さまざまな事件や出来事を通じ、すべてが浄化され、本来のあるべき姿に向かうことが何より大事なことです。
《絵本「ウォーリーをさがせ!」が世に出たのは1987年のことだ。人が入り乱れた絵の中から主人公の青年を見つけ出すゲーム感覚が受け、世界中で大ヒットした。それから27年。日本で今「スズキ君とノノムラ君をさがせ!」が流行の兆しを見せている
鈴木章浩東京都議はセクハラやじ、野々村竜太郎元兵庫県議は号泣会見でお茶の間の話題をさらった。「きっとうちのまちにも同じような議員がいるはずだ」と国民の探求心に火が付き、各地で第2のスズキ君、ノノムラ君探しが始まった
国会審議中に女性議員に「子どもを産まないと駄目だ」とやじを飛ばした衆院議員、ツイッターで議論相手を「死ね」とののしった東京都中野区議らが発掘され、国民的探索活動は着実に成果を上げている
鈴木議員と野々村元議員の功績を一つ挙げるなら、議会の闇を世間にさらしたことだろう。前者は議会の品の無さ、後者は政務費支出のうさんくささを知らしめ、国民の監視の目が向くきっかけをつくった
野々村元議員の件は刑事事件に発展した。警察は告発を受けて1週間という異例の速さで家宅捜索に踏み切った。今の警察はどうすればお茶の間にアピールできるかを計算して仕事をしている。議員はお茶の間パワーを見くびらない方がいい》
(河北新報 “河北春秋” 7月20日)
現代社会は、「行動」や「結果」が問われます。しかし、残念ながらこれは表面でしかありません。物事の本質は、より内的なものです。目に見えない「意図」や「動機」が何より注目され、貴重視されなければなりません。
ここに注目すると、今まで霧がかかり、漠然といていたものが明確に示されます。
今、突然の号泣で俄然注目を浴びている野々村竜太郎前兵庫県議会議員。彼は1966年7月29日生まれ
この1年間を通じて「浄化」の現象が次々に起こることを意味しています。それを考えれば、今回の問題は起こるべくして起こったといえそうです。
号泣事件は、2005年11月に起こった「構造計算書偽装事件」とどこか似かよっています。今後、政務費等に関しても監査の目がかなり厳しくなるにちがいありません。
これ以上、スズキ君、ノノムラ君が出てきませんように・・・。
「どんなに勉強してもどうしても英語が上達しない人は、もう英語は勉強しないと決め、代わりに電子辞書を誰よりもスピーディに使いこなせるようにする。というような努力の矛先を変えることが大切です。
自分は何ができるか見極めると同時に、何ができないのかを見極めることも大事だと思います」
サントリーラグビー部を頂点に導いた清宮克幸(きよみや かつゆき)氏の言葉です。
自分の長所に絞りに絞ることで、進む方向が明確に見えてきます。大事なことは、天に尋ね、そして自分の心の奥底に尋ねてみましょう。自ずと答えは出るのではないでしょうか。
絞りに絞り、そこにすべてのエネルギーを注入しましょう。必ず、動きが生ずるでしょう。
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