なんとなくだるい時、身体の関節をポキッと鳴らすと、

スッキリした気分になるという人は多いと思います。

しかし、関節を強く曲げ伸ばしすると音が生じる理由について、

ハッキリしたことは今まで誰にも分からなかった。

ずっと分からなかった! ポキポキの正体は?

 人体の大きな謎のひとつだった「関節が鳴る理由」を解き明かし、

今月15日にオンライン・ジャーナル「PLOS ONE」上で発表したのは、

カナダ・アルバータ大学でリハビリ医学を教える

グレッグ・カウチャック博士の研究グループ

 

昔の医師たちは音が鳴る理由について、関節が急に引き離された結果、

滑液(関節の動きを滑らかにしている粘性のある液体)の圧力が低下し、

気泡のような空洞部分が形成されるためではないかと推測した。

それから24年後の1971年、英リーズ大学の研究者たちは、

その仮説を検証しようと同様の実験を試みた。

しかし彼らは、滑液に気泡が形成されることで音が鳴るのではなく、

関節腔内にあった空気が素早く弾けることで音が鳴るのではないか、

という別の答えに辿り着いてしまう。

しかし結局、どちらの説も実証されたわけではなく、

確実なことは分からずじまいとなっていた。

そして今回、カナダの研究グループが、長年の論争に決着をつけるべく

現代のテクノロジーをもって謎に挑んだ。

そこで判明したのは、関節が急激に引き離されると滑液の圧力が下がり、

まるで炭酸飲料のようにガスの気泡が生じている事実だった。

そして、下がった圧力を戻そうとする力によって、

ある瞬間に滑液が一気に隙間へと流れ込み、

ポキッという音を生じさせるとともに気泡が消えていた。

 

博士が実証した「関節が鳴るメカニズム」は、

1947年にロンドンの医師らが立てた仮説が

おおむね正しかったことを示唆しているという。

 

これが何に役立つかはわかりませんが、

いろいろなメカニズムが解明されていく事により

新たな発見などに繋がるかもしれません。