データの意味
データに意味があるかないかが
最大の問題である。
情報処理能力の増大とマネジメント手法の発展にともない、データの設計能力が急速に向上しつつある。しかし、そのことはマネジメントの向上にいかなる意味をもつか。データの設計能力の向上をマネジメントの向上に結び付けるには何が必要か。というのは、データはあくまでも目的に対する手段であり、目的はマネジメントそのものにあるからである。
データは、一人ひとりの人間の動機づけにつながらなければならない。データによって得られる情報が行動につながるには、その情報が知覚に翻訳されなければならない。さらに、人間組織においては、もう一つの複雑さ、つまり不確実性なるものが存在する。社会的事象に対する人の反応は、予測が不可能である。
収益悪化のデータは値上げを意味しない。売上げ減のデータは値下げを意味しない。そもそもデータが示している事象に意味がないかもしれない。たとえ意味がったとしても、その意味がわかるとはかぎらない。
(『マネジメント-課題、責任、実践』)
ACTION POINT
マネジメントに使っているデータを再点検してください。
組織としての成果に直接かかわりないデータをとってはいけません。
今の会社のステージでは、何が正解で、何が不正解なのか分からない。
システムが出来上がっている仕事は、
時間をかければかけるほど成果につながっている。
今は時間をかけて仕事をしても成果につながらない。
何をすれば成果につながるのか試行錯誤している。
いろいろデータを取ってはみるが、それが成果につながる何を示しているのか分からない。
早くこのステージを脱し、新しいステージに挑まないといけない。