事件から4ヶ月近く経って、やっとお参りへ。


今日は亡くなった岡林優空君の、本当なら8歳を迎えるはずの日。
お誕生日だから、手紙と花を持ってバスに乗って事件のあった下田川へ。
土地勘ないし、方向音痴も加わってるから、バスの中でもひたすら窓に張り付き状態

下田川が見えてきて、ヤレヤレと思いきや、バスは下田川を背に南へ~

慌てて運転手さんに、「下田川に行きたいんです
」と訴えると、南にある住宅街を回って下田川に戻るとの事。

事前に路線図やら、料金やら調べてたんだけど、行った事ないんで不安だらけ
下田川が再度見えてきた途端、お花や沢山並んだジュースが…。

優空君がお父さんに食べたいとおねだりしていたカステラや、お菓子、ジュース、たくさんの方が優空君と話に来てるんだなぁ。
今日の高知の最高気温は15℃。川に近付くと嫌な臭いが川面からあがってくる。冬の今でもこうだから夏場はもっと臭うと思う。
ひとしきり優空君とお話して、バス亭をたどり稲生小学校まで歩いてみた。
方向音痴でも、バス亭目印にしてたら迷わないかな~と

この道を優空君も歩いたかな?
この景色を優空君も眺めてたかな?
思いつつ稲生小学校を目指してる途中、2度ほどパトカーとすれ違う。
この事件以来、警察に良い感情が持てないし、ここ回ってるって事は東署なわけで、おもわずイラッと…なりかけたけど、優空君のお誕生日だし、「今日だけは嫌な事、妬ましい事考えずに」とお父様がおっしゃってたからイライラモードは封印

しばらく歩くと、子供の楽しそうな声が聞こえてきた。
遊んでる子供を撮るわけにいかないので、学校と遊具をパシャリ

ここで、あんな風にお友達と遊んでたのかな?
この遊具で遊んだりしたかな?
子供の笑顔や笑い声が切なくなるなんて思わなかった。
トボトボと来た道を戻って、もう一度優空君とお話して帰りのバスへ。
優空君と会った事のない私でさえ切ないのに、あっちこっちの景色の中に優空君の姿が浮かぶご家族はどれだけ辛いかなぁ。
改めて、どんな力が動いてようと諦めない
と強く思った。
