おカネを貯められる人になりたい――そう願う人は、いったい何をすべきだろうか。
意気込んで新しく貯蓄メソッドを始めるのではなく、
当たり前のようにしている習慣を「やめる」ことからスタートしたほうがいいのでは。
貯まらない人の生活に、浪費トラップが無数にある。
よかれと思って選択していることが、大事なおカネを減らしているかもしれない。
毎日の「寄り道」をやめる
用事もないのについ立ち寄ってしまう場所はないだろうか。
近所のコンビニ、カフェ、レンタルDVDショップ。
特におカネを使うつもりはなかったのに、そこを出るときにはなぜか手に買い物したものを持っている。
1日に使う金額はわずかでも、じわじわおカネを食っていく。
寄り道グセがある人は、まず立ち寄る回数を減らすことから始めてみては。
愚痴を聞くための飲み会をやめる
社会人たるもの、部下や後輩の愚痴を聞いてやるのが先輩の務め、と考えるのはわかる。
しかし、お酒が入ると話が長くなるうえ、たいてい解決はしない。
今更やめたらもったいないと思う支払いをやめる
やめたらもったいない」という発想は多くの人にある
これまでつぎ込んだコストを無にはできないという理由で続けてしまう。
毎週少しずつ部品が届くプラモデル、子どもがあまり乗り気でないピアノのお稽古、
効果がイマイチはっきりしない健康サプリなど。今やめても、将来やめても、払ったおカネは戻ってはこない。
決断はお早めに。
「自分へのご褒美」という言い訳はやめる
ムダ出費の典型が「自分へのご褒美」
慌ただしく働いているのだから、たまの息抜きにおカネを使うことはまったく悪くない。
しかし、こんな言い訳をするのは、どこかに罪悪感がある証拠でもある。
これは使いすぎでは……という心の声に対し、でもいいよね?
と押し切るための方便が「ご褒美」だから
どんな家計簿にも「自分へのご褒美」という項目は見たことがない。素直に、〇〇費と認めましょう。
貯蓄型の保険に入るのはやめる
保険とは、万が一のときにおカネ(保険金)が受け取れるもの。
その「万が一」がなくてもおカネが返ってくるとなれば、その分の原資は保険料に上乗せされている。
しかも円建ての場合、この低金利下では相応の保険料を払ってもらわなければ、
満期に戻す金額まで増やせない計算になる(だから保険会社は今、外貨建ての保険を全力でお勧めするのだが)。
満期まで寝かせるデメリットをもっと考えたほうがいい。毎月かかる支払いにはシビアになるべき。
おカネについてのアドバイスを親に聞くのはやめる
親世代のマネーリテラシーは、残念ながら右肩上がりだった昭和の認識のままだ。
家を買ってこそ一人前だし不動産は値上がりするもの、教育費を貯めるなら学資保険がベスト、
我慢して定年まで働けば給料は上がっていく…これらは今も通用する常識とは言えない。
おカネの相談は親ではなく現代のマネー知識を持つ相手にしたほうが平和だし、ためになる
新しいことを始めるより、今やってしまっている何気ない習慣を見直しましょう。
その方が効果的かも・・・