2.ケアマネジャー


介護支援専門員(ケアマネジャー)。略してケアマネ。要介護者にどのような介護サービスを施すかを家族と相談し、介護プランを作成したり、介護全般に関わる相談や事務手続きを公的な資格をもって代行してくれる人。社会福祉協議会や病院関連の居宅介護支援事業所、介護福祉施設に所属していることが多いので、最寄の組織に問い合わせて、担当してくれるケアマネジャーを紹介してもらう。もちろん、知人にケアマネジャーがいたり、主治医が紹介してくれたりしたら、それに従うのが良いだろう。どこに聞いたら良いのかも判らない場合は、要介護申請をした市町村の窓口に行けば、居宅介護支援事業所のリストをくれる。市町村職員は立場上、どこの施設が良いとか悪いかなどは言わないのが常識。だからリストを見て電話をするしかない。ケアマネジャーは軽自動車で動き回っている人が多いが、可能であれば自宅に近い場所にある居宅介護支援事業所のケアマネを選んだ方が行き来が楽。また、ケアマネジャーは担当可能な要介護者の数が決められているので、思うように選べないこともあるかも知れないが、決まらないというケースはまずない。担当が決まると居宅介護支援事業所と「介護支援契約」を結ぶことになる。医療同様、介護の現場は状況によって問題が発生する場合が稀にある。何をお願いするにしても様々な条件が書かれた「契約書」を取り交わして行なうことになる。決まったケアマネジャーがどうしても気に入らない場合は、別の人に変更することも可能。他人のプライバシーのド真ん中に入る仕事だから、いろいろシビアなケースもあるだろうが、依頼する側もケアマネージャーと良好な関係が保てるよう心がけた方が幸せに過ごせるのではないかと思われる。


介護支援専門員 Wikipadia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E6%94%AF%E6%8F%B4%E5%B0%82%E9%96%80%E5%93%A1