わたしはよく河川敷を走る
今まで幾度となく調整してきたフロントディレイラー
はじめはワイヤーとの関係性が全く理解できなかったが
次第に仕組みがわかってきた
しかし
どうしても微妙にインナー側にチェーンが擦れるのが気になる
アウターギヤの1速は最もたすき掛け状態になるため
あきらめていたが
せめて2速は擦れないようにと試行錯誤してみたが
調整の幅にも限界がある
そこで
フロントディレイラーを上位モデルに交換すればこの問題を
解消できるのではないかと思ったが
どのモデルでもこの症状はあるようだ
色々調べていくうちにコントロールレバーの機能に
「トリム機構」
というものがあることを知った

アウターギヤに入れるとレバーのインジケーターは左に位置する
その状態からインナーギヤへ入れるレバーを軽く押すと
「カチッ」とインジケーターが少しだけ右に動き
ディレイラーも少しだけインナー側へと動く
これにより今までディレイラーに少し干渉していたチェーンが
擦れなくなった
この動きはフロント2速3速兼用コントロールレバー特有の
ものだとずっと思い全く気にしていなかった
改めてこのレバーは精密にできていると関心させられた
そして
この機能はワイヤーの張りをうまく調整できることが前提に
なるのではないだろうか
それにしても
随分長い期間こすれていたので
すっかりチェーンに傷がついてしまっている
現在4000kmを越えたデュラエースだが
チェーンチェッカーをあててみてもまだ0.75%も嵌まらない
デフォルトでついていたものは3000kmで伸びていたので
性能の差は歴然としている
これからはアウターローも気持ちよく使えそうだ
ロードバイクは面白い