改めまして『硝煙の霧は宵闇の終に』をご覧くださった方、ありがとうございました!
お待たせいたしました、役者・スタッフによる終演コメントになります。
みんな、思いのままに綴ってくれたので少々長いですが、最後までお付き合いいただけると幸いです。
【東雲 皐月 役:中澤 小夏】
硝煙の霧は宵闇の終に、終演しました。みにきてくださったかた、みたいとおもってくださったかた、ブログを読んでくださったかた、ホームページをみてくださったかた、ツイッターをみてくださったかた、この公演に協力していただいたかた、みなさんありがとうございました。
終わった後に何を書いたらいいのか全然わかんなかったので、参加メンバーに伝えたいことを書いてみました。
いぶきたん
こなつは2年前の中山さんの脚本で初めて音響オペをやって、音ゲーじゃん、ってくらいしんどかったから、今回も大変だったんだろうなって思います。おつかれさまでした。ありがとう。
いぶきたんとはおうちが近いのもあってとっても仲良くしてくれるけれど、おんなじ舞台で会話したことない気がするから、いつか共演したいなあ。
あくまちゃんとこれからもなかよくね!
しゃみさん
さいきんたくさん可愛がってくださって嬉しいです。秋公演で初めて共演して、またむつめ祭でも一緒に出来ることを知った時とても嬉しかったです!これからもっとなかよくなりたいです。うたプリも布教してください笑
本番前、とても体調を崩されていたのでとても心配でした。それなのに当日は神がかった照明操作で舞台を照らしてくださって、やっぱりすごいなぁと思いました。おつかれさまでした。ありがとうございました。
マーガレットはうちにいるのでいつでも会いに来てください。
みずき

稽古で全然会えなかったから寂しかった!足はもう大丈夫ですか?ほんとうにおつかれさま。
みずきの皐月も見てみたかったなってずっと思いながら皐月をやっていました。こなつにとってみずきはこうなりたい、っていう役者さんなのでもっと自信持って欲しいです。そしてもっといろんな役がみたいなあ。
和佳さんの表情がとっても良かったです。皐月が「前に進みたい」と思えるような演技をいつもしてくれるから、やりやすかったです。ありがとうね。
また一緒に舞台作ろうね!
あやちゃん

新人公演でもむつめ祭でも一緒に舞台に立てて、とっても楽しかったです。
あやちゃんは自分の思ったことあまり言えないタイプなのかな?と思っていたんだけど、中山さんに、ここはどう演技したらいいか、とか自分はこう思う、っていうことを積極的に聞いていて、一年生なのにすごいなって思いました。
お母さん役、最後の方の場面はあやちゃんの演技のおかげでとてもいいシーンになりました。たくさん練習してくれてありがとう。おつかれさま。こなつもそのくらい母性出したいわ…
これからもあやちゃんが舞台に立つ姿を見ていたいです。どんな風な役者になるのかとっても楽しみです。期待してます!
のだしんさん

めっちゃかっこいいです。黒スーツ似合いすぎます。でも顔だけじゃないんです。全てがかっこいいんです。その全てを役に還元していて、すごいなぁって思いました。
今回のむつめ祭でこなつの中で一番好きな役者さんでした。エンゲキノビタとの使い分けがすごすぎです。おつかれさまでした。
ごはんちゃんと食べるんだよって心配してくださってありがとうございます。お母さんみたいで安心します。
卒業公演めっちゃ楽しみにしてます!
ゆいちゃん

私たちの新人公演以来の共演で嬉しかったです。夕実さん美しすぎた色気ありすぎた、ほんと何でもできてすごいよお。。。ユミソン。。。
中山さんに拳銃向けるの慣れててさすが三年連続だなって思いました。おつかれさまです。
そういえば自撮り特講の授業はA+で単位を出しておきます。素晴らしい!
また三年会しよう!
はたちゃん

ずっと共演したいって言っててやっとできて嬉しかった!色々忙しかったけど頑張った!おつかれさまです!
瀬戸さん最初掴めてなくてほんと会話しづらかったけど急に上達した時はほんと焦ったわ…
台詞入れとか自主練付き合ってくれてありがとう。棒も当たれば…棒も歩けば犬に当たるね。
いつもと違うはたちゃんがみれて良かったです。もっといろんな演技見てみたいよ。うまく言えないんだけど、ずっと演劇続けてて欲しいよ。一緒に出来たら最高だよね!
なかやまさん

ほんとうにおつかれさまでした。
私は中山さんの学生最後の作品の主演として、満足いく演技が出来たんでしょうか?精一杯頑張ったつもりですが、わかりません。
でも、いい舞台だったと思います。
ものすごく楽しかったです。本当に参加して良かったです。むつめ祭公演の重みじゃないくらい大変でした。でもとても素晴らしい作品が出来てとても達成感がありました。
こんなに素晴らしい舞台を一緒に作らせていただき、ありがとうございました。ステキな役をありがとうございました。
この舞台で役者としてなにかを得られていたら良いなって思います。これからも成長していきたいです。私のことをまた見て欲しいです。
おつかれさまでした。
ブログなんてかくのはじめてで何書いたらいいか最後までわかりませんでした!
なので最後まで自分らしく詐欺自撮りで締めます!

大丈夫!加工はしてない!
ありがとうございました!
【瀬戸 三嶺 役:波多野 禎也】
まだ終わったという実感がないながらも、この終演の感想を書きおわったら、この企画が本当に終わるんだなぁと思いながら、書いています。
役者コメントにも書いたように、僕はずっと、中山さんと共演か、もしくは中山さんに一度は演出つけてもらいたいなと思っていました。去年それが叶わず一度は諦めていたんですが、偶然が重なって、奇跡的に念願が叶いました。
まさに合縁奇縁です。
座組みも全学年1人はいるというおもしろいメンバーでかつ、中山さんの過去作の座組みの皆さんや、初共演の役者さんが過半数を占める座組みでした。
この企画に配属していただいたすぐ後に、中山さんに聞いた話なんですが、実は、この座組みの僕以外の役者さんは、演出の中山さんと確約をとって参加していたそうで、僕だけは、この座組み発表までこの企画に参加できるとは思いもしませんでした。
僕以外の役者さんが確約をとってると聞いた時のプレッシャーは、半端じゃなかったです。
実際皆さん演技力が高く、稽古に入っても常にプレッシャーを感じてました。逆にいうと、その分、僕は演じる上では、掛け合いの相手役に安心して委ね演じることができました。
一緒に作劇した座組みの皆さんには感謝しかありません。本当にありがとうございました。
さて、僕が、今回いただいた瀬戸三嶺(予測変換できるようになった!)という役は、中山さんのハードボイルドへの愛を具現化したような人物でした。
まだまだ、へたっぴの僕は毎回毎回、役を掴むまで苦心しているのですが、今回は今まで演じてきた役にはない要素ばかりで、かなり大変でした。
僕は学生演劇生まれの役者なので、演劇歴は現在1年7ヶ月のまだまだ未熟な役者です。そのため、毎回いただいた役は、大抵、いままで演じたことのある役とは違う属性を持った役であるため、その役を掴みきるまで毎回苦労しています。
それでも、今まで経験した表現のおかげで、初心者の頃よりは幾分かは、アプローチに時間がかからないようになってきているように思えます。(錯覚かもしれませんが)
しかし、今回いただいた役の瀬戸さんは今までいただいてきた役とは決定的な違いを感じました。
僕は感情をフェーダー的にで表現するのがあまり得意ではなく、逆に感情を一気にスイッチして表現するのは苦手には感じないです。瀬戸さんは感情の揺らぎが本当に少ない、ハードボイルドを具現化した役なので、まさに僕の課題となる役だったので、僕の中では今までで一番(毎回感じてる気もしてますが…)難しく感じてましたし、本番までに1つ掴めた感覚を得ることができたのは、今後、他の役を演じる上でも大きな自信になった気がします。
中山さん本当にありがとうございました。
また、中山さんとは、稽古の終盤にかけてとても仲良くしていただきました。2人で食事に行って、ご飯を奢ってもらったり、中山さんと恋愛話もしたりしました笑
本当に良くしてもらいました。中山さんはいい意味で、座組みのみんなに舐められていましたし、実際に僕も調子に乗っていじったりしてました笑
でも、おかげで稽古場では、自由に表現しやすく、かつ、やる時はやるメリハリのある僕が一番好きな稽古場でした。本心からこの座組みでずっと稽古してたいなぁと思ってました。
感謝です。演劇の神様。座組みの皆さん。観にきてくださったお客様。中山さん。
これでこの座組みは終わりですが、きっとこれからも何処かで稽古するたびにこの稽古場の雰囲気を思い出すのだとおもいます。
本当にありがとうございました。
【入方 夕実 役:大塚 由衣】
こんにちは!
「硝煙の霧は宵闇の終に」で入方夕実役を演じさせていただきました大塚由衣です!![]()
まずは、皆様ご来場いただきましてありがとうございました![]()
予想以上の大盛況でめちゃくちゃびっくりしました笑
台本をいただいてから約2か月、
長く短い稽古の中、どうにか暮方という街のある一コマを作り上げることが出来ました
……って一言で言うのは簡単だけど結構色んな事があったよな!?と我に返りましたので、伝家の宝刀稽古写真を再び見返しまして、個人的に夕実さんの好きなシーンとその写真を紹介したいと思います![]()
まずはこれ!
薬キメ狂乱チンピラに対峙するシーンです。
こういったシーンは初めてで最初はどうしたものかなぁと思っていましたが、堂々とかっこよくやりたいなとはずっと思っていました。…できてましたか?笑
これは稽古としてはかなり初期ですね
ブログを始めた日だった気がします。
この頃は夕実の相棒・先っちょがちょっと赤い銃は無く、手で頑張っています…
そして何より、相手のチンピラがまだ黒髪の真面目な優しい先輩だった頃でもあります……!
時の流れは怖いですねぇ……![]()
続きましてこちら!
(自称)新聞記者のイケメンといい感じになるシーンです(?)
ただただ役得のこのシーン。逆に私なんかがごめんなさいという感情にもなるシーンです![]()
役得にウハウハする一方でここがなんだかんだ一番難しかった気がします……
なぜなら私の技量では演出の色気を超えられなかったからです
遥かな壁を感じました。
夕実さんの色気?女性らしさ?を目いっぱい出せればと思っていましたが、本番を迎えるまで不安でした。
終演後、見てくれた友人たちに感想を聞いてみました。
「夕実さんどうだった?」
「エロかった。」
どうやら無事伝わっていたようです![]()
最後はこちら!
最後の通し練習にて、カーテンコールの場面です。
全員集まって稽古をする機会が通し練習しかなく、貴重な時間でありました。
通し練習は二回行いましたが、一回目はそれなりにやばかったです![]()
しかし、この写真を撮った二回目はかなり本番に近くなっていて、それから細かいところまで演出を付けていただいてさらに良いものを皆様にお見せできました!
写真をここには載せていませんが裏方のお二人も凄いのです!
手前味噌でアレですが、うちの企画の皆が凄い人ばっかりだったよという報告です![]()
さて、是にてお仕舞いです。
重ね重ねになりますが、ご来場いただいた皆様、ブログやHP、ツイッターを見てくださった皆様、本当にありがとうございました!![]()
そして企画員の皆、一緒に舞台を作れて楽しかったです、ありがとう![]()
夕実さんも、お元気で!
【板橋 健/岸延 貴陰 役:野田 真太郎(林田乃 翔太)】
みなさんこんにちは。
劇中で板橋と岸延を演じた、野田と林田乃です。
瀬戸さん撃っちゃってごめんなさい!
え、なんで2人いるのかって?
実は林田乃さんは僕の心の中の人物なのです。岸延の名前は「木陰」と「板橋健」のローマ字アナグラムでしたが、林田乃翔太も野田真太郎のアナグラムだったのです!お気づきでしたか?
さて、公演を終えて、僕の心にすっぽり穴が開いてしまったかのような感じがしています。本番まで朝早くから夜遅くまで、ほぼ毎日練習していたのに、今ではそれがありません。
稽古は日常と化していたので、寂しいです。ですが、一つの公演が終わった後には、次の公演が始動することになります。これからもずっとPFKの公演は続いていきます。
これからも楽しみに待っていてください!
最後に、ご来場いただいた方々、企画員のみなさん、最高でした!!!本当にありがとうございました!!!!!
【東雲 幸恵 役:澤野 綾音】
こんにちは。幸恵を演じさせていただきました、澤野です。
ついに公演が終了しました。
たくさんの方にご来場いただき、誠にありがとうございました![]()
大学で初めて演劇に関わった私は、今回が2回目の舞台でした。
基礎もろくにできていない私に、丁寧に教えてくださった先輩方に感謝です。
正直、他のメンバーさんが豪華すぎて…場違いだな、と思ったりもしましたが。皆さんが優しく接してくださったおかげで、最後までやりきることができ、多くのものを学ばせていただきました。
ここで、少し裏話を…
演出さんによると、幸恵はもともと存在せず、皐月が殺された「お父さん」の復讐をする、というストーリーだったそうです。
最初のうちは、演出さんもお父さんに未練があったそうで。幸恵の存在を認めてもらえたのは、皐月と幸恵のラストシーンの稽古中。感情を込める練習で、深く考えず皐月役の先輩を抱きしめたところ、採用されました(もともと、抱きしめる演出はありませんでした)。
母親の包容力、少しでも表現できていたなら嬉しいです。
最後に、projectPARTYのメンバーや支えてくださった方々、そして、公演やブログを見てくださった皆様に心から感謝を![]()
またご縁があることを願っています![]()
【福田 和佳 役:香村 泉希】
ブログを書くのもこれが最後ですね・・・
福田和佳役の香村泉希です。
先日のむつめ祭では、本当にたくさんの方がご来場くださって、うれしい限りです。
私事ですが、昨日、初めて髪の毛を染めました。
あ、金髪じゃないですよ
某薬物中毒者役の某演出の真似をする勇気はありませんでした
むつめ祭公演が終わったら染めようと、ずっと前に決めてたんです
あの時はまだまだずっと先のことだと思っていたのに・・・時間がたつのは早いものですね・・・
この企画に参加できて、この作品をつくれて、福田和佳さんの役をもらえて、ほんとによかったです。
同期と後輩の凄さを改めて感じました。
先輩たちはやっぱりすごいなーと驚嘆しました。
なにより、もうすぐ卒業されてしまう先輩方の演技を特等席でみれました。
しいていうなら、せめて役名を一回くらいは名乗らせてほしかったなあ・・・
主人公にアドバイスする名無しの権瓶さんだった・・・
まあ、楽しかったのでオールオッケーです(((o(*゚▽゚*)o)))
あと、千秋楽で六文銭落としたのはご愛敬です!
本番にハプニングはつきものですよね!!!
すみませんでした。ほんとごめんなさい。マジでどちゃくそ冷や汗かきました。
いろいろ書きたいことありますが、バイトがあるのでこの辺で。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
ラストなんで、ド派手に主張しますね
以上!!福田和佳でした!!!
【照明:髙澤 美里】
縁の下の力持ち~照明編~
おはようございます、よく眠れましたか?
照明の髙澤です。気軽にしゃみちゃんとお呼びくださいね。
「硝煙の霧は宵闇の終に」、無事終演いたしました。
ご来場いただきました皆様に多大なる感謝を。
さて、何だかご好評いただいているらしい当ブログ、もう少しだけ続くようです。
どうか最後までお付き合いください![]()
![]()
※ネタバレを多分に含みます。
……と言いましても、照明、特に語ることがないと言うか、語るのが難しいですね。
基本的に舞台照明というのはめちゃくちゃ目立つ演出でもしていない限り、皆さんの意識を突かないのがお仕事だと思っています。
いかがだったでしょうか? 「あーここなんか転換のタイミングずれてんなー」など意識させてしまっていたのなら、まだまだ私が未熟な証拠でございます。まあ、正直照明を操作するための卓が壊れていたのにあれだけの照明をこなせと言われたのがすでに無茶ぶりな上に、最近の照明卓は現在PFKにあるものよりも賢くてヒューマンエラーを防げるので、人力でやっている以上無理なものは無理なんですけどね。人間には大抵指が10本しかないので限界があります。
こほん。なんだか心の声が漏れてしまった気がしますが、気にせずいきましょう!
上記した「目立つ演出」ですが、今回で言えばラストシーン間際の皐月ちゃんがシャウトする場面の赤色照明だったと思います。
あれは、直前の照明が限りなく暗く、幸恵さんとの掛け合いによって皐月ちゃんの心に希望が満ちていくことをイメージしてじんわりと光量を上げて、一気に赤色に転換しました。
赤色というのはなかなか強烈で、感情で言えば怒りや苛立ちなどを表現し、場面で言えば簡単に思いつくのは炎が燃え上がっているようなシーンですね。しかし、個人的には赤色はとても好きな色で、人の心を掻き立てる格好いい色だと思っています。
あの場面、皆様の目にはどう映ったでしょうか? 演劇というのは一期一会ですので、敢えて私がどうしたかったかはお伝えしませんが、皐月ちゃんの心の声に同調しているものに見えていたのであれば、私の見せ場は大成功、といったところです。
あとは、個人的に、プチで照明のオペレーション(操作)をするのはかなり久しぶりで、
というのも最近は照明よりも役者へのこだわりが強い演出さんが多いため、なおさら悪目立ちしないように気遣わなければならず、
もともとライブ照明のようなビカビカギラギラした照明が好きな私にとってはつまらなく感じてしまうものが多かったからです。
単なるワガママじゃ~んとは自分でも思いますが、PFKは「自分の好きなことをする」サークルなので、好きに徹しようとすると照明とは少し距離を取ることになっていました。まあ、プライベートも忙しかったり、体調を崩し気味だったりが重なっていたので、良いアイスブレイクにはなったと思います。
しかし、もうPFKで好きに照明をすることは無いのかな~と思っていたところを、演出の中山さんからお誘いいただき、
しかも凝った照明をさせてもらえるということで、久々に脳汁ドバドバ状態になりました。
照明から離れていると、どうしても「私は照明を大して好きじゃなかったのかもなぁ」と感じることがあるので、
そういう意味でも今回中山さんに誘っていただいて、「やっぱり私は舞台照明を愛してるんだなあ」と実感できたので、本当に良かったです。
本当は最後までふざけて中山さんいじりでもしようかと思っていましたが、普通に語っちゃいましたね。
1,000文字も超えてしまったのにここまで読んでくださった画面の向こうのあなたに愛を送ります。
では、最後は個人的に格好良く撮れた&加工出来たと思う演出・中山さんのお写真で締めとさせていただきます。
よっ!イケメン!
【音響:野手 伊吹/あくまちゃん(補佐)】
最終話『さようなら、あくまちゃん』
〔野手伊吹〕
お疲れ様です!!!!!!!!!!!!!!!!
むつめ祭が終わって開放感大放出の音響オペの野手です。
お疲れ様でした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
〔あくまちゃん〕
ふぁ、ひさしぶり
きょうは 12がつ5にち…?
あくまちゃん ほんばんのひ がおわってからいままで ずっとねてたみたい…
ほんばんのひ たのしかったなぁ。
みっかかんれんぞくで あくまは えんげきのおと だしてたんだけど まいかい きんちょうしたの。
でもね ほんばんで さいしょのきょく ながして まっくらになって… はじまる っておもったしゅんかん きんちょうとわくわくで こころがきゅってなるの。
そこからはあっというまで きがついたら おわっちゃうんだ
ほんばんのひ きがついたら おわっちゃった。
たのしかったなぁ もうおわりなんだね
あくまちゃん ほんばんのひがおわったから あくまかいにかえらなくちゃ いけないの…
あくま おんきょうやるの はじめてだったから たくさん めいわくかけちゃったし しんぱいさせちゃったけど
ぷろじぇくとぱーてぃーのみんなが うけいれてくれたから さいごまでたのしくできたんだよ。
ほんとうにありがとう
なかやまさん きかいのこと たくさんおしえてくれてありがとう
しゃみさん おとなりのおぺせきにいてくれて すごくあんしんしたよ
のだしん くらずしのがちゃがちゃ だいじにするね
ゆいちゃん たくさんあそんでくれて たのしかった!
こなつ ずっと こなつらしく わらっててね
あやちゃん てれながら はいたっち してくれて うれしかった
みずきちゃん だいすき!
はたの みみのきたなさを いじるな おもしろくない
じょうせんさん すてきな ふらいやー さいと おきにいりだよ!
みんなにしてもらったこと あくまちゃん わすれない。
じゃあ あくまかいに もどらなきゃ
またあえるよね
またあおうね!
【脚本/演出/月本 優則 役:中山 裕也】
改めまして、
『硝煙の霧は宵闇の終に』にご来場して頂いた方
いつもブログやHPをご覧頂いていた方
本作を宣伝して頂いた方
とにかく本作に興味を持ってくださった方
皆さま、ありがとうございました。
自分でメンバーに提案した終演コメントですが、正直な所何を書けばいいか分かりません。
メンバーへのお礼は、直接口で伝えようと思うので、詳細は敢えてここには書きません。
取り敢えず、つらつらと裏話的なことでも書いていけばよいのでしょうか。
はじめに、ブログの公演後の更新は全く考えていませんでした。
では、何故更新したかと言うと、お越しになったお客様から「更新を楽しみにしてた。今後もやってほしい」とのお声を頂いたからです。
素直に嬉しかったです。
開設後ブログは現在までに2,300アクセス、HPは6,100アクセスと多くの方に閲覧して頂いた上、このようなお声まで頂けたのですから。
今回、公演を打つにあたって、宣伝関連は特にいろんな方々のお力を借りました。
その力で、初めてブログやHPなどを宣伝媒体を使用しましたが、正直どれほどの効果があるのか心配でした。
そんな事とは裏腹に、上記のような結果になり、安堵と共に感謝の思いで一杯です。
集客数で見ても、本作の千秋楽はむつめ公演2018の他作品含めた21回の公演のうち、唯一サークル員抜きで30人のお客様にお越し頂きました。
宣伝の効果といえるのではないかと思います。
私は単純さんなので、こちらでコメントしたり、お知り合いの方はSNS等でご希望くだされば、
何かやるかもしれません。
一先ずは、この更新を以て更新終了を予定しております。
次は作品に関しての裏話でも…。
本作で一番最初にアイデアが出たのは失禁シーンです。本当です。今年の4月の話です。
私と言う演出・脚本家は加虐趣味なので、月本のような三下キャラにどう羞恥を味わせるか、から書き始めます。
その証拠に、次に浮かんだのは6月頃の、口に銃を突っ込まれるシーンです。
こんな所から考え始めて、演じる役者が居なかったらどうするんだという話ですが、私という役者は被虐趣味なので、問題ないのです。
今回はまた別の問題で私が月本を演じましたが、詳細は後述。
そんなこんなで、三下の幕引きは決まり、話が大きく進んだのはこの動画を見た時です。
尾崎豊『核(CORE)』1987.8.29有明コロシアム
元から好きな曲でしたが、この時の尾崎のパフォーマンスとラストの照明で、少女が赤転の中叫ぶ演出がパッと浮かび、本作が一気に具現化したのであります。
そんな経緯の作品でしたが、ご感想を閲覧すると厳しいお言葉もありつつ、お褒めの言葉も多数頂けました。
中でも多かったのは「演出の好き・世界観に溢れて居て良かった」というものです。
これ、自分の作品以外であまり見ないご感想です。
私自身、自分の名刺になると思うくらいに、自分の好きを詰め込んでいますので、このようなご感想は歓喜の極みであります。
また、役者においても主役格の皐月や瀬戸と並んでご感想で名前が出てたのが、月本でした。
「ヤバイ」という言葉揃いで、役者としては光栄なご感想です。
己に嫌気が差すほどに考えた下衆台詞と、演技の賜物でしょうか。
一つ後悔があるとするならば、この脚本はそのままでは私以外に、演出・月本役が務まらないことです。
これは、別に自惚れている訳ではなく、安全策が存在しないシーンがあるからです。
口に銃を突っ込むという演出はどうやっても怪我します、況してや本番のテンションでは。
この演出をどうしてもやりたいが為に私が選んだのが、考えた本人が演じるという手段です。
こうすれば、自己責任という訳ですね。
公演中に口内が切れるのは勿論、千秋楽では唇が紫色に腫れ上がりました。
「痛い」とかの感情より、「やはり自分がやって正解だった」という思いしかなかったのを覚えています。
演出は、どんなに危険な演技でも安全策を用意しなければなりません。
役者が怪我を負わぬように努める義務があります。
今後、演出をやる方にはこれを、肝に銘じて頂きたいです。
最後は、ブログ名にもなった企画名の「プロジェクトPARTY」について。
この名前の意味は、公演直前コメントで書いたのでそちらをご参考に。
実は、企画名にはもう一つ候補がありました。「プロジェクト核(CORE)」というものです。
核(CORE)は、上にも出たように尾崎豊の曲の一つですが、彼の1988年のツアータイトルでもあります。
このツアーの前年、10代のカリスマ(これには種々の誤解がありますが、その議論はここでは割愛します)と言われた彼は20代になり思うような曲が作れず、覚醒剤に手を染め逮捕されていました。
また、当時彼が所属していた事務所は、尾崎豊を金の成る木としてしか見ておらず、仲は冷え切っていたそうです。
LIVE COREはそんな時のツアーで、このツアー後、彼は事務所と訣別し再起を図ります。
彼が23歳になる年の話です。
奇しくも、私も今年23歳になります。
そして、去年に自身大きな失敗を冒しました。
それが原因で5年目の活動機会を得られた訳で、背景は全く異なれど自分と彼が重なって見えました。
今度こそは失敗をせず、彼と同じようにきっちり区切りをつけて前に進む為に、
この企画名を候補に挙げました。
ここまで考えてなぜ別案になったかと言いますと、詰まる所やることが演劇だったからです。
演劇は1人ではなかなかできません。
今回も9人集まって、更に幾人かの力を借りて実現したものです。
そんな企画の名前に、自分の思いだけを乗せるのは如何なものかと思い、先述の甲斐バンド関連の理由と共に、『皆んなでワイワイやって楽しむ』ことを目標に「PARTY」としました。
公演が終わってから、この企画名を見つめ直すと、名前に込めた思いは果たせたのかな、と思います。
仮に没案でも同じ思いは抱いたかもしれませんが、この喜びをメンバーと共有できる、
という点では現案に勝るものはありません。
今後ですが、全くの未定です。
学生の間に、役者はやるかもしれません。
社会人になってからは分かりません。役者や演出・脚本もやるのか、或いは完全に離れてしまうのか。
しかし仮に、これが最後の演劇をやる機会だとしても、後悔のないくらいのものになりました。
改めて、この舞台を作り上げることに、全力を注いでくれたメンバー、関係者の方々、お客様の皆さんに厚くお礼申し上げます。
特にメンバーには言葉だけではこの感謝は言い表せないので、ちょっとしたプレゼントを企画中です(ボソッ
まま、あまり期待しないように……。
それでは、さようなら。
※2018.12.6追記
この記事は私がまとめているので、私自身は公開前にすべてのコメントに目を通しておりますが、少々気恥ずかしくなるようなことや、感極まりそうになる言葉でいっぱいですね。
印刷して、紙媒体でも保存しようと思います。
頂いたお言葉で始めた企画でしたが、やって良かったです。
上では、将来の行く末は分からず「さようなら」と締めましたが、メンバーのコメントを見て
少し心変わりしたところがあるので、締めの言葉を変えようかと思います。
では、また今度。
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以上になります!
本日までこのブログを見てくださり、ありがとうございました!
(プロジェクトPARTY 一同)










































