疲れたと感じたら、考えない、思わない
 いつものように毅然としていられなくなったら、疲れている証拠だ。

疲れていると、わたしたちは溜め息をつき、愚痴を口にし、後悔を口にし、ぐるぐると似たようなことを考え、そのうち憂鬱なことや暗いことが頭の中を勝手に動き回るようになる。

 それは毒を吸うようなことだから、疲れたと感じたら、考えることをやめ、休んだり寝たりするに限る。

 そして、また毅然として活動できるように明日に向かって備えよう。

(同上『超訳 ニーチェの言葉』より)


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