいるのでいつでも会いに来てください。

みずき

稽古で全然会えなかったから寂しかった!足はもう大丈夫ですか?ほんとうにおつかれさま。
みずきの皐月も見てみたかったなってずっと思いながら皐月をやっていました。こなつにとってみずきはこうなりたい、っていう役者さんなのでもっと自信持って欲しいです。そしてもっといろんな役がみたいなあ。
和佳さんの表情がとっても良かったです。皐月が「前に進みたい」と思えるような演技をいつもしてくれるから、やりやすかったです。ありがとうね。
また一緒に舞台作ろうね!

あやちゃん

新人公演でもむつめ祭でも一緒に舞台に立てて、とっても楽しかったです。
あやちゃんは自分の思ったことあまり言えないタイプなのかな?と思っていたんだけど、中山さんに、ここはどう演技したらいいか、とか自分はこう思う、っていうことを積極的に聞いていて、一年生なのにすごいなって思いました。
お母さん役、最後の方の場面はあやちゃんの演技のおかげでとてもいいシーンになりました。たくさん練習してくれてありがとう。おつかれさま。こなつもそのくらい母性出したいわ…
これからもあやちゃんが舞台に立つ姿を見ていたいです。どんな風な役者になるのかとっても楽しみです。期待してます!

のだしんさん

めっちゃかっこいいです。黒スーツ似合いすぎます。でも顔だけじゃないんです。全てがかっこいいんです。その全てを役に還元していて、すごいなぁって思いました。
今回のむつめ祭でこなつの中で一番好きな役者さんでした。エンゲキノビタとの使い分けがすごすぎです。おつかれさまでした。
ごはんちゃんと食べるんだよって心配してくださってありがとうございます。お母さんみたいで安心します。
卒業公演めっちゃ楽しみにしてます!

ゆいちゃん

私たちの新人公演以来の共演で嬉しかったです。夕実さん美しすぎた色気ありすぎた、ほんと何でもできてすごいよお。。。ユミソン。。。
中山さんに拳銃向けるの慣れててさすが三年連続だなって思いました。おつかれさまです。
そういえば自撮り特講の授業はA+で単位を出しておきます。素晴らしい!
また三年会しよう!

はたちゃん

ずっと共演したいって言っててやっとできて嬉しかった!色々忙しかったけど頑張った!おつかれさまです!
瀬戸さん最初掴めてなくてほんと会話しづらかったけど急に上達した時はほんと焦ったわ…
台詞入れとか自主練付き合ってくれてありがとう。棒も当たれば…棒も歩けば犬に当たるね。
いつもと違うはたちゃんがみれて良かったです。もっといろんな演技見てみたいよ。うまく言えないんだけど、ずっと演劇続けてて欲しいよ。一緒に出来たら最高だよね!

なかやまさん

ほんとうにおつかれさまでした。
私は中山さんの学生最後の作品の主演として、満足いく演技が出来たんでしょうか?精一杯頑張ったつもりですが、わかりません。
でも、いい舞台だったと思います。
ものすごく楽しかったです。本当に参加して良かったです。むつめ祭公演の重みじゃないくらい大変でした。でもとても素晴らしい作品が出来てとても達成感がありました。
こんなに素晴らしい舞台を一緒に作らせていただき、ありがとうございました。ステキな役をありがとうございました。
この舞台で役者としてなにかを得られていたら良いなって思います。これからも成長していきたいです。私のことをまた見て欲しいです。
おつかれさまでした。


ブログなんてかくのはじめてで何書いたらいいか最後までわかりませんでした!
なので最後まで自分らしく詐欺自撮りで締めます!

大丈夫!加工はしてない!
ありがとうございました!

 

 

【瀬戸 三嶺 役:波多野 禎也】

まだ終わったという実感がないながらも、この終演の感想を書きおわったら、この企画が本当に終わるんだなぁと思いながら、書いています。

役者コメントにも書いたように、僕はずっと、中山さんと共演か、もしくは中山さんに一度は演出つけてもらいたいなと思っていました。去年それが叶わず一度は諦めていたんですが、偶然が重なって、奇跡的に念願が叶いました。

まさに合縁奇縁です。

座組みも全学年1人はいるというおもしろいメンバーでかつ、中山さんの過去作の座組みの皆さんや、初共演の役者さんが過半数を占める座組みでした。

この企画に配属していただいたすぐ後に、中山さんに聞いた話なんですが、実は、この座組みの僕以外の役者さんは、演出の中山さんと確約をとって参加していたそうで、僕だけは、この座組み発表までこの企画に参加できるとは思いもしませんでした。

僕以外の役者さんが確約をとってると聞いた時のプレッシャーは、半端じゃなかったです。

実際皆さん演技力が高く、稽古に入っても常にプレッシャーを感じてました。逆にいうと、その分、僕は演じる上では、掛け合いの相手役に安心して委ね演じることができました。

一緒に作劇した座組みの皆さんには感謝しかありません。本当にありがとうございました。

さて、僕が、今回いただいた瀬戸三嶺(予測変換できるようになった!)という役は、中山さんのハードボイルドへの愛を具現化したような人物でした。

まだまだ、へたっぴの僕は毎回毎回、役を掴むまで苦心しているのですが、今回は今まで演じてきた役にはない要素ばかりで、かなり大変でした。

僕は学生演劇生まれの役者なので、演劇歴は現在1年7ヶ月のまだまだ未熟な役者です。そのため、毎回いただいた役は、大抵、いままで演じたことのある役とは違う属性を持った役であるため、その役を掴みきるまで毎回苦労しています。

それでも、今まで経験した表現のおかげで、初心者の頃よりは幾分かは、アプローチに時間がかからないようになってきているように思えます。(錯覚かもしれませんが)

しかし、今回いただいた役の瀬戸さんは今までいただいてきた役とは決定的な違いを感じました。

僕は感情をフェーダー的にで表現するのがあまり得意ではなく、逆に感情を一気にスイッチして表現するのは苦手には感じないです。瀬戸さんは感情の揺らぎが本当に少ない、ハードボイルドを具現化した役なので、まさに僕の課題となる役だったので、僕の中では今までで一番(毎回感じてる気もしてますが…)難しく感じてましたし、本番までに1つ掴めた感覚を得ることができたのは、今後、他の役を演じる上でも大きな自信になった気がします。

中山さん本当にありがとうございました。

また、中山さんとは、稽古の終盤にかけてとても仲良くしていただきました。2人で食事に行って、ご飯を奢ってもらったり、中山さんと恋愛話もしたりしました笑

本当に良くしてもらいました。中山さんはいい意味で、座組みのみんなに舐められていましたし、実際に僕も調子に乗っていじったりしてました笑

でも、おかげで稽古場では、自由に表現しやすく、かつ、やる時はやるメリハリのある僕が一番好きな稽古場でした。本心からこの座組みでずっと稽古してたいなぁと思ってました。

感謝です。演劇の神様。座組みの皆さん。観にきてくださったお客様。中山さん。

これでこの座組みは終わりですが、きっとこれからも何処かで稽古するたびにこの稽古場の雰囲気を思い出すのだとおもいます。

本当にありがとうございました。

 

 

【入方 夕実 役:大塚 由衣】

こんにちは!

「硝煙の霧は宵闇の終に」で入方夕実役を演じさせていただきました大塚由衣です!セキセイインコ青

 

まずは、皆様ご来場いただきましてありがとうございましたハリネズミ

予想以上の大盛況でめちゃくちゃびっくりしました笑

 

台本をいただいてから約2か月、

長く短い稽古の中、どうにか暮方という街のある一コマを作り上げることが出来ました

 

……って一言で言うのは簡単だけど結構色んな事があったよな!?と我に返りましたので、伝家の宝刀稽古写真を再び見返しまして、個人的に夕実さんの好きなシーンとその写真を紹介したいと思います牛

 

まずはこれ!

薬キメ狂乱チンピラに対峙するシーンです。

こういったシーンは初めてで最初はどうしたものかなぁと思っていましたが、堂々とかっこよくやりたいなとはずっと思っていました。…できてましたか?笑

 

これは稽古としてはかなり初期ですねコアラブログを始めた日だった気がします。

この頃は夕実の相棒・先っちょがちょっと赤い銃は無く、手で頑張っています…

そして何より、相手のチンピラがまだ黒髪の真面目な優しい先輩だった頃でもあります……!

時の流れは怖いですねぇ……恐竜くん

 

続きましてこちら!

(自称)新聞記者のイケメンといい感じになるシーンです(?)

ただただ役得のこのシーン。逆に私なんかがごめんなさいという感情にもなるシーンですガーン

役得にウハウハする一方でここがなんだかんだ一番難しかった気がします……

なぜなら私の技量では演出の色気を超えられなかったからですゲロー遥かな壁を感じました。

夕実さんの色気?女性らしさ?を目いっぱい出せればと思っていましたが、本番を迎えるまで不安でした。

終演後、見てくれた友人たちに感想を聞いてみました。

「夕実さんどうだった?」

「エロかった。」

どうやら無事伝わっていたようですちゅー

 

最後はこちら!

最後の通し練習にて、カーテンコールの場面です。

全員集まって稽古をする機会が通し練習しかなく、貴重な時間でありました。

通し練習は二回行いましたが、一回目はそれなりにやばかったですアセアセ

しかし、この写真を撮った二回目はかなり本番に近くなっていて、それから細かいところまで演出を付けていただいてさらに良いものを皆様にお見せできました!

写真をここには載せていませんが裏方のお二人も凄いのです!

手前味噌でアレですが、うちの企画の皆が凄い人ばっかりだったよという報告です照れ

 

 

さて、是にてお仕舞いです。

重ね重ねになりますが、ご来場いただいた皆様、ブログやHP、ツイッターを見てくださった皆様、本当にありがとうございました!爆  笑

そして企画員の皆、一緒に舞台を作れて楽しかったです、ありがとうニコニコ

夕実さんも、お元気で!

 

 

【板橋 健/岸延 貴陰 役:野田 真太郎(林田乃 翔太)】

みなさんこんにちは。

 

劇中で板橋と岸延を演じた、野田と林田乃です。

瀬戸さん撃っちゃってごめんなさい!

 

え、なんで2人いるのかって?

 

実は林田乃さんは僕の心の中の人物なのです。岸延の名前は「木陰」と「板橋健」のローマ字アナグラムでしたが、林田乃翔太も野田真太郎のアナグラムだったのです!お気づきでしたか?

 

さて、公演を終えて、僕の心にすっぽり穴が開いてしまったかのような感じがしています。本番まで朝早くから夜遅くまで、ほぼ毎日練習していたのに、今ではそれがありません。

稽古は日常と化していたので、寂しいです。ですが、一つの公演が終わった後には、次の公演が始動することになります。これからもずっとPFKの公演は続いていきます。

 

これからも楽しみに待っていてください!

 

最後に、ご来場いただいた方々、企画員のみなさん、最高でした!!!本当にありがとうございました!!!!!

 

 

【東雲 幸恵 役:澤野 綾音】

こんにちは。幸恵を演じさせていただきました、澤野です。

ついに公演が終了しました。

たくさんの方にご来場いただき、誠にありがとうございましたWハート

 

大学で初めて演劇に関わった私は、今回が2回目の舞台でした。

基礎もろくにできていない私に、丁寧に教えてくださった先輩方に感謝です。

正直、他のメンバーさんが豪華すぎて…場違いだな、と思ったりもしましたが。皆さんが優しく接してくださったおかげで、最後までやりきることができ、多くのものを学ばせていただきました。

 

ここで、少し裏話を…

演出さんによると、幸恵はもともと存在せず、皐月が殺された「お父さん」の復讐をする、というストーリーだったそうです。

最初のうちは、演出さんもお父さんに未練があったそうで。幸恵の存在を認めてもらえたのは、皐月と幸恵のラストシーンの稽古中。感情を込める練習で、深く考えず皐月役の先輩を抱きしめたところ、採用されました(もともと、抱きしめる演出はありませんでした)。

母親の包容力、少しでも表現できていたなら嬉しいです。

 

最後に、projectPARTYのメンバーや支えてくださった方々、そして、公演やブログを見てくださった皆様に心から感謝をニコ

またご縁があることを願っていますキラキラ

 

 

【福田 和佳 役:香村 泉希】

ブログを書くのもこれが最後ですね・・・

福田和佳役の香村泉希です。

先日のむつめ祭では、本当にたくさんの方がご来場くださって、うれしい限りです。

 

私事ですが、昨日、初めて髪の毛を染めました。

あ、金髪じゃないですよ

某薬物中毒者役の某演出の真似をする勇気はありませんでした

むつめ祭公演が終わったら染めようと、ずっと前に決めてたんです

あの時はまだまだずっと先のことだと思っていたのに・・・時間がたつのは早いものですね・・・

 

この企画に参加できて、この作品をつくれて、福田和佳さんの役をもらえて、ほんとによかったです。

同期と後輩の凄さを改めて感じました。

先輩たちはやっぱりすごいなーと驚嘆しました。

なにより、もうすぐ卒業されてしまう先輩方の演技を特等席でみれました。

 

しいていうなら、せめて役名を一回くらいは名乗らせてほしかったなあ・・・

主人公にアドバイスする名無しの権瓶さんだった・・・

まあ、楽しかったのでオールオッケーです(((o(*゚▽゚*)o)))

 

あと、千秋楽で六文銭落としたのはご愛敬です!

本番にハプニングはつきものですよね!!!

すみませんでした。ほんとごめんなさい。マジでどちゃくそ冷や汗かきました。

 

いろいろ書きたいことありますが、バイトがあるのでこの辺で。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

ラストなんで、ド派手に主張しますね

以上!!福田和佳でした!!!

 

 

【照明:髙澤 美里】

縁の下の力持ち~照明編~

 

おはようございます、よく眠れましたか?

照明の髙澤です。気軽にしゃみちゃんとお呼びくださいね。

 

「硝煙の霧は宵闇の終に」、無事終演いたしました。

ご来場いただきました皆様に多大なる感謝を。

 

さて、何だかご好評いただいているらしい当ブログ、もう少しだけ続くようです。

どうか最後までお付き合いくださいイルカガーベラ

※ネタバレを多分に含みます。

 

 

……と言いましても、照明、特に語ることがないと言うか、語るのが難しいですね。

基本的に舞台照明というのはめちゃくちゃ目立つ演出でもしていない限り、皆さんの意識を突かないのがお仕事だと思っています。

いかがだったでしょうか? 「あーここなんか転換のタイミングずれてんなー」など意識させてしまっていたのなら、まだまだ私が未熟な証拠でございます。まあ、正直照明を操作するための卓が壊れていたのにあれだけの照明をこなせと言われたのがすでに無茶ぶりな上に、最近の照明卓は現在PFKにあるものよりも賢くてヒューマンエラーを防げるので、人力でやっている以上無理なものは無理なんですけどね。人間には大抵指が10本しかないので限界があります。

 

 

 

 

こほん。なんだか心の声が漏れてしまった気がしますが、気にせずいきましょう!

 

上記した「目立つ演出」ですが、今回で言えばラストシーン間際の皐月ちゃんがシャウトする場面の赤色照明だったと思います。

あれは、直前の照明が限りなく暗く、幸恵さんとの掛け合いによって皐月ちゃんの心に希望が満ちていくことをイメージしてじんわりと光量を上げて、一気に赤色に転換しました。

赤色というのはなかなか強烈で、感情で言えば怒りや苛立ちなどを表現し、場面で言えば簡単に思いつくのは炎が燃え上がっているようなシーンですね。しかし、個人的には赤色はとても好きな色で、人の心を掻き立てる格好いい色だと思っています。

あの場面、皆様の目にはどう映ったでしょうか? 演劇というのは一期一会ですので、敢えて私がどうしたかったかはお伝えしませんが、皐月ちゃんの心の声に同調しているものに見えていたのであれば、私の見せ場は大成功、といったところです。

 

 

あとは、個人的に、プチで照明のオペレーション(操作)をするのはかなり久しぶりで、

というのも最近は照明よりも役者へのこだわりが強い演出さんが多いため、なおさら悪目立ちしないように気遣わなければならず、

もともとライブ照明のようなビカビカギラギラした照明が好きな私にとってはつまらなく感じてしまうものが多かったからです。

単なるワガママじゃ~んとは自分でも思いますが、PFKは「自分の好きなことをする」サークルなので、好きに徹しようとすると照明とは少し距離を取ることになっていました。まあ、プライベートも忙しかったり、体調を崩し気味だったりが重なっていたので、良いアイスブレイクにはなったと思います。

しかし、もうPFKで好きに照明をすることは無いのかな~と思っていたところを、演出の中山さんからお誘いいただき、

しかも凝った照明をさせてもらえるということで、久々に脳汁ドバドバ状態になりました。

照明から離れていると、どうしても「私は照明を大して好きじゃなかったのかもなぁ」と感じることがあるので、

そういう意味でも今回中山さんに誘っていただいて、「やっぱり私は舞台照明を愛してるんだなあ」と実感できたので、本当に良かったです。

 

 

 

本当は最後までふざけて中山さんいじりでもしようかと思っていましたが、普通に語っちゃいましたね。

1,000文字も超えてしまったのにここまで読んでくださった画面の向こうのあなたに愛を送ります。

 

 

では、最後は個人的に格好良く撮れた&加工出来たと思う演出・中山さんのお写真で締めとさせていただきます。

よっ!イケメン!

 

 

【音響:野手 伊吹/あくまちゃん(補佐)】

最終話『さようなら、あくまちゃん』

 

〔野手伊吹〕

 

お疲れ様です!!!!!!!!!!!!!!!!

むつめ祭が終わって開放感大放出の音響オペの野手です。

 

お疲れ様でした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

〔あくまちゃん〕

 

ふぁ、ひさしぶり

きょうは 12がつ5にち…?

あくまちゃん ほんばんのひ がおわってからいままで ずっとねてたみたい…

ほんばんのひ たのしかったなぁ。 

みっかかんれんぞくで あくまは えんげきのおと だしてたんだけど まいかい きんちょうしたの。

でもね ほんばんで さいしょのきょく ながして まっくらになって… はじまる っておもったしゅんかん きんちょうとわくわくで こころがきゅってなるの。

そこからはあっというまで きがついたら おわっちゃうんだ

ほんばんのひ きがついたら おわっちゃった。

 

たのしかったなぁ もうおわりなんだね

 

あくまちゃん ほんばんのひがおわったから あくまかいにかえらなくちゃ いけないの…

 

あくま おんきょうやるの はじめてだったから たくさん めいわくかけちゃったし しんぱいさせちゃったけど

ぷろじぇくとぱーてぃーのみんなが うけいれてくれたから さいごまでたのしくできたんだよ。

 

ほんとうにありがとう

 

なかやまさん きかいのこと たくさんおしえてくれてありがとう

 

しゃみさん おとなりのおぺせきにいてくれて すごくあんしんしたよ

 

のだしん くらずしのがちゃがちゃ だいじにするね

 

ゆいちゃん たくさんあそんでくれて たのしかった!

 

こなつ ずっと こなつらしく わらっててね

 

あやちゃん てれながら はいたっち してくれて うれしかった

 

みずきちゃん だいすき!

 

はたの みみのきたなさを いじるな おもしろくない

 

じょうせんさん すてきな ふらいやー さいと おきにいりだよ!

 

みんなにしてもらったこと あくまちゃん わすれない。

 

じゃあ あくまかいに もどらなきゃ

 

 

またあえるよね

 

 

またあおうね!

 

 

【脚本/演出/月本 優則 役:中山 裕也】

改めまして、

『硝煙の霧は宵闇の終に』にご来場して頂いた方

いつもブログやHPをご覧頂いていた方

本作を宣伝して頂いた方

とにかく本作に興味を持ってくださった方

 

皆さま、ありがとうございました。

 

 

自分でメンバーに提案した終演コメントですが、正直な所何を書けばいいか分かりません。

メンバーへのお礼は、直接口で伝えようと思うので、詳細は敢えてここには書きません。

取り敢えず、つらつらと裏話的なことでも書いていけばよいのでしょうか。

 

 

はじめに、ブログの公演後の更新は全く考えていませんでした。

では、何故更新したかと言うと、お越しになったお客様から「更新を楽しみにしてた。今後もやってほしい」とのお声を頂いたからです。

素直に嬉しかったです。

開設後ブログは現在までに2,300アクセス、HPは6,100アクセスと多くの方に閲覧して頂いた上、このようなお声まで頂けたのですから。

 

今回、公演を打つにあたって、宣伝関連は特にいろんな方々のお力を借りました。

その力で、初めてブログやHPなどを宣伝媒体を使用しましたが、正直どれほどの効果があるのか心配でした。

そんな事とは裏腹に、上記のような結果になり、安堵と共に感謝の思いで一杯です。

集客数で見ても、本作の千秋楽はむつめ公演2018の他作品含めた21回の公演のうち、唯一サークル員抜きで30人のお客様にお越し頂きました。

宣伝の効果といえるのではないかと思います。

 

私は単純さんなので、こちらでコメントしたり、お知り合いの方はSNS等でご希望くだされば、

何かやるかもしれません。

一先ずは、この更新を以て更新終了を予定しております。

 

 

次は作品に関しての裏話でも…。

本作で一番最初にアイデアが出たのは失禁シーンです。本当です。今年の4月の話です。

私と言う演出・脚本家は加虐趣味なので、月本のような三下キャラにどう羞恥を味わせるか、から書き始めます。

その証拠に、次に浮かんだのは6月頃の、口に銃を突っ込まれるシーンです。

 

こんな所から考え始めて、演じる役者が居なかったらどうするんだという話ですが、私という役者は被虐趣味なので、問題ないのです。

今回はまた別の問題で私が月本を演じましたが、詳細は後述。

 

そんなこんなで、三下の幕引きは決まり、話が大きく進んだのはこの動画を見た時です。

 

尾崎豊『核(CORE)』1987.8.29有明コロシアム

 

元から好きな曲でしたが、この時の尾崎のパフォーマンスとラストの照明で、少女が赤転の中叫ぶ演出がパッと浮かび、本作が一気に具現化したのであります。

 

そんな経緯の作品でしたが、ご感想を閲覧すると厳しいお言葉もありつつ、お褒めの言葉も多数頂けました。

中でも多かったのは「演出の好き・世界観に溢れて居て良かった」というものです。

これ、自分の作品以外であまり見ないご感想です。

私自身、自分の名刺になると思うくらいに、自分の好きを詰め込んでいますので、このようなご感想は歓喜の極みであります。

 

また、役者においても主役格の皐月や瀬戸と並んでご感想で名前が出てたのが、月本でした。

「ヤバイ」という言葉揃いで、役者としては光栄なご感想です。

己に嫌気が差すほどに考えた下衆台詞と、演技の賜物でしょうか。

 

一つ後悔があるとするならば、この脚本はそのままでは私以外に、演出・月本役が務まらないことです。

これは、別に自惚れている訳ではなく、安全策が存在しないシーンがあるからです。

 

口に銃を突っ込むという演出はどうやっても怪我します、況してや本番のテンションでは。

この演出をどうしてもやりたいが為に私が選んだのが、考えた本人が演じるという手段です。

こうすれば、自己責任という訳ですね。

公演中に口内が切れるのは勿論、千秋楽では唇が紫色に腫れ上がりました。

「痛い」とかの感情より、「やはり自分がやって正解だった」という思いしかなかったのを覚えています。

 

演出は、どんなに危険な演技でも安全策を用意しなければなりません。

役者が怪我を負わぬように努める義務があります。

今後、演出をやる方にはこれを、肝に銘じて頂きたいです。

 

 

最後は、ブログ名にもなった企画名の「プロジェクトPARTY」について。

この名前の意味は、公演直前コメントで書いたのでそちらをご参考に。

 

実は、企画名にはもう一つ候補がありました。「プロジェクト核(CORE)」というものです。

核(CORE)は、上にも出たように尾崎豊の曲の一つですが、彼の1988年のツアータイトルでもあります。

 

このツアーの前年、10代のカリスマ(これには種々の誤解がありますが、その議論はここでは割愛します)と言われた彼は20代になり思うような曲が作れず、覚醒剤に手を染め逮捕されていました。

また、当時彼が所属していた事務所は、尾崎豊を金の成る木としてしか見ておらず、仲は冷え切っていたそうです。

LIVE COREはそんな時のツアーで、このツアー後、彼は事務所と訣別し再起を図ります。

彼が23歳になる年の話です。

 

奇しくも、私も今年23歳になります。

そして、去年に自身大きな失敗を冒しました。

それが原因で5年目の活動機会を得られた訳で、背景は全く異なれど自分と彼が重なって見えました。

今度こそは失敗をせず、彼と同じようにきっちり区切りをつけて前に進む為に、

この企画名を候補に挙げました。

 

ここまで考えてなぜ別案になったかと言いますと、詰まる所やることが演劇だったからです。

演劇は1人ではなかなかできません。

今回も9人集まって、更に幾人かの力を借りて実現したものです。

そんな企画の名前に、自分の思いだけを乗せるのは如何なものかと思い、先述の甲斐バンド関連の理由と共に、『皆んなでワイワイやって楽しむ』ことを目標に「PARTY」としました。

 

公演が終わってから、この企画名を見つめ直すと、名前に込めた思いは果たせたのかな、と思います。

仮に没案でも同じ思いは抱いたかもしれませんが、この喜びをメンバーと共有できる、

という点では現案に勝るものはありません。

 

 

今後ですが、全くの未定です。

学生の間に、役者はやるかもしれません。

社会人になってからは分かりません。役者や演出・脚本もやるのか、或いは完全に離れてしまうのか。

しかし仮に、これが最後の演劇をやる機会だとしても、後悔のないくらいのものになりました。

改めて、この舞台を作り上げることに、全力を注いでくれたメンバー、関係者の方々、お客様の皆さんに厚くお礼申し上げます。

 

特にメンバーには言葉だけではこの感謝は言い表せないので、ちょっとしたプレゼントを企画中です(ボソッ

まま、あまり期待しないように……。

 

それでは、さようなら。

 

※2018.12.6追記

この記事は私がまとめているので、私自身は公開前にすべてのコメントに目を通しておりますが、少々気恥ずかしくなるようなことや、感極まりそうになる言葉でいっぱいですね。
印刷して、紙媒体でも保存しようと思います。
頂いたお言葉で始めた企画でしたが、やって良かったです。

上では、将来の行く末は分からず「さようなら」と締めましたが、メンバーのコメントを見て
少し心変わりしたところがあるので、締めの言葉を変えようかと思います。
では、また今度。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

以上になります!
本日までこのブログを見てくださり、ありがとうございました!

 

 

(プロジェクトPARTY 一同)

 

こんにちは。

演出の中山です。

 

『硝煙の霧は宵闇の終に』をご覧くださった方、お越しいただきありがとうございました!

無事に終演することができました。

現在、もう1記事役者・スタッフコメントを更新予定ですが、時間がかかりそうなので一足先に

役者・スタッフ陣と共に作品を支えてくれた、アイデア小道具たちを紹介しようかな、と思います。

 
※ネタバレを多分に含みます。
 
【マーガレット】
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始めはターゲットという呼び名でしたが、誰が呼んだかいつの間にかこれがこの子の名に。

彼女がいるだけで、舞台をあっという間に射撃場にしてしまう優秀な娘です。

 

小道具で使用するエアガンの箱の中に、偶然に的の部分が書かれた紙を見つけまして。

それを拡大コピーして、人型に切った段ボールに貼付け黒く塗装しています。

材料費0円、スプレーは演出の趣味で使ってた不用品でお安く仕上げています。

 

こちら、板橋・岸延を演じた野田君が作ってくれました。

何回もリテイク重ねて、お疲れ様でした。

 

 

【破壊可能な手錠】

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銃撃戦の途中、瀬戸が途中で破壊する皐月の手錠です。

実はあのシーン、皐月役の役者さんがかなりの怪力な人で……なんて訳ではありません(笑)

 

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拡大図です。

お判りでしょうか?真ん中の鎖だけ、アルミ線で作った疑似的な輪っかにすり替えてあります。

これで力を入れると……


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女性の力でも簡単に千切れるようになっています。

ちなみに、片方の鎖(写真左側)に1回巻きつけてから疑似輪っかを作っているので、

どんなに力強く裂いても、欠片が飛び散らず回収がラクラクです。

 

アルミ線は演出が依然別作品で使った道具の余りなので、手錠の400円のみで作れました。

 

 

【謎のポンプ】

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こんなん出てきたか?と、思った貴方。

その通りです。この小道具は姿は見せてません。

何故なら、月本の懐にいたからです。

 

使い方は至極簡単。

このポンプに水を注入しておき、必要なシーンの直前で舞台袖でズボンのチャックを下ろし、

下着の前側にガムテープで固定します。

あとは舞台に出て、瀬戸に銃を口に突っ込まれた後、前に倒れればOK。

ポンプが押し出され、水がズボンから染み出します。

 

そう、これは月本の失禁セットなのでした。

前列下側のお客様以外には、あまり見え辛かったのが残念です……。

 

岸延が瀬戸に電話をかけるシーンの裏で、いそいそとポンプを設置し、

彼らが熱い銃撃戦を繰り広げる中、余った水をズボンの中にぶち撒きながらポンプを剥がす。

そんな緊迫感のないシーンが舞台裏で繰り広げられていました。

 

ちなみに、この謎ポンプは水風船のセットに付属のものです。

200円2セットで400円。

失禁シーンを作りたい演出さんはぜひパクってくれれば、と思います。

 

 

【銃弾と六文銭】

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銃弾によって幾らか飛んじまった依頼料です。

実は、これが出来上がったのは本番の3日前くらいでした。

演出から要望が9月にはあったにも関わらず、どうやって作るか誰も思いつかず悩んだ一品です。

 

結局壊れた六文銭も、皐月や和佳が使ったものと同じ本物の六文銭を使ってます。

これは、偶然演出が川越を観光していた時に見つけたものです。

本作品のために、12枚の一文銭を購入しています。

2,400円の出費です。多分、一番お金がかかった小道具です。

 

因みに、貨幣を壊す行為は、貨幣損傷等取締法により1年以下の懲役or20万円の罰金が課されます。

壊れたお金の表現にはご注意ください。

一方、一文銭は1953年に小額通貨の整理及び支払金の端数計算に関する法律により、

円未満のお金として通用停止となったので、現在ではただの金属の塊でセーフだと解釈しています。

(もし、違法であれば相応の罰を受ける所存です)

 

この小道具づくりで悩んだのが銃弾です。

あの円筒形をどうやって表現するか、演出が頭悩ませ家を歩き回っていた時にふと目に入ったのが……

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どこにでもある耳栓です。

これに、趣味用に買うもゴミと化してた、ダイ〇ーのメタリックゴールドのスプレーを吹くと……

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あら、銃弾に。

これが完成した時は、割とマジなテンションで小躍りしたのを覚えています。

 

今回、六文銭に貫通させるので後ろ側が見えるよう、色差ししただけで使ってますが、

銃弾として使うのであれば、そのままでは薬莢を含んだ長さくらいあるので、カットするのがお勧めです。

 

 

さて、アイデア系小道具は以上になります。

そうでないものを、どれだけそれっぽく見せるか。それが道具の腕の見せ所ですね。

次回は、縁の上に立った人間たちからのコメント集になります。お楽しみに。

最後は、アー写風マーガレットちゃんでお別れしましょう。

 

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(中山)

コメントもいよいよ最後のメンバーです。

役者陣を支えるスタッフ達です。

 

【照明:髙澤 美里】

 

照明のプランニングとオペを担当しております高澤美里です。気軽にしゃみちゃんとお呼びください。

今回で中山さん演出の公演に参加するのは3回目になります。

気負い3%、演出からかい94%、ミルクティー3%という成分表示で頑張っていこうと思います。

さすがに付き合いも4年目になると演出の詰りが半端なく上手になっていきますね。

 

むつめ祭の演目にしては珍しく凝った、というか教室の電力が足りていない公演ですが、足りていない電力の方は有り余る才能でカバーしていきたいと思います!押忍!ブレーカー落ちたらごめんな全学講義棟2号館のみんな!

 

 

 [演出より]

 オムニバス形式であるむつめ祭公演は、舞台や設備を他企画さんと共有する関係で、数々の制限が

 ありますが、特に照明はそれが顕著になります。

 その上、使用教室の関係で電力などの制限で更に厳しいものに。

 

 そんな中で「あんな照明が欲しい」「こんな照明が欲しい」という無茶な要望を、見事に叶えてくれたの

 が照明担当の彼女です。4年の付き合いともなると、演出の好みが大分分かってくるのでしょう。

 照明側から提案されて、当初よりグッと見せ場になったシーンも数々あります。

 ぜひ役者だけでなく彼らを支えるスタッフの1つ、照明にもご着目ください。

 

 

【音響:野手 伊吹】

 

音響としてははじめまして!野手伊吹ですロップイヤー

実は私はスタッフとして参加するのは今回がはじめてです。稽古が始まった時期は私だけ遅く、「ひゃ~~」と言いながら(嘘)ミキサーを触っていた記憶があります。そんな中でも根気よく役者陣(とくに瀬戸役)や演出さんが練習を行なってくれました。本当にありがとうございます!

今回の音響の見所といえば、後半のとあるかっこいいシーンではないでしょうか。あそこのあのあれがかっこよくて、音響を合わせる私としても鳥肌が立ちます。でもその直後にあの音がああなるのでだいぶあれです。あれですね~~~~

 

見所…上手く伝わりましたか?ブログって難しいですね…

ブログと言えば、このアメブロ、「みんなの絵文字」ていう変な絵文字が使えるシステムがあるんですが、

 

火鍋

 

これいつ使うの?

 

  〔音響補佐 あくまちゃん〕

  

 

  わ!

  またあったね!

  あくまだよ♪

  きょうは、あくま とってもてんしょん たかいの!

  もうすぐ ほんばんのひ になるからね♪

  ほんばんのために あくまちゃん すっごいれんしゅう したんだよ~

  だれもいないだいがくの てらすで れんしゅうしたひは とってもさむかったなあ。

  でもあくま かなりきかい いじれるようになったから みんな きたいしてて!

  あくまちゃん ほんばんのひは おんきょうおぺせき にいるから、みんな げきをみたあと 

  あそびにきてね♪♪

 

 

 [演出より]

 本番時に役者を支える役割としては、照明と双璧を成すのが音響となります。

 私は音楽から影響されて作品を書く事が多く、今作も数々の演出の趣味から曲が選択されてます。

 効果音も公演時間に対して数が多く、途中様々な音響が飛ぶ箇所は、メンバーから音ゲーと揶揄

 されています。

 

 そんな、操作の難しい音響を担当しているのが彼女ら(?)になります。

 数少ない時間で練習の成果をお楽しみに。

 音響さん自身も推す見せ場のシーン、必見です。

  

 

【脚本・演出:中山 裕也】

 

二度目のコメントです。
ちょっと狡い気もしますが、異なる立場からのコメント、ということでご了承を……。

演出感ある写真を、と探してもなかなかそれっぽいのが無く、漸く見つけたのがこちらの写真です。

随分と呆けた顔をしています。

 

我ながら、↑コイツと同一人物には見えません。しかしまぁ、ヤバイのか変な写真しかないですねぇ……。


閑話休題。
現在4年生に至るまで、Petit French Kissでは年1ペースで演出を担当し、今作は脚本としては4本目、演出としては5作目になります。

お察しの通り、本来この作品は生まれる筈もない作品でした。
しかしながら様々な因果によって、この作品を書く機会を頂き、9人のメンバーが集いました。
面白いことに、14年度生から18年度生まで全ての代が1人は所属しており、個性豊かなメンバーになりました。

そんなメンバーを最年長として上に立って纏めながら……といっては嘘になります。
メンバーと同じ立場で共に前に進んでいる、という方が正しいでしょう。
学年の上下というものを気にすることなく、彼らは時に真面目に、時に演出をからかいながら稽古してきました。

そんな雰囲気が私は好きです。
楽しいのもありますが、演出と役者・スタッフ間の交流がスムースになる気がします。
からかうノリで、ここの演出はどうしたらいいか、この方がいいんじゃないか、そんな声が頻繁に行き交ってました。

楽しくやりつつ、実用的な時間を。
そんな意味では、理想の稽古場でやってこれたのかな、と思います。
(異を唱える御仁もおりましょうが、飽くまで私の話なので珍妙な奴がいると流してください)


さて、以下作品自体の話です。

私は80年代の曲や作品が好きです。
甲斐バンド,尾崎豊,CITY HUNTER,魁!!︎男塾.etc。
これらに共通するのは、男の格好良さが滲み出ていることです。

忌憚なき私見を述べるならば、現代にはこのような男の格好良さはすっかり息を潜めてしまったように思います。
流行りの曲を聴いても、細く高い声や優しく甘い声が席巻しており、どうも好みの曲は見つかりません。
この自分の世間から外れた好みを演劇作品にしたら面白いのではないか、と思い初めて書いたのが

過去作の『追想と愛惜の狭間で』であり、今作『硝煙の霧は宵闇の終に』になります。

 

そんな風変りな作品に、今までのコメントを出してくれたメンバーが集まりました。

とても光栄なことです。改めて、感謝申し上げます。

彼らの魅力は、今までのコメント欄でわずかながらに説明してきたので、ここでは割愛します。

 

 

因みに、今作のタイトルは『しょうえんのきりはよいやみのはてに』と読みます。

「はて」に「終」の字を当てています。

これは、実際に奈良県の地名にそう読ませる場所があるのが1つ。

もう1つ、通常の「果」という字はそこから続きがないように感じますが、

「終」はここから新たな始まりを自分では感じます。
〔何かが終わり、一方で何かが始まる〕
そんな意味を込めて、このタイトルにしました。

 

重ねて因んでしまいますが、本作が私の学生で最期の脚本・演出を務める作品になります。

本作を上演する企画名の「プロジェクトPARTY」は、甲斐バンドの1986年のファイナルツアーの名前

から取っています。

企画目標の「燃焼する」も、当時の甲斐よしひろの「消えるとか落ちるとかトーンダウンするのではなく、真夏の夜の花火のように燃焼する」という発言から、持ってきています。
そう。作品から企画名まで、全てが私の趣味嗜好でできています。
最早、自身の名刺といっても言っても、過言ではないかもしれません。

普段よりも字数制限が緩いのを良い事に、好き勝手書きすぎました。
けども、記したことはすべて嘘偽りありません。
自身最後の脚本・演出にして、最高のメンバーと作品になったと自負しています。
ぜひその姿を、足を運んでご覧になって頂ければと思います。

 

 

 

と、コメントは以上で全員分になります。

ここまで、ご覧頂きありがとうございました。

皆さん、本番をお楽しみに!
 

コメントその3です。

本作の悪役を演じる2人です。

 

【岸延 貴陰 役:林田乃 翔太】

 

林田乃です。

本作品では、岸延を演じています。

 

さてさて、気づけば11月20日。

あと三日で本番です!!!夜も眠れないほど緊張しています!!!

 

その一方で、夜も眠れないほどめちゃくちゃ本番が楽しみです!!!

私は今まで何故だか顔出しNGになっていましたが、ついに皆さんの前に顔を出すことができます!

 

ここまで長かったなぁ泣

ということで、お楽しみに!ふふふ

 

 

 [演出より]
 岸延は本作の黒幕であり、その正体も謎に包まれている人物です。
 主人公の皐月、更には瀬戸や夕実とも縁遠からぬようで……。
 自分以外の人間は月本のような自分の犬以外信用せず、狡猾で人の命を何とも思わぬ冷徹な

 サマには、脚本担当自身をも身震いさせた人物です。

 そんな岸延を演じるのが、これまた謎に包まれた彼。
 しかしその実力は折り紙つきで、出で立ちと迫力の声で皆さんを圧倒させることでしょう。
 終盤の、堂々たる立ち振る舞いは圧巻です。

 

 

【月本 優則 役:中山 裕也】



自作品で役者をやるのは、二度目になります。
前作も今回と同じような雰囲気の作品で、ヤクザの下っ端役でした。

ともなれば、いかに前作の人物と差をつけるのか、というのが1つ役者の悩みどころになります。
今回は、かなり下卑た笑いや台詞の言い回しを意識して演じています。
また、衣装では似通ったものにしつつアクセサリーを身に付けたり、髪を金色に染めてみたりと見た目にも変化を意識しています。

このような努力が、どこまで観客の皆様に伝わるかは分かりませんが、やれる限りのことはしました。
前作をご覧の方は勿論、初見の方にもお楽しみ頂ける下っ端ヤクザかと思います。

……と、書くと自信満々な感じがしますが、私自身が舞台に立つのは1年振りになります。
プロジェクトPARTYのメンバーで、1番空白期間があるのが私です。
手練れの他メンバーに遅れを取るまいと、必死の稽古でした。
その結果は、ぜひ本番でご覧いただければ、と思います。

最後に、詳述は避けますが月本は随分と色んな酷い事を人にしながら、酷いこともされます。
悪い事はしちゃダメです。自分に返ってきます。
酷い目に遭う月本を嗤いつつ、人のふり見て我がふり直す機会に充てて頂ければ…。

 

 [演出より]
 本作の登場人物達は何かしらの信念や美学を持っていますが、月本にそんなものはありません。
 己の欲求のままに生き、クスリを貰うためだけに岸延の忠犬と化しています。
 クスリの為なら、殺しでも何でもやる下郎です。
 脚本家自身、思いつく度に嫌気が指す程の下衆な台詞回しは、彼の特徴と言えるでしょう。

 そんな月本を演じるのが私にですが、手前味噌になるので深くは言及はしません。
 自身が役者ゆえに、他の役者ならNGな演出も好き放題取り入れました。
 1つだけ役者に関して言うのなら、彼は髪が余りにも固まらない毛質なので、最後まで髪型を維持

 できるのか、そこは1つ見所なのかもしれません。
 

 

その3はここまでです。

いよいよ、次で最後。その4になります。

その2になります。

主人公の皐月たちを傍らで支えてくれる人物たちです。

 

【東雲 幸恵 役:澤野 綾音】

 

東雲皐月の母親であり、メリーメアの開発者でもある東雲幸恵を演じさせていただきます、澤野です。

幸恵さんは皐月ちゃんを何より大切にしています。しかし、ただの人として、自分勝手でわがままな部分も持っています。そんな彼女だからこそ引き起こしてしまった悲劇ではありますが、どのような結末を迎えるのか、最後まで見届けていただけると幸いです。

私は役者として大変未熟ですが、先輩方と一緒にここまでくることができました。わからないことだらけだた私に、優しく丁寧に教えてくださり感謝しています。

本番では、幸恵さんの「一人の人間」としての姿と、「お母さん」として皐月ちゃんを優しく包み込む姿をしっかり表現できたらいいなと思います。

まだまだ足りないところが多くありますが、精一杯やらせていただきますのでよろしくお願いします。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございましたニコ

 

 

 [演出より]

 主人公の皐月の母親であり、彼女の人生そのものが本作の始まりともいえる人物です。

 娘を愛しており、故に一時は非人道的な道を進み、その後悔が彼女を死へと追いやります。

 傍から見れば悪い人・我儘な人と言えるかもしれません。

 しかし、愛故に翻弄された幸恵の一面を知ると、また違った人物に見えるかも……。

 

 そんな幸恵を演じる彼女は、プロジェクトPARTYの中で唯一の1年生です。

 更に、幸恵は劇中では最も歳を重ねた人物であります。

 自身の歳と役の歳が大幅に離れ、母親という経験したことのない人物の役を見事演じてくれます。

 終盤の母の優しさを見せるシーンでは、とても1年生には見えぬ母の温もりが感じられるでしょう。

 

 

【福田 和佳 役:香村 泉希】

 

こんにちは、こんばんは、おはようございます!

福田和佳役の香村泉希です。

 

この前の稽古の後、家に帰ったら母親から、「あんたニヤニヤしてるよ、なんかいいことあったの?」といわれました。

多分、自然と顔がにやけるくらい、家帰る道すがらもにやけてたとかちょっと気持ち悪いですけど、

それだけこの企画での稽古が楽しかったんだと思います。

 

稽古開始から一か月。

小道具見つかんなかったり、風邪ひいて全然稽古出られなかったり、足怪我したりと、ほんとにいろいろありました。

たくさんたくさんご迷惑をおかけしてしまいましたが、

中山さんをはじめ、皆さんと一緒に一つの舞台をつくることが出来て、私はすごく幸せです。

 

まだ不安もちょっぴり残っていますが、きっと、多分、絶対、とても良い作品になっていると思います。

 

ほんとはもっと書きたい事いっぱいあるんですけど、テスト勉強しなきゃなのでこのくらいで・・・(´;ω;`)ウゥゥ

 

最後に。

劇場で皆様にお会いできるのを、心よりお待ちしております!

 

 

 [演出より]

 和佳は不思議な立ち位置にいる人物です。皐月の復讐劇は、彼女の預かり知らぬ所で進みます。

 といって、全く関係ない訳ではありません。

 彼女のとある言葉が、復讐劇を大きく進める起爆剤となります。

 あなたも、和佳のように自分の知らないところで、誰かの人生を大きく変えているかもしれませんよ。

 

 そんな難しい立ち位置の和佳を演じるのが、新進気鋭の2年生の彼女になります。

 立ち位置故に人物の情報が少なく、ある意味では主役級より難しい役どころかもしれません。

 しかし、そこは彼女の力で人物を肉付けし、和佳という人間をきっちりと表現してくれています。

 表情まで丁寧に演じる彼女の演技に注目です。

 

 

【板橋 健 役:野田 真太郎】

 

板橋 健を演じさせていただく、野田真太郎です。

 

僕にとっては最後のむつめ祭作品となります。

これほどまでに熱いメンバーとこの作品を作ってきて、たくさん刺激をもらってきました。

本番は楽しんで演じるだけです。

 

最高にカッコイイ舞台です!観て絶対に後悔させません!

板橋の華麗な取材にもぜひご注目ください!あなたの近所にも取材に来る…かもしれません!

 

それでは舞台でお会いしましょう!

 

 

 [演出より]

 板橋は夕実と同じ記者という立場で、本作に関わる別会社の記者です。

 その取材の腕は確かで、夕実の知らない情報も持ち合わせていることも。

 お人好しそうな見た目ながら、一筋縄ではいかない、甘く見るとこちらが怪我をするかも……?

 

 そんな板橋を、甘いマスクとダンディな声で演じるのが彼。

 そのルックスを生かし、ダンディズム溢れた大人の男をみせつけてくれます。

 しかしそれだけではない、隠れた一面を見逃さないように……。

 

 

その2はここまでです。

さてさて、その3に続きます。

いよいよ、本番も迫ってまいりましたね。

本番を目の前にして、メンバーからのコメントをお届けいたします。

その1は、闇に挑む主人公サイドの3人です。

 

 

【東雲 皐月 役:中澤 小夏】


私の演技をまた観たいなって思ってもらえるような役者になりたいなぁと最近よく考えます。
今年度は色々な役柄を演じさせていただきましたが、こんなに「生きる」ことに一生懸命な人を演じるのは初めてです。
頑張ります。良かったら観に来てください。

 

 

 [演出より]

 本作の主人公である皐月は、強がってはいますが、本当はお母さんが大好きな普通の少女です。

 様々な人間や思惑に翻弄され、やがて彼女は銃を手に復讐へと身を堕とします。

 しかし、探偵である瀬戸と夕実に出会い、銃を撃つこと・復讐とは何なのかを再考し、彼女なりの答えを

 見つけようとします。

 

 そんな少女の成長を演じてくれる役者さんです。

 きっと、物語の始めと終わりでは全く異なる印象を彼女に抱くことでしょう。

 主人公故にハイライトは数えきれないほどありますが、1つ選ぶのならばラストシーンへと続く直前の、

 皐月が大きな決断をするシーンです。彼女の迫力ある演技があるからこそ、一際印象深くなりました。

 

 

【瀬戸 三嶺 役:波多野 禎也】

 

瀬戸三嶺役をいただきました。波多野禎也です。

今回、初めて、そして漸く中山さんの企画に参加させていただけましたこと、中山さんの脚本の世界観を形づくる、1人の重要な役をいただけましたことを大変光栄に思っています。

中山さんの作品を(映像で)初めて見たのは去年で、その時にいつか中山さんに演出つけてもらいたい。それが無理なら共演させてもらいたいと思っていました。一度は諦めかけたものの、いろんな偶然が重なってこの座組みに参加することができました。
演劇の神様に感謝してます。

そんな念願の中山さんの企画に参加できた嬉しさの反面、今までに経験のないキャラクター、表現の幅等々でまだまだ自分が至らないところを痛感させられましたし、重要な役どころであるので、稽古が始まる前からずっとプレッシャーに感じていました。

それでも座組みの人との稽古の積み重ねや演出さんの表現指導のお陰で、ほんとに少しずつで、地道にではあるのですが、自分が瀬戸さんに近づいていけているという手応えを感じれるようになって、演劇というものがまた少し好きになりました。

感謝すべきは演劇の神様だけではないですね。この座組みの、役者さん、スタッフさん、演出さんに感謝してます。

どれだけ言葉で感謝してると言っても、伝えきれないものがあると思いますので、それは全部本番の自分の演技に込めたいと思います。

是非ご覧ください!

 

 

 [演出より]

 皐月を導く、本作のもう1人の主人公といっても過言ではないかもしれないのが、探偵の瀬戸です。

 変わった依頼方法と独特な喋り方をする、風変りですが筋の通った人物です。

 依頼を通じて皐月と出会い巨悪に立ち向かいつつ、彼女に様々なことをその身を以て教えてくれる

 男の生き様には、私含めておおよその人間には持ちえぬ美学や格好良さが垣間見えるのではない

 でしょうか。

 

 この役を演じる彼は、その厳つい顔と太い声を生かして、存分に瀬戸を3次元の人物たらしめてくれ

 ています。別作品で彼を見ていた方も、きっと彼の新たな魅力に気づくはず。

 稽古後に演出と2人きりでの稽古もやった銃撃戦のシーンは、必見です。

 

 

【入方 夕実 役:大塚 由衣】

 

改めましてこんにちは!

「硝煙の霧は宵闇の終に」にて入方夕実役を演じさせていただきます、大塚由衣ですニコニコ

 

突然ですが、夕実さんは私と違ってなんだか大人な、それでいて小悪魔な女性です。でもしっかりとした芯があって優しい。そんな素敵な人なのですニヤリ

 

この人を演じるにあたって色々な難しさを感じました。

主に所作!!笑  今作の稽古中、「なまめかしさ」において何度も演出に敗北しました。

でもやはり一番は夕実さんの魅力というか、矜持というか、本当に伝えたい部分をどう表現すれば良いかというところです。

 

きっとそこが役者としての頑張りどころなんだろうなぁ、と思いながら日々台本を読んでいました。

 

本番では私なりに掴んだ夕実さんという女性を皆さんに伝えられればいいなと思っています。

夕実さん本当いい女ですから!ラブ

 

 

 [演出より]

 夕実は、一流雑誌社に記者として勤め、裏では瀬戸のパートナーとして情報収集役を担う蠱惑的な

 女性です。瀬戸と共に皐月を導く、お姉さん的な部分も持ち合わせています。

 途中、彼女が選ぶ選択肢は、殆どの人には理解できないかもしれません。しかし、その選択を選び取

 り実行できることが彼女の強さなのです。どういうことなのか、それは作品をご覧になってください。

 

 夕実を演じる彼女は、そんな強さだけでなく、もう一つの夕実の魅力である男を惑わす一面もしっかり

 と演じてくれています。艶めかしさでは何度か私に軍配が上がっていたようですが、そこはベテランの

 彼女。本番ではきっと私以上に艶やかな女性を見せてくれることでしょう。

 小悪魔と芯のある強い女性、そんな二面性を存分にご堪能ください。

 

 

その1はここまでです。

その2に続きます。

よぉナイフ

劇中で月本を演じる中山だ。今日はよろしく頼むぜクスリ注射>_<

 

 

……みたいな感じで日記を書こうかと思いましたが、余りにも彼は礼節を欠いているので止めました。

お久しぶりです。改めて、演出の中山です。

 

先日、二度目の通し稽古を行いました。

全員参加での稽古なので、写真が1枚だけなのはご愛敬です。

 

 

執筆者本人や黒幕の岸延が写ってませんね……。

きっとネタバレ防止のために、ワザと撮影者が外してくれたのでしょう。

そう思いこみます。

 

道具や衣装も揃い、前回よりも役者やスタッフも練度が上がっていました。

あんなシーンやこんなシーン(と、書くと何やら猥褻な字面にみえますが、そんな淫らなシーンはありません)も、前より格段に格好よかったり切なかったりと、早くお見せしたい気持ちでいっぱいです。

 

 

しかし、当然ながら上手くいくことばかりでなく、全シーンを繋げてやるからこそ浮き出る問題や、不足している事項に気づくこともあります。

今回、この1週間と少し前に通し稽古を行ったのは、メンバーの予定云々もありますが、

ある程度仕上がった状態で通しをやりつつ、上記課題点を修正する時間を確保するのが目的でした。

 

 

 

写真は、後日のそんな修正のワンシーンです。

「男性をドキッとさせる女性の仕草」を追求しているところです。

なぜか女性陣よりも演出の動きが一番艶めかしいとメンバーから言われました。

 

不思議なことにこの稽古の最中、私は男性の立場で『こうされたら自分はドキッとする』を探すのではなく、女性の立場で『こうしたら男性はドキッとするだろう』を求めて自身で演技しながら役者に演出していました。

これが何を意味するかは、本人も良く分かりません。

ただ、こんな経験は幾年か演劇に携わる中で初めてでした。

この変化が、本作において何かプラスに働いているのなら嬉しいことです。

 

 

さて、本記事執筆時点で、最終稽古日の11/20になります。

通しから今日まで修正を図ったり新たに演出を追加したりなど、狙い通りに時間を費やせたのかなと、思います。

あとは、本番を頑張るだけです。ここからは1役者として、皆様に本作をお見せする所存です。

どうぞ、お楽しみに。

 

 

(中山)

こんにちは!

一か月以上ぶりの更新となります、入方夕実役の大塚由衣です宇宙人くん

この一か月の間にこの企画に参加する猛者たちの記事が続々投稿され、「あれ?みんな意外と自由だな?」と感じている所です笑

 

それはさておき、この記事を書いているのは11月10日の稽古から五日が経った昼下がりであります。

 

日々スプラトゥーンのランク上げに精を出し忙しい毎日を強いられている私の記憶力では三時間の稽古で何をしたのか全く思い出せず、文字を入力する手も止まってしまいました……。

しかしそこで、一つ気が付いたのです!

 

そうか、稽古写真を見れば良いんだ!!

 

稽古写真は毎回誰かしらが撮ったり撮っていなかったりするもので、これを見れば何をしたかがきっと分かる優れモノなのです。

 

 

では早速、写真を見ながら失われた10日の記憶を呼び覚まそうと思います。

 

まずは一枚目。DASH!

これは後輩の波多野君…

物憂げな表情だ…何かの撮影のような構図だなぁ、とは思うけれどこの時何をしていたのか全く思い出せないえー?

 

二枚目!音譜

演出の中山さんと照明のしゃみさんが何かを話している…

きっと女子会的なあれなんだろうなぁ。

しかし話の内容が全く思い出せませんショック

 

三枚目ですビックリマーク

なんだこれはっっっ!!!!

奥の人の体幹どうなってるんだ!!!

謎の躍動を感じさせる写真ではありましたが、どんなシーンの練習なのか全く覚えがありませんしょんぼり

 

最後四枚目…

あぁ、これはあれですわ。私が演出さんに銃を突き付けているやつです。もはやライフワーク。このために稽古に来ているといっても過言ではない。

 

 

写真を見ながら五日前の稽古を思い返してみましたが、残念ながら殆ど思い出すことが出来ませんでしたえーん

記録は早いうちにやれ、という教訓ですね…次から気を付けたいと思いますガーン

 

それでは、次回の更新をお楽しみに~~宇宙人しっぽ宇宙人からだ宇宙人あたま

(大塚)

ブログをご覧のみなさま、はじめまして。

岸延を演じることとなりました、林田乃 翔太です。

以後、お見知りおきを🍁

 

さて、11月9日の稽古ですが、主に後半のシーンを中心に練習しました。

 

こちらは、我らが入方さんのシーンですね。埼玉大学に取材にいらっしゃったのでしょうか?

背景の紅葉もきれいです。

 

こちらは皐月さんと福田さんのシーンです。何やら重要な話し合いをしているようです。

え、内容が知りたい?本番日にぜひ話を聞きにいらしてください🍁

 

こちらでは銃撃戦が繰り広げられているようです。通行中のみなさま、銃弾に当たらないようにお気を付けくださいませ。

 

さてさて、9日の稽古の紹介をしましたが、気づけば本番まで残り一週間余となりました。より上のステージにたどり着けるように、企画員一同、奮闘しております。

ぜひぜひ、本番足を運んでいただいて、世界観を存分にお楽しみください🍁

 

それではまたお会いしましょう。さようなら。

オフショット

 

                                                                               (林田乃翔太)

 

こんばんは。

 

おんきょうたんとうの あくまです。

 

コアラにみえる?

 

しつれいしちゃう。

 

れっきとした あくまだよ。

 

けいこにっし のこうしんがおそくなっちゃって ごめんね。

 

まだ にんげんかい になれてないの。

 

あたしはあくまかいからにんげんかいに でかせぎ にきているの。

 

にんげんかいは あべのみくす でけいきがいいからね。

 

 

いろんなぼたんがあるねえ。

 

このぼたんをうごかしたり いろいろしたりして げきのさいちゅうに おとをだすのがわたしのおしごと!

 

でもあくまはこんなにおおくのぼたん おせないから おしごとをするときは このおんなにのりうつってるの。

 

 

このげきのすたっふのおんきょうたんとう なまえは野手伊吹!

 

このおんな おんきょうのきかいになれてなくて あくまもくせんちゅう。

 

がんばっておとをだすたいみんぐ あわせないと。

 

むむむ。

 

むずかしい…!

 

げきのほんばんまで あといっしゅうかんとちょっと。

 

ぜったいに せいこうさせるね!

 

じかいも おたのしみに!

 

(野手)