こんばんは。。
先日、二度目のミニバスの大会に観戦に行きました。
今回は子供たち(選手)の特徴にフォーカスして試合観戦しました。どういうことかといいますと、大人たちを指導、マネージングしていた私いとってはジュニア世代は初めての領域であり未知の世界というのもあり、世代特有の雰囲気を肌で感じ勉強するためです。
今後、ミニバス、ジュニアの指導に参入していこうと思っている私ですが、何ができて何ができないかを見定める必要があります。そのうえでどのようなスキルが必要か、またどのような選手にしていこうかを考える必要があるのです。他のミニの練習会場にも足を運んでまずはどのような指導をしているのか、またそれはなぜ必要なのか、少しずつ自分に落とし込んでいこうと思います。
現在、動画や教材などたくさんの指導方法が紹介されている時代になりました。昔とは考えられないほど情報がたくさんあり、簡単に入手できます。確かに細かく説明されているものも多く、解説にも説得力があるものもたくさんあります。ですが多くの情報が手に入るあまり矛盾も生じるわけで前回にも書いたのですが本当に必要なスキルなのかを、指導するにあたり、自分の中に落としこんでいく作業が必要です。当然、JABの動画や多くの指導者の方の情報は取り入れていく必要があり、常に吸収する姿勢は必須です。今、自分が提供できる最高のものを導き出し、それをベースに常に自問自答していくことが大事なのかなと思います。なぜならバスケットに正解はないため(逆に正解は無数にあるため)多くのことを学ばないといけないからです。それは選手もコーチも同じですが、このような考え方は今まで思わなかったのですが、ここに指導、コーチングの面白さがあるのだと考えられるようになりました。
話は戻りまして、ミニを観戦しての感想です。。。
私がミニの時代に比べとても技術面に関しては非常に優れているのが印象的でした。(特にドリブル)レッグスルーやビハインドを駆使しドリブルシェイクする子なども多くみられました。指導者がそのスキルの指導しているのかは確認できませんでしたが、空白の期間がある分、非常に感心しました。ですがその反面、ストップすることができない子も多くみられ、次のプレー(シュート、パス)で精彩を欠きターンオーバーになるケースが多くみられました。まだまだ体が未熟なミニのあるあるなのかもしれませんが、私の意見としては子供たち特有の癖のような印象です。ストライドやジャンプストップではなく流れて次のプレーに移行する場面が多く、僕も昔よく怒られた気がします。確かに流れて行ってしまう場面がバスケットでは存在するのですが、ペイントエリア内でしっかり止まってプレーできることは一つ優秀な選手の要素だと思います。ペイント付近で判断できる能力は必ず必要ですし、そのためにはストップする技術は不可欠です。
そしてもう一つ、トラベリングの多さです。突き出しが非常にルーズでした。審判もほとんど吹きません。難しいところではあるのですが、確かに全部トラベリングを取ってたらゲームにならないぐらいの多さでした。これはバスケットとしてどうなんだとも思いましたが。社会人でも練習していなかったものは平気でトラベリングします。(特に突き出し時、ポストアップ時)おそらく練習してない選手はこのようになってしまうんだなと思いました。体に染みついているのでしょう。これは選手にとってもチームにとてっも非常に大きな問題なのではないのでしょうか。
今回のまとめとして。
一つ、自滅的ターンオーバー(影響がない場面)だけは決して起こしてはいけません。それは1対1の場面でもそうです。(トラベリング、ダブルドリブル)またドライブから止まるというスキルの重要性も再確認できました。それに加え、ドリブル、パス、シュートだけでなく、それに付随したスキルというのも練習に取り入れていく必要もあるのと思いました。私は一つの大きなチーム方針として「技術」「体力」「判断」の3つにこだわって教育、追求していこうと思います。まあ、この3つを一つの練習で学べたらいいのですがそこに至るまでは必ず分解練習も必要です。が、多くのことを学んだり学ばしてあげるためには練習の効率化も重要になってくると思います。ここを追及していきたいのです。
私はしっかりドリブルでリングアタックし、しっかり止まり、しっかりステップを踏んで&選択し、シュートもしくはパスを選択できることが優秀な選手の条件だと思います。そこに至るまでのプロセスは無数にあるわけですが、さらにドリブルを継続し展開できることも選択としてあります。バスケットは当然5対5なのでボールマンだけでなくオフザボールでの動きも大事です。ディフェンスもそうです。ここまでいってしまうと全部になってしまいますが。。。特にミニではもらい足などが優先的に取り組まないといけない技術ですよね。(トラベリング防止も含めて)いかにゲームライクに近づけるかも効率化の上では大事です。
試合で使えるスキルなのかは当然一番最初に考えるべき点であり、そうでないスキルは何の意味も持ちません。そこを選択できるよう精進していきたいです。
最終的に言いたいのは、指導者、コーチたちが、常に情報収集し、常に「学ぶ姿勢」が必要なのです。
おわり。