普段と同じ…穏やかな午後…のはずが。
「緊急地震速報」の不気味なサイレンから数秒…たちまち未曾有の大災害が起きました。
自分より背の高いキャビネの戸が一斉に開き、資料が飛び出して来る。
nicoの座席の背後は、大きなガラスの壁、今にも割れそうにガタガタと音を立てる。
かつてない激震に、阿鼻叫喚の巷。
突然のことに、何もできず、机の下に体を潜める…。
仲間と声を掛け合いながら、静まるのを待つ。
「早く止まって」
…生まれて初めて、大地に強く祈った瞬間でした。
揺れが止まった後、直ちに社屋の外に避難したものの…。
余震は激しく、まるで船の上にいるような不安定な足元。
広場から見える駅前の高層タワーマンションは、左右にグワングワンとしなる。
会議室に転がった時計は、地震発生時刻の2時46分を示したまま。
そして何より、テレビに映し出された震源付近、東北地方の惨状には言葉を失いました。
滑走路や田畑をあっという間に覆いつくし、建物や車をたやすく丸飲みにする、茶色の濁流。
工場や家屋を、これでもかとばかりに燃やし尽くす赤い火柱と黒煙。
時間が経つにつれ、被害状況が増していきます。
今までに見たことのない、おぞましい現実。
自然の力の大きさ・強さを見せつけられました。
人間は自然の恵みによって生かされている。
自然への畏怖・畏敬は持っていなければならない。
だからって、こんなひどいこと、することないじゃないか。
…一人でも多くの方が、無事であることを祈っています。










