本当に必要で、そしておいしい食べ物
健康であるために必要な食べ物を必要量だけ食べる。
でもそれだけでは足りなくておいしく頂きたい、と思う。
独身時代は、普段は「低カロリー第一主義」、外食や旅行先などでは「美味追及」
程度が食に対する姿勢だったけれど、結婚するとそうはいかない。
何しろ、夫となる人は、この先ナノが作るものを食べて生きて行くんだわ、と
えらく責任を感じたものです。
当時のバイブルは丸元淑生さんの本でした。
正解だったと思います。
食事のなかみに本当に体に必要なものが充足していれば、体は満足する。
それからも、いろいろな方の著書を読ませていただきました。
私の狭い読書範囲の中だけですが、「よい食事の定義」をおおまかにいえば、
「精製されていない穀物+大量の野菜+オプション(豆、海藻ほか)を少量とる」
ということのようです。
実際私も、自宅での食事はそのように心がけています(^-^)/
個人的には、確かに動物性の食べ物を避けたい気持ちはあります。
多分もう古典なのでしょうが、例のポール・マッカートニーのVTRも観ました。
しかし、やはり、時折いただくお肉は美味しいのです。
目の前のお皿に届くまでのプロセスは承知しながらも。
食事の中で「味」「栄養」を抜きにするわけにはいかないけれど、
その食べ物はどこからきたもの?
わたしはなぜその食べ物を選んだ?
今、ナノは、食べる、ということの持つ様々な側面にやっと気づいた。
今わかることは、「おいしい」「栄養がある」だけでは十分じゃないということ。
その前に考えるべきことがある。
毎日してきたことなのに、知らないこと分かっていないことがどれほどあるか。
よーく考えたいと思います。